知事に抗議/「県民の意見を聴く会」開催を/県としての姿勢

福島県知事のプルサーマル受け入れ表明に抗議する知事宛て申入れをしました。

まずは、「プルサーマルに反対する双葉住民会議」「原発の安全性を求める福島県連絡会」「脱原発福島ネットワーク」の3団体連名で、「県民の意見を聴くことなく決めたプルサーマル受け入れに抗議し、撤回を求めます」として、「県民の意見を聴く会」の開催を求めました。

県自らが02年7月にまとめた「中間とりまとめ」についてまともな検討・検証もせず、原発問題での県としてのとりくみを後退的に大転換したこと、それはとりもなおさず、県民のいのち、安全、安心は二の次で、事業者と国の言い分を最優先した姿勢にほかならないと思います。

引き続き、「原発の安全性を求める福島県連絡会」として、「プルサーマル受け入れ表明に抗議し、撤回したうえで東京電力と国の報告書説明会及び県民の意見を聴く会の開催を強く求めます」の知事宛て申入れ。

県が国に対してプルサーマル問題で提出した意見や疑問をまともに検証していないことなどについて、文書での回答を求めました。

ともかく、私個人としても、前知事時代に県として示した国のエネルギー政策の決定過程・内容への根本的問題提起について、現知事が、自らの言葉で語った姿を見たことがないまま今に至っていることに、どういう責任をとるおつもりなのか、根本的疑問です。