あたたかい声援/「いい話」/若いお母さん/「あきれてる」

金曜日朝は、三方向からの車が交差するバイパスの昇降口での定時定点の街宣。

連日、それぞれの地域の後援会員が旗持ちに出てきてくれ、ほんとうにありがたいばかりです。通勤されるみなさんからの声援もあたたかい。

午前中は小名浜地域の8か所の街頭から訴え。3か所の公園にはゲートボールをしたり、子ども連れで遊びに来ていたり。みなさんに聞いていただきました。

ある場所では最初から最後まで聞きに出てきてくれるかた。「いい話だった、応援してるよ」と声を毛ていただきました。

午後も小名浜地域3か所で。ある公園では聞いていただいていた10人ほどのみなさんと対話。「福祉では共産党がいちばんだと思っている」という高齢者、「安心してあずけられる保育と安心して子育てできる政治にして」と若いお母さんたち。

別の公園では、お孫さんと遊ぶおばあさんが両手を振っての声援、また別なかたが話し終えると拍手。宣伝カーを5~6人の子どもたちが取り囲み、話し終えると握手攻めにあいました。

ある子は、「お母さんが、今の首相にはあきれてる、と言ってるよ」と教えてくれました。

森と海

『森が消えれば海も死ぬ[第2版]』(松永勝彦著、講談社ブルーバックス)を読みました。

1993年の初版で明らかにした森林の役割の考え方が全国に広がり、漁民が森を育てる活動の科学的根拠ともされている、とのこと。

それから15年以上が過ぎ、多くの研究成果を取り入れた改訂版です。

日本の沿岸域が、およそ1000kmにわたって海藻も育たない不毛の砂漠となった原因は、森林伐採が進み、残された森林も適切な間伐がなされていないこと、と指摘します。

そして、ダム、高速道路、新幹線などの建設により、多くの森林を伐採してきた公共事業の質を変え、太陽光発電、太陽熱、バイオマスエネルギー、雨水の利用、間伐、植林などの事業で雇用を確保する方向への転換を提起しています。