「祈り、そして復興への願いを込めて」をテーマに、きょうから3日間、平(たいら)七夕まつりです。
今年で92回目で、私も小学生、中学生のころは友だちどうしでよくくり出しました。
地震での被害が残る建物、沈下した地盤などもまだ目立ちます。
建物を建て直すために更地にした土地にもテントが立ち並びました。
街中を彩る七夕飾りは120本を超えているそうです。
短冊に願いごとを書き、笹に飾りつけるコーナーもありました。
『放射能からママと子どもを守る本』(野口邦和著、法研)を読みました。
大半が見開き2ページでイラストつき。しかもそのイラストは、見てすぐできる安心対策の解説図。
国民の心を不安に駆り立てた「安全」宣言の見方から始まり、暮らしのなかで気をつけること、子どもの通園・通学・外出時に気をつけること、食べものや飲みもので気をつけること、赤ちゃんや妊娠中のママが気をつけること、そして放射線の基礎知識、最後は「すぐに役立つ放射能対策 Q&A」、巻末には「放射性物質を減らす調理法」もまたイラストで解説。
野口さんは、原発の「安全神話」とは無縁で、原子力行政にもきびしい批判を加え続けてきた、放射線防護学の第一人者。
三保恵一・二本松市長は、「科学者として倫理・良心に基づくアドバイスはいつも実際的です」と、この本を推奨しています。