平和のつどい/返還日章旗/証言/街宣

きょうから8月。第7回いわき平和のつどい(市内17団体などの実行委員会主催)がありました。きのうときょうの開催でした。

会場となったいわき市文化センターの展示室では「韓国併合」100年市民ネットワーク提供の「韓国併合100年」の写真・資料展もありました。

引き込まれてしまったのは、「64年後にアメリカから返された日章旗」。おととし市内で亡くなった後藤義雄さんは、沖縄地上戦で戦った通信兵。630人中、奇跡的に生き残った3人の1人でした。

玉砕を覚悟し、自分がこの地で戦死したことを知らせる証拠を残したいと、日章旗を民家の屋根瓦に押し込みました。その日章旗を見つけられないままいわきに復員したのですが、アメリカのコロラド州在住のかたが、亡くなった伯父の遺品から発見し、厚生労働省を通じて昨年、返還されたものでした。

午後は、「今話しておきたい、あの『戦争』」と題した戦争体験者の5人の証言。それぞれのかたが海軍での体験、中国戦線の体験、戦争時の少年体験、学生時代の恐怖と貧困と空腹生活、「言いたいことを言えなくされると心にも思うことができなくされる」少女時代の体験をその当時の思いのままに語りました。

5人の証言者の1人は私の母親で、最年少の77歳でした。

証言者の証言に触発されたフロアからの実体験証言もあり、こうした体験が生かされていない今の政治に私はものすごい違和感を感じました。民主党政権しかりです。

その後、涼しくなった夕刻から、小川地域で地元の後援会員の宣伝カー運転で街宣しました。この地域は、車からの声援が多く、「共産党、もっとがんばれよ!」と力づけられた思いです。