小名浜での定時定点と訪問/激励に感謝

小名浜での定時定点の街宣後、きょうは一日、小名浜地域を中心に、医療生協でお世話になっているみなさんなどをたずねました。

6月下旬の医療生協総代会以来のかたも多く、「こんなに暑いのに」「あら、久しぶりね」の対話から始まるのですが、「今度こそは」「私も広げるからね」と、励まされます。

なかには、参院選時に初めてお会いしたかたもあれば、成り行き上、選挙のたびにたずねていたお宅もあり、さまざまなのですが、激励されるお言葉に、ほんとうに感謝です。

海岸沿いなので、鰹節屋さんもたずねました。

定時定点/清掃デー/訪問/胎動

月曜日朝はわが家にいちばん近い場所での定時定点の街宣。きょうも近所の後援会員がいっしょに宣伝に立ってくれました。

きょうは私のもともとの職場である小名浜生協病院職員の清掃デー。病院敷地内の花壇などの草むしりがおもな作業。その様子を見て、受診に来た患者さんが草刈りの効率的しかたを教えてくれたりします。

夕刻にはある団地の「しんぶん赤旗」読者や支持者宅をたずねました。

ちょうどテレピで民主党代表選報道を見ていたかたは、「民主党のあのざまにはほんとうにあきれるほかにない。自民党と何も変わらない。政治を変えるのに頼れるのは共産党しかないじゃないか」と。

また別のかたからは、「参院選では共産党の政策的提案が伝わらなかった。反対ばかりの印象を払拭してほしい。応援したい」と。

政治を変えたい、という胎動を感じる日々です。

母親大会2日目/原発、プルサーマル分科会/「原発文化」

第56回母親大会の2日目。

きのうは妻といわきから2人で福島市へ向かいましたが、きょうは妻の知り合いも参加する、ということで、きのうに続き、私の運転で会場の福島大学へ。

昼休みに、ばったりと会った会津からの参加者は、「この大学内での分科会はどこもいっぱい」とのこと。35の教室で分科会が行なわれているのですが、確かに、休憩中に各教室をのぞくと、どの席にも参加者の荷物が置かれている様子。私は「原発、プルサーマル」分科会に参加していたのですが、主催者側の意に反して、教室はいっぱい。

当初は限られた人数の参加者全員に発言してもらって原発立地地域の交流を深めようとの思惑だったらしいのですが、そうはいかなくなったようでした。

私はこうした全国から集まるみなさんが原発、プルサーマルに関してどんな思い、意見をお持ちなのかに興味があったわけですが、ずいぶんと刺激を受けました。

ともかく、日本に原発があることで、「情報の秘匿」、「世論操作」、「金権体質」という原子力発電にまつわる3つの特質(清水修二福大教授の指摘)が、プルサーマルによってますます強まるであろうし、こうした「原発文化」と言っていい事態に、国民の暮らしの視点からエネルギー文化を醸成することの大切さと困難さを感じたしだいです。

母親大会/フラダンス/黒字の国家財政

第56回日本母親大会が福島県内のあづま総合体育館でありました。

文化行事で「フラ・タヒティアンダンス」が行なわれるにいたるには、私も少しだけかかわっていたので、行かないわけにはいきませんでした。

子どもたちのダンスも含め、期待どおりのすばらしいフラダンスでした。

参加したもうひとつの目的は、日野秀逸さんの記念講演「平和と健康は幸福の必要条件―憲法的人間像を求めて」。

会場がどよめいたのが、日本は借金大国であることは間違いないが、それ以上の資産があり、常識的にはこういう場合、日本の国家財政は黒字、という話。

この図は、日野さんの著書『社会保障拡充の方向と消費税』(本の泉社マイブックレットNo12)から。

帰る途中のサービスエリアで、さっきフラダンスを披露していただいたみなさんとばったり。教室主宰のリノラニあゆみさんとも。舞台を降りてからも参加者のみなさんからねぎらいの拍手と歓声があり、踊ったみんなが感激していた、とのこと。なんだか私もホッとしました。

短時間の場面/介護をめぐる懇談/街宣

けさの定時定点の街宣時、高校同級生が2人、新盆でたずねたお宅のだんなさんから声援をいただきました。短時間にこういう場面はそうありません。

きょうは午前と夕刻に街宣、午後の時間帯は訪問。

訪問先では夜間専門のヘルパーさんに招かれ、しばしの懇談となりました。ヘルパーが本来したい仕事と現実との乖離、介護保険制度のもとでのヘルパーと事業所との矛盾、行政がそこに目が向かない現実、まして福島県が小名浜の東の沖合いに人工島を造るのに税金を使っているとは知らなかったし、ご自身も通ってみた車が通らないあぶくま高原道路は何のため?  と大いなる疑問をぶつけられました。

街宣場所には近所からバイクで駆けつけてくれたり、小・中学校の同級生が出てきてくれたり。子どもたちが「何かお手伝いしましょうか」と言ってくれる場面もありました。

「併合100年」連載/街宣・会議・送別会

日刊の「しんぶん赤旗」でいま、「併合100年  日本と韓国」の連載が始まっています。連載のテーマは、日本の植民地支配の実相と、友好に向けた展望を考えること。第1部は「支配と抵抗」できょうはその第5回。

22日の第2回では、1925年5月12日に施行された治安維持法が、植民地支配をしていた朝鮮半島で猛威をふるっていたことが紹介されています。

水野直樹京大人文科学研究所教授の研究によれば、日本が植民地にした朝鮮を、朝鮮人が取り戻そうとすることが、「国体の変革」にあたると拡大解釈されていたこと、何より私が初めて知ったのは、「日本史の研究では治安維持法の最初の事件は、京都の学生たちがつくった社会科学研究会を摘発した京都学連事件(25年12月)だとされていますが、朝鮮半島では11月末に、朝鮮共産党に対する弾圧が行われている」という話。

日本の戦後の整理が日本の政府によっていつになったらされるのか、とつくづく思います。

きょうは朝の定時定点の街宣後、来年の県議選へ向けた会議があり、夕刻からは、私が病院事務長時代からコンビを組んでいた看護部長の退職送別会がありました。

訪問/社会福祉法人/訪問

朝の定時定点は福島高専近くの街道沿い。運転席の窓を開けて手を振っていっていただくかたもあり、ありがたいばかりです。

内郷の高野(こうや)地域の後援会員と「しんぶん赤旗」読者やご近所、お知り合いを訪問しました。待ち合わせ場所に向かう際、バイパス道路の気温表示は、午前9時過ぎでしたが31度。

訪問して歩くと、読者のお宅の一人息子が私の中学時代の同級生だったり、案内してくれた後援会員の親がお世話になっている介護事業所が私の知り合いだったりと、意外な出会いがまたありました。

午後は社会福祉法人・楽寿会の役員会があり、役員の改選が議題。今後2年間、現任役員で引き続き担うことを確認しました。

その後は小名浜へ行き、医療生協でお世話になっているかたがたを訪問。

96歳の組合員であり、患者さんは、「長谷部さん、がんばれよ、オレは長谷部さんよりがんばるぞ」と。

通勤顔なじみ/訪問/つながり/街宣

火曜日朝の定時定点の街宣は小名浜。医療生協職員後援会員が出てきてくれました。

この時間・この場所を通勤で通りかかり、すっかり顔なじみになって車からあいさをかわすかたも生まれています。

午前と夕刻と、私が住む地域のお隣りの地域の党後援会員のご近所のお知り合いを訪問しました。午前はこれまでもたずねているお宅で、なかには、「月曜朝は散歩途中でいつも演説を聞いてるよ」というかた、「少人数でいいから集まりをもって」という要望も寄せられました。

夕刻の訪問は、初めての農村地域。田んぼを埋め立てた住宅地もあります。「金曜日朝にバイパス下で話している時にいつも見てるよ」「生協病院が引っ越す前からの組合員」「お母さんと同僚で、先日もたずねてきたよ」と、人のつながりというのは、歩いて初めて知ることがしばしはです。

午後の時間は街宣。3つの団地の5か所で話しました。家の中から拍手してくれたかたは、「あなたの実家の近所だったのよ」と。またあるかたは「お茶を飲んでって」と。心あたたまる出会いが毎日です。

自宅近く/原稿書き/処暑

月曜日朝は、私の自宅近くでの定時定点。地元の後援会員が歩いて出てきて、「旗持ち」してくれます。きょうも4人。話していると、「そうだ、そうだ」と合いの手も入ります。

それにしてもきょうも朝から暑い一日の始まりでした。

小名浜地域で、医療生協の仕事でお世話になっているかたがたを訪ねました。

参議院議員選挙前以来ですが、歓迎され、激励され、感謝の気持ちでいっぱいです。暑い中を歩いていることに、びっくりされたりもしました。

歩いている途中、いわき市長へプルサーマルをめぐる要請を市民団体としてした件で原稿依頼があり、短文で締め切りは3日後というので引き受けたものの、あす・あさっては時間が取れるめどもなく、取りかかり始めたらやたらに時間がかかってしまいました。

それにしても、「暑さが止む」の意味からの「処暑」がきょう。

二大政党制の表層と深層/小川6か所街宣/拍手

きょうの日刊「しんぶん赤旗」に、都留文科大学の進藤兵(ひょう)教授のインタビュー記事が載っていて、いたく共感しました、

今回の参院選の特徴は、「二大政党制がほころんだが保守勢力総体は増大した」ということ、そして、財界・支配層が礼賛してやまない「二大政党制」は、表層では民主主義のために必要だと言いつつ、「深層には財界の新自由主義改革の実現という目的がある」、ということです。

「参院選後のメディアの論調を見ると…これまでの表層の部分がはがれてしまい、深層の本質的狙いの部分が前面に出てきたということです」。

「比例代表制を基軸とする選挙制度改革をめざす論議を提起すること」がほんとうに大事だと思います。

きょうは小川地域の6か所の街頭から訴えました。家から出てきて聞いてくれ、拍手してくれる人、家の中から拍手してくれる人、庭に出て聞いてくれる人、そして声をかけてくれる人、すれ違う車から手を振ってくれる人、ほんとうにみなさん、ありがとうございます。