候補者選び/読者の投稿/つい感心

訪問して話を聞くと、近づく参院選での政党の候補者選びへの疑問や批判が相次ぎます。立候補は自由ですが、もっともなご意見に私も納得してしまいます。

私が購読しているここ数日の全国紙と地方紙の読者の投稿欄に目を通してみました。

「政治とは無縁の社会における活動を続けながら国会議員の仕事に就くなどということがあれば、心ある国民は、政治とはそんなに軽いものなのかという思いを深くする」(14日付全国紙)

「票集めのお飾り、客寄せパンダなどと、あなたが呼ばれたら、私は悲しくてたまらない」(15日付全国紙)

「このような人選からしても、公党の中枢にいる人と国民の感覚に大きなズレが生じている…人選にも良識が働くべきなのに、国民を愚弄する人選」(17日付全国紙)

「政治の本質を考えない、ただ顔や名が売れていればよいという、実に安直な候補者選び…二足のわらじをはいた新参者に、何ができるのであろうか。莫大な歳費を受け取るぐらい」(17日付地方紙)

著名人が各党の候補として名前があがった頃から、対話して歩くみなさんの声はだいたいこれらの意見です。

読者の声を選択する新聞社もたいしたもんだなぁ、とつい感心しました。