憲法記念日/後期高齢者・派遣労働/軍隊による「平和」

きょうは私の結婚23周年記念日ですが、憲法施行63周年の憲法記念日でもあります。

高橋あき子市議とともに、私が住む郷ヶ丘(さとがおか)から始めて、平地域7か所の街頭から、憲法を活かす政治の実現を訴えました。

民主党政権によって、廃止が先送りされた後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で差別する点で、差別を禁止する憲法14条に違反し、生きることの尊厳を奪う点で、個人の尊重を定める憲法13条に違反し、医療費削減を目的にする点で、社会保障の充実を定める憲法25条に違反します。どこから見ても憲法違反の制度だから、民主党も即時廃止を約束したのかと思ったら、選挙目当てだけだったようなのです。

労働者派遣法の改定も、製造業への派遣労働の原則禁止、登録型派遣の原則禁止は、人間らしい生活を確保することを前提とした憲法27条から当然のことです。

ところが民主党政権は、派遣労働者の8割近い人たちが規制の対象外になる改定案を出しました。使い捨て労働温存、名ばかり改定というほかありません。

憲法をないがしろにしてきた自公政治と何も変わるところがないのでは、なんのための政権交代だったのでしょう。

戦後65年になるのに、外国の軍事基地が置かれ、騒音や犯罪などの被害に国民が脅かされるなど、憲法前文や9条に照らし、許されるものではありません。

外国と軍事同盟を結び、外国の軍隊の力を借りて「平和」を語るなど、発想そのものが憲法違反というほかにないと、私は確信します。

こうしたことを力いっぱい話まくってきました。