渡辺ひろゆき市議が住む赤井地域の集会所で、「大震災と原発事故を語りあう」つどいがありました。党の平北部後援会の主催です。
渡辺市議、伊東達也さんとともに参加し、お話ししました。
3月11日から市内を歩き、とりわけ原発事故後に寄せられた原発事故への不安や怒りの声、原発事故の影響で売上が落ち込む事業者のみなさんの訴え、事業所閉鎖で解雇されたかたの声など、ありのままに報告しました。
あわせてこの原発事故が、共産党や市民団体、学者などの指摘や警告をまったく無視し続けた結果であり、人災であることを明確にさせ、事故がなかったならばあったはずの収入を全面的に補償することがあたりまえであることを認めさせよう、と強調しました。
みなさんの関心はやはり放射能の影響です。「週刊誌の新聞広告を見ていたら、発表される環境放射線量値が過小なんじゃないかと不安になった」、「野菜を栽培していて、きょうも雨を期待して苗を植えたが、心配ないだろうか」、「広いいわき市で、1か所の測定値だけを代表させて問題ない、というのは問題じゃないか」などなど。
こうして網の目で語りあう機会をもち、放射能問題・原発問題について市民レベルで考え、理解を深めることの大切さを強く感じます。と同時に、市民のこうした不安に応えないばかりか、不安を助長するばかりの日本政府の言動って、なんなの? 2年前まで原発推進で政権を担ってきた自民党は責任を果たす行動をしているのでしょうか? 国会議員も福島県議会議員も。あきれてばかりいられないのですが、毎日、そう思っています。