大震災と原発事故を語りあう/関心が高い放射能

渡辺ひろゆき市議が住む赤井地域の集会所で、「大震災と原発事故を語りあう」つどいがありました。党の平北部後援会の主催です。

渡辺市議、伊東達也さんとともに参加し、お話ししました。

3月11日から市内を歩き、とりわけ原発事故後に寄せられた原発事故への不安や怒りの声、原発事故の影響で売上が落ち込む事業者のみなさんの訴え、事業所閉鎖で解雇されたかたの声など、ありのままに報告しました。

あわせてこの原発事故が、共産党や市民団体、学者などの指摘や警告をまったく無視し続けた結果であり、人災であることを明確にさせ、事故がなかったならばあったはずの収入を全面的に補償することがあたりまえであることを認めさせよう、と強調しました。

みなさんの関心はやはり放射能の影響です。「週刊誌の新聞広告を見ていたら、発表される環境放射線量値が過小なんじゃないかと不安になった」、「野菜を栽培していて、きょうも雨を期待して苗を植えたが、心配ないだろうか」、「広いいわき市で、1か所の測定値だけを代表させて問題ない、というのは問題じゃないか」などなど。

こうして網の目で語りあう機会をもち、放射能問題・原発問題について市民レベルで考え、理解を深めることの大切さを強く感じます。と同時に、市民のこうした不安に応えないばかりか、不安を助長するばかりの日本政府の言動って、なんなの? 2年前まで原発推進で政権を担ってきた自民党は責任を果たす行動をしているのでしょうか? 国会議員も福島県議会議員も。あきれてばかりいられないのですが、毎日、そう思っています。

中村哲さん/「いわきの皆さんを応援」/緊急講演会

「いわき市九条の会連絡会」主催による緊急講演会が開催されます。

今度の水曜日、25日のことなので、お知らせも緊急です。

もともと今年は、福島県九条の会が5月22日のきょう、いわき市の「アリオス」を会場に中村哲さんをむかえて講演会を予定していました。が、大震災と大規模余震の影響で会場が使用不可状態となり、中止となっていました。

講師を予定していた中村さんから、「ぜひ、被災されたいわき市の皆さんを応援したい」との連絡があり、緊急の講演会企画となりました。

会場はいわき駅前「ラトプ」6階会議室1、時間は午後6時半からです。講演前に「アフガンにおけるペシャワール会の活動」の上映もあります。

九条の会連絡会緊急講演会110525