新盆/「指摘のとおり」/庭の放射線量/売名/脱原発

新盆を迎えたお宅でご焼香しました。医療生協でお世話になったかた、私の政治活動でお世話になったかた、ご近所で親しくお世話になったかたがたです。

話題は当然のことですが、原発事故で暮らしががらりと変えさせられたこと、県議会議員選挙の時期などです。

私が県議現職時、県職員だったかたは、「原発事故は指摘していたとおりになりましたね」と。ご親族のみなさんもいらっしゃったので、私もつい、6年前の県議会本会議で、大地震と大津波がやってきて、原発事故が起こり、放射性物質がまき散らされるという、人類が体験したことのない破局的災害はぜったいに避けなければならない、と言って質問したことを話しました。

別のお宅では、私がズボンのベルトに引っかけている簡易放射線量測定器を見て、庭の放射線量を知りたい、と。原発事故と放射能汚染はどこでも話題です。

またあるお宅では、「こんなものが郵送されてきた」と見せてくれました。自民党参院議員と元県議から。「ご霊前にご焼香を申し上げるべき処でございますが公職選挙法によりご伺候がかないません」との書面。縁もゆかりもない議員だそうです。

こんなことにお金をかけて売名しているんでは、政治不信を広め深めるばかりです。ご本人もあきれ顔ですが、私もあきれるほかにありません。

いろんなつながり上でうかがったお宅では、「はせべさんのグループは、脱原発を言っていたのはきょうきのうの話じゃないですもんね。原発事故で私たちの業界の仕事も散々な目に合わされました」と。

今年の新盆は、まず今までにない対話の連続です。