買い物/運転席からの声援/怒り・悩み・期待

午前中はわが家のファクシミリ用インクリボンやパソコン用印刷用紙などの家庭用品、ペロの食事やおやつなどの買い物をしてからアクアマリンへ。

午後は四倉地域の後援会員といっしょに7か所の街頭から訴えました。路地に入り込んでの宣伝でしたが、すれ違う車の運転席からの声援が多く、たいへんうれしく思います。

ともかく、きのうの日米共同発表による民主党の公然たる公約破りに憤りながら、怒りに声が震えたりしないように冷静に話したつもりです。

アメリカにきちっとモノが言える政党なのかどうか、財界に対して社会的責任を果たすようはっきりと言える政党なのかどうか、参院選ではきびしく問われることを訴えました。

夕刻は平地域の団地後援会員とお知り合いを訪問。民主党政権の怒りが日々高まっています。そしてどうしたら日本の政治を国民本位に変えられるのか、悩みが広がると同時に、話せば話すほど共産党への期待が強まることを感じます。

辺野古の海/生き物の多様性に富んだ海/基地の海

アクアマリンふくしまへ行ってきました。

駐車場はいっぱいでやっと空きを見つけました。大型バスも10台入っていました。

「辺野古・大浦湾の海」の企画展では生き物たちの写真が700枚以上。水深が深く、ラッパ状に切れ込んだ形をしている湾内の海底の模型があり、「湾内には干潟、海草藻場、砂・泥地、サンゴ礁といった様々な環境ができて、これが多くの生き物たちのすみ場所になったのです」と説明があります。

絶滅の恐れのある海のほ乳類ジュゴンの餌場になっていること、世界的に見ても貴重な巨大なアオサンゴ群集が07年に発見されたこと、さらに09年の調査では新たに35種以上のエビ・カニ類も発見され「生き物の多様性に富んだ海」と紹介されています。

「新聞・テレビで毎日のように『基地の海』として登場する」この海が、「とてもたくさんの生き物たちがくらす」海であることを多くのみなさんに知ってほしいと願った企画点です。

ついでながら、「シーラカンスの世界」の部屋では、ガイドさんに教えてもらって初めて気づいたシーラカンスの姿。

ぜひご覧ください。

最悪の選択/辺野古/アクアマリンふくしま

28日の日米共同発表では、普天間基地に代わる新基地について「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域」と明記。

「国外、最低でも県外」の公約を完全に反故にしました。

同じく「発表」では、自公政権時代の「再編案を着実に実施する決意を確認」しました。

米軍再編について「見直しの方向で臨む」公約も当然に完全に反故です。

そのうえ「発表」は、訓練の規模、内容について何の規制もないまま「二国間及び単独の訓練を含め、米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充」とし、移転先に「徳之島」を明記し、「日本本土の自衛隊の施設・区域も活用」としました。

自公政権時代よりも危険な後退というほかありません。

そもそも普天間基地は、1945年3月下旬に米軍が沖縄に上陸して地上戦が始まり、住民の土地を強奪し、同年6月に日本本土を攻撃するために建設されました。

ハーグ陸戦法規には、戦闘状態でも、敵国の民衆の財産権は侵害しない、戦闘が終わったら速やかに返還するべき、と規定されています。

こんな基地は無条件に撤去し、返すのが当たり前で、返すのに条件をつけることなど盗っ人たけだけしい行為なのです。

これに対してものが言えないのは、自公政権も民主党政権も「海兵隊=抑止力」という虚構に呪縛されているからです。

今の海兵隊の主任務はアフガニスタンでの「対テロ」戦争であり、他国との訓練などで年間の半分以上は海外展開しているのが実態で、日本を守る「抑止力」どころか、世界各地の紛争地に殴りこむ戦争力です。

いま、「アクアマリンふくしま」では、来年の5月11日まで「辺野古・大浦湾の海」展を開催中です。