ボランティア/塩屋崎灯台と美空ひばり/全面賠償

きのうからあしたまでの3日間、兵庫県と群馬県の党のみなさんが、水害にあった家の泥かき、床下の海砂の撤去、家の前のガレキの分別や撤去などのボランティアに来てくれています。

出かける前の芦屋のみなさんと。

きょうは豊間地区に入りましたが、2か月以上たっても、片づけがなかなか進まないのが現状です。

塩屋崎灯台近くの「永遠の美空ひばり像」は、あの大津波のあとでも、前に立つとちゃんと歌声が流れ出します。

平市街地の食品卸問屋さんに寄ると、「4月の売上は昨年の7割台、今月はゴールデンウィークはぜんぜんダメで、現時点で6割台。完全な赤字で従業員の雇用もむずかしい。原発事故がなければこんなことにはならない。補償の対象ではないのか」と。

「原発事故がなかった場合の収入と、現実の収入との差をすべて賠償するのが筋で、そのことを声に出すことがいま大事なこと」と伝えました。

この「全面賠償」の原則を国は明確にすべきです。