定時定点/「機密費が配られてる」/街中街宣

朝8時をはさみ、月曜日はわが家近くで定時定点の街宣。今まで気づかなかったかたがたからも手を振っての声援。

いったん家にもどり、午前中は地元の後援会員とお知り合いを訪問しました。高校恩師や自治会役員からも期待の声をかけられました。

「共産党はマスコミがなかなか取り上げない」みたいな話をある自営業のかたと話したら、「そりゃぁ機密費がマスコミ関係者に配られているんだから当然のこと」と鋭いご意見。

午後は2人の後援会員といっしょに平街中の7か所の街頭から。

「建物のなかにいたら声が聞こえたから」と出てきて声援していただくかた、「店の中で話は聞かせてもらったよ、応援するからがんばって」といってくださるお店のかた、「東京で赤旗を読んでいて、また最近読み始めたよ」と「報告」(?)に出てきてくれるかた、それに手を振っていってくださる多くのドライバーのみなさんにきょうもまた元気をいただく思いです。

ポスター/訪問/文字に残せない/隣組懇親会

朝7時過ぎ、地元の後援会員から電話があり、「ポスターを立てたいので手伝ってほしい」と。喜び勇んで駆けつけました。

午前中は、お隣の住宅地の後援会員とお知り合いを訪問。来月上旬には私が「話し手」となるつどいを予定していることもあり、その案内です。

それにしても鳩山首相と民主党政権への怒りは相変わらずたいへんなものがあります。かつて、小泉首相のときや麻生首相のときにも、彼らがテレピに登場すると、テレビをたたくとかチャンネルを変えるとかの話をしばしば聞いたおぼえがありますが、それどころではありません。

文字に残すことすらはばかられる憤りの言動がほとんどのかたからぶつけられます。ちょっとただ事ではない状況です。

午後は年に一度の隣組懇親会。ご近所でありながら、なかなか日ごろはお会いできない現代社会ですが、貴重な機会です。また新たな機会を持てそうな懇親会でした。

その後はペロと散歩。懇親会での余韻を覚ます目的もあります。

買い物/運転席からの声援/怒り・悩み・期待

午前中はわが家のファクシミリ用インクリボンやパソコン用印刷用紙などの家庭用品、ペロの食事やおやつなどの買い物をしてからアクアマリンへ。

午後は四倉地域の後援会員といっしょに7か所の街頭から訴えました。路地に入り込んでの宣伝でしたが、すれ違う車の運転席からの声援が多く、たいへんうれしく思います。

ともかく、きのうの日米共同発表による民主党の公然たる公約破りに憤りながら、怒りに声が震えたりしないように冷静に話したつもりです。

アメリカにきちっとモノが言える政党なのかどうか、財界に対して社会的責任を果たすようはっきりと言える政党なのかどうか、参院選ではきびしく問われることを訴えました。

夕刻は平地域の団地後援会員とお知り合いを訪問。民主党政権の怒りが日々高まっています。そしてどうしたら日本の政治を国民本位に変えられるのか、悩みが広がると同時に、話せば話すほど共産党への期待が強まることを感じます。

辺野古の海/生き物の多様性に富んだ海/基地の海

アクアマリンふくしまへ行ってきました。

駐車場はいっぱいでやっと空きを見つけました。大型バスも10台入っていました。

「辺野古・大浦湾の海」の企画展では生き物たちの写真が700枚以上。水深が深く、ラッパ状に切れ込んだ形をしている湾内の海底の模型があり、「湾内には干潟、海草藻場、砂・泥地、サンゴ礁といった様々な環境ができて、これが多くの生き物たちのすみ場所になったのです」と説明があります。

絶滅の恐れのある海のほ乳類ジュゴンの餌場になっていること、世界的に見ても貴重な巨大なアオサンゴ群集が07年に発見されたこと、さらに09年の調査では新たに35種以上のエビ・カニ類も発見され「生き物の多様性に富んだ海」と紹介されています。

「新聞・テレビで毎日のように『基地の海』として登場する」この海が、「とてもたくさんの生き物たちがくらす」海であることを多くのみなさんに知ってほしいと願った企画点です。

ついでながら、「シーラカンスの世界」の部屋では、ガイドさんに教えてもらって初めて気づいたシーラカンスの姿。

ぜひご覧ください。

最悪の選択/辺野古/アクアマリンふくしま

28日の日米共同発表では、普天間基地に代わる新基地について「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域」と明記。

「国外、最低でも県外」の公約を完全に反故にしました。

同じく「発表」では、自公政権時代の「再編案を着実に実施する決意を確認」しました。

米軍再編について「見直しの方向で臨む」公約も当然に完全に反故です。

そのうえ「発表」は、訓練の規模、内容について何の規制もないまま「二国間及び単独の訓練を含め、米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充」とし、移転先に「徳之島」を明記し、「日本本土の自衛隊の施設・区域も活用」としました。

自公政権時代よりも危険な後退というほかありません。

そもそも普天間基地は、1945年3月下旬に米軍が沖縄に上陸して地上戦が始まり、住民の土地を強奪し、同年6月に日本本土を攻撃するために建設されました。

ハーグ陸戦法規には、戦闘状態でも、敵国の民衆の財産権は侵害しない、戦闘が終わったら速やかに返還するべき、と規定されています。

こんな基地は無条件に撤去し、返すのが当たり前で、返すのに条件をつけることなど盗っ人たけだけしい行為なのです。

これに対してものが言えないのは、自公政権も民主党政権も「海兵隊=抑止力」という虚構に呪縛されているからです。

今の海兵隊の主任務はアフガニスタンでの「対テロ」戦争であり、他国との訓練などで年間の半分以上は海外展開しているのが実態で、日本を守る「抑止力」どころか、世界各地の紛争地に殴りこむ戦争力です。

いま、「アクアマリンふくしま」では、来年の5月11日まで「辺野古・大浦湾の海」展を開催中です。

4方向/農村訪問/活発な懇談

けさの定時定点の街宣は、4方向からの車が交差するバイパスの出入り口。それぞれからの通勤者のみなさんが手を振って声援してくれる姿にほんとうに励まれます。

この地域の後援会員3人が旗持ちに出てきてくれました。

午前中は小川地域の山間地農村部を中心に党支部長と訪問しました。開口一番、「自民もダメなら民主もダメ、共産党だけじゃないか」とおっしゃるかた、「民主党公約が選挙目当てで、ウソだったことがわかった」とおっしゃるかた、「政治に関心はないが、いつも来てくれるのは共産党だけなので共産党にしか投票していない」というかたもいらっしゃいます。

午後は平地域内で渡辺ひろゆき市議と「党との懇談会」に参加。

国保税値上げ条例のこと、健康保険制度を事業主負担なしの「一本化」が言われている問題、辺野古基地ではアメリカ政府に対して共産党しか民意を直接伝えていないこと、自民党を抜け出して選挙のためだけに生まれている新党のこと、「タレント候補」による票頼みの政党のあり方、官房機密費がジャーナリストにも渡されて世論操作されていた疑い、アメリカにも財界にもものが言えなければ政治は変えられないことなど、実に有意義で活発な懇談ができました。

お医者さんや教師/市役所/保健福祉・市民協働

【今月】

けさの定時定点の街宣は市内では大きな住宅地から出勤のために降りてくるみなさんと、小名浜・平方面へそれぞれ向かうみなさんが交差する場所。

自転車通勤のお医者さんが「お~い、がんばれよ」と手を振っていってくれたり、私が高校現役のころからの教師が声をかけていってくれたり。それだけではないんです。

きょうは市役所に勤める高校同期のみなさん、県議現職時や医療生協の仕事でお世話になっている部署のみなさんにごあいさつにまわりました。

市立病院の民間譲渡をめぐっては昨年度末に激しく議論を交わしましたが、今後も市民の医療を守るために意見を交わすことを保健福祉部長と確認できました。

市民協働部というのは、その名のとおり、はなはだ守備範囲が広いのですが、ここでも率直な意見交換ができました。まっ、はっきり言えば雑談なのですが。

長寿介護課や国保年金課では医療生協としてもお世話になっており、なごやかに懇談できました。職員のみなさん、ありがとうございました。

高校同期のみなさんは、本庁外の勤めがけっこう多く、またうかがいます。

なんということはないのですが、先月下旬と今月のわが家の庭のキンモクセイの葉。

【先月】

パラドックス

『パラドックスの悪魔』(池内了著、講談社)を読みました。

パラドックスの代表とされるゼノンの「アキレスと亀」の話もあるように、古代ギリシャの哲人たちが投げかけて以来、2500年の歴史をもつパラドックスです。知的ゲームとして、あるいは現実の矛盾をあばき出すものとして使われてきました。

本書では、ギリシャの時代にさかのぼりながら、現代社会がはらんでいるパラドックスをまとめているのですが、次の展開を予想させるような感じです。

修辞法のパラドックス、物理学のパラドックス、生命世界のパラドックスの話もさることながら、エコポイントで大量消費と大量廃棄をおしすめるパラドックス、使えない核兵器に莫大な金をかける「抑止力」のパラドックス、何万年も先の未来の世代まで負の遺産を背負わせる原発のパラドックスなど、「今を大事にしすぎるがために、未来のことを考えなくなってしま」った現代社会のありようを深く考えさせられます。

著者は宇宙物理学が専門の研究者です。

「寒い」/心暖まる/経営でなく制度の問題

水曜日朝は福島高専近くの街道沿いでの定時定点の街宣。雨降りのうえ、気温もきのうとはうって変わった低さで、宣伝カーを運転してくれて旗持ちをしてくれたかたも、「寒い、寒い」の連発でした。

手をあげて行ってくれるかた、微笑んで行ってくれるかたに心が暖まります。

午前中は内郷地域へ。この間の行動の交流がたいへん有意義でした。

午後は社会福祉法人・楽寿会の役員会に出席。昨年度の事業と決算がメインの議題でした。

特別養護老人ホームを中心に、短期入所、通所介護、訪問介護、訪問看護、居宅介護支援事業、配食サービス事業を展開していますが、正規職員が6割と高いこと、給食を直営としていることが人件費比率の高い要因でもあります。

福祉施設においては、入所者や利用者との対人関係がたいせつであり、なおかつ、職員のチームワークが不可欠であり、食事はそれぞれの人たちにふさわしく調理できる直営であることが最善であることはいうまでもなく、これが経営圧迫の要因になるとは、施設経営の問題でなく、制度の問題なのです。

雇用を奪う政治体感/票を棄てるより共産党

朝は小名浜の定時定点。小名浜地域の各後援会が週ごとに担当して出てきてくれています。

毎朝のあいさつのようにニコッ、と手をあげて行ってくれるかたもいます。

きょうは山間地に近い農村地域を訪問しました。

私と同世代のかたは仕事がなく、「政治が非正規労働を増やす政策をとり、雇用の場を奪っていることを体感している。共産党にがんばってもらいたい」と訴えられました。

またあるかたは開口一番、「もうあきれた! 棄権することにした!」と。あれこれ話すと、「やっぱり棄てるよりは共産党に投票する」と。

「私が未成年のころから、兄が熱心に共産党を応援していて、なんとなく信頼していたが、やっぱり共産党だ」とおっしゃるかたも。

ともかく、歩いて、対話を重ね、政策を話せば、マスコミがほとんど報じない共産党の姿が広がります。

あるお宅のシャクヤクの花と松。