伊波・イジュ対談/米軍は航空法不適用/懇談会

「民医連新聞」9月20日号で、伊波(いは)洋一さんとイジュ(伊集)唯行さんの対談が掲載されています。

伊波さんは宜野湾市長で、11月28日投票の沖縄県知事選挙に立候補を表明し、イジュさんは沖縄医療生協理事長。お二人は普天間高校の同級生。

伊波さんの話では、普天間飛行場は日本の航空法での飛行場の安全性を備えていないにもかかわらず、日米地位協定によって、米軍機が日本の航空法の適用がないんだそうです。

要するに日本政府は、安保条約の枠の中で、世界一危険な「飛行場」を「施設提供」しているわけです。

宜野湾市として、政府がこんな危険な飛行場を米軍に提供することが許されるのか、と提訴の準備中だそうです。

きょうは夕刻に高橋あき子市議と「議会報告と懇談会」。市議の地元での恒例といっていい集まりになっています。

地上デジダル放送への対応や、沖縄基地問題と日米関係など、それぞれのテーマで時間をかけて話し合いたい疑問や意見が次つぎでした。

街宣/「蟻の兵隊」/実家

福島高専近くの街道沿いでの朝の定時定点の街宣後、きょうは1日、内郷での行動でした。

まずは恒例のスーパー前での街宣を参加者全員で。

駐車場からの声援、通りかかる車からの声援にみなさんが手を振って応える気持ちのいい宣伝でした。

午前中は、歩くのも不自由な80代の「蟻の兵隊」体験者でもある後援会員が、これまで支援してもらっているかたがたをどうしても自分で歩いて案内したい、と。

4軒でしたが、行く先々で歓迎され、私は感動するばかり。あるお宅では、「あんたが生協病院というから言うけど、妹がずっとボランティアをしてたんだよ」と。つい先日、私はそのかたと話を交わしたばかりで、「歩いて話してみないとわかんないもんだねぇ」と。

午後は母親と実家の隣組や近所にごあいさつ。私が高校生まで過ごした地域でもあり、同級生の実家や恩師もおり、激励に次ぐ激励で、力づけられるばかりでした。ほんとうにありがとうございます。

雨中の定時定点/健康まつり協賛広告/訪問

夕刻まではずっと雨模様でした。

そんななか、朝の小名浜での定時定点の街宣には医療生協職員後援会の3人が何事もないかのように出てきて、傘をさして「旗持ち」をしてくれました。感謝するばかりです。

日中の街宣行動予定はキャンセルし、浜通り医療生協が予定している来月の「健康まつり」に協賛広告をお願いしていた開業医や事業所をたずねました。私の組織部長時代に新たに協賛していただいたみなさんです。

行けば必然的に民主党政権の公約反故、県知事の説明なしのプルサーマル導入への怒り、来年の県議選の話です。

雨が上がった夕刻は、予定通りに地元後援会員と私が住む住宅街の訪問。「かけはし」を配り続けている地域なので、みなさんからの暖かい声には励まされ、力づけられます。

インフレーション宇宙

『インフレーション宇宙論』(佐藤勝彦著、講談社ブルーバックス)を読みました。

1981年に著者らが提唱したこの理論は、ビッグバン理論だけでは宇宙創生について説明しきれない困難な問題に、物理学の言葉で答える理論として提案されました。

当初は突拍子もない説という見方もあったようですが、今では標準理論として認知されるまでになっているようです。

本書はこの理論の提唱者が、この理論を中心にまとめた本としては初めてだそうです。しかも、朝日カルチャーセンター教室での講座で話した内容を、語り口調そのままにまとめられているので、「思いきりやさしく書いた一番わかりやすいインフレーション理論入門」の書にもなっていると思います。

訪問/庶民の正論/生協労組

月曜朝の自宅近くでの定時定点の街宣後、午前中は平の赤井地域、午後は神谷(かべや)地域のそれぞれの後援会員と訪問しました。

しんぶん赤旗読者や後援会員のお知り合いなので、「赤旗に入ってるチラシの写真の人だよね」、「長谷部さんだよね」と声をかけていただく場面もしばしばです。

「暮らしの感覚がまったく欠けている。テレビでの言動にもあきれるばかり。私たちの声を届けてほしいし、私もがんばりたい」という高齢者。

「日の当たるところばかりに目がいく政治は政治じゃない。利益の再分配を機能させるのが政治じゃないか。プルサーマルだって、受け入れていいのか。政治がおかしい」と訴えるかた。

庶民の正論を活かす政治にほんとうに近づけたい、とつくづく思います。

夕刻は浜通り医療生協労組の定期大会でごあいさつ。県医労連、市労連、小名浜地区労の代表といっしょでした。

私は来月の県知事選挙にかかわり、県議会のオール与党が大規模事業優先の県政を支えている実態、子どもの医療費無料化年齢が県内市町村でばらばらで、県が県民の暮らしや市町村の施策を応援すべきことを話しました。

散歩/訪問

けさは8時前、久しぶりにペロと散歩。途中、「前はけっこう会っていたなぁ、20日間ばかり歩いてなかったもんだから久しぶりだ」と、ペロに声をかけてくれるかた。

きょうは一日、訪問して歩きました。午前中は私の職場だった病院の職員宅。職員は仕事などで不在がほとんどでしたが、ご家族から頼もしいお言葉をかけられ、ほんとうにありがたいばかりです。

午後は医療生協の党後援会員や職員後援会員と、医療生協でお世話になっているかたがたをたずねました。

ここでもまた、ご本人不在ながら、ご家族から激励と叱咤のお言葉。なかには、「長谷部さんはウチの仕事上のお客さんなんです。それはそれとして、応援してます」と息子さん。

あるかたは、「自民もだめだが民主もだめじゃないか。政党そのものが宗教団体なのも話にならない。共産党を応援してくれ、と言って歩いてるんだ。がんばってくれ」と。

2枚ともわが家の庭。

人とつながり

このところ、ご近所を訪問しています。県議現職時から私の通信を配っている住宅地でもあります。話を交わす機会がそうあるわけでないので、お会いするとさまざまな人とつながりを実感します。

この地域のサークルがなくなってしまい、別の地域の同じサークルに出かけているかたがいて、「あちらでは医療生協のかたが多く、あなたの名前がよく出てくる。だから私は、その人はうちの近所に住んでるんだ、と言ってるんだ」と。

男性のひとり暮らし高齢者で、初めてお会いするかたでした。

別の地域を訪問していたときに、「あなたの近所の甥が、長谷部さんが来たよ、と言ってたよ。卒業した小学校がいっしょだって」と言われたり。

「あなたの姪を妻が担任したんだ」とは教員OB。

何よりうれしいのは、通信を読んでくれていて、その感想と激励を受けること。続けていてほんとうによかったと思います。

定時定点と訪問/力強い激励/県政学習

朝の定時定点の街宣後、午前中は四倉(よつくら)地域、午後は私の地元でそれぞれの後援会員と訪問しました。

四倉では後援会員のご近所のお知り合いと「しんぶん赤旗」読者などをたずねました。医療生協支部が活発な活動をしている地域であり、生協の班会や行事で顔をあわせているかたもいれば、高校同級生宅もあります。みなさんから力づけられる訪問でした。

私の地元では、県議現職時から通信「かけはし」を配布し続けている地域で、みなさんからその通信を話題にしていただき、こちらでもたいへんに激励されました。

夕刻からは党と後援会の「県政学習会」。県知事候補の佐藤かつろうさんも駆けつけ、県政への熱い思いを語ってくれました。

宮川県議が現知事のもとでの県民と市町村に冷たい県政の問題点、私からプルサーマルにかかわって、前知事時代に国に対して提出した根本的疑問の内容と、これをくつがえした現知事の姿勢を告発しました。

領土問題

領土問題というのは、身近に感じられないと、なかなか意識としても持てない問題です。

沖縄の尖閣(せんかく)諸島をめぐり、中国側の抗議が続いています。

この問題で共産党は、日本の領有権には明確な国際法上の根拠があることを国際舞台で明らかにする積極的活動が必要なこと、今回のような事件の再発防止のため必要な交渉をすすめること、中国側が、事実に基づき、緊張を高めない冷静な言動や対応が必要、という見解を明らかにしています。

歴史的に見れば、1884年に日本人が尖閣諸島を初めて探索、日本政府は沖縄県を通じてたびたび現地調査をしたうえで、1895年に閣議決定で日本領に編入しました。

ちょうどこの時期が日清戦争(1894年8月~95年4月)と重なっていて、中国は、戦争に乗じて不当に奪った、という主張もしているようです。しかし、尖閣諸島の編入は、戦争とは無関係で、不当な領土拡張ではない、というのが共産党の見解です。

尖閣諸島が日本に帰属する、との見解は、共産党は1972年に発表しています。

ともかく、領土問題は、事実と国際法的道理に基づいた外交的な努力なしに解決はありえないと思います。

内郷行動/「小中といっしょ」と/市労連

きょうはひとりで実施した朝の定時定点後、一日、内郷での行動でした。

内郷は私が生まれ育った地域。

スーパー前での恒例の街宣後、午前中は実家がある団地を中心に、路地を宣伝カーでまわり、1時間にわたって政策を語りながらごあいさつの「流し」をしました。

午後の前半は、別の団地内の3か所の街頭から訴えながら、ご近所にごあいさつしつつの訪問。

話し終えるや、団地の1階の部屋から大きな拍手があったと思いきや、近くに乗りつけた車から、「小中といっしょだった私よ」と熟年女性。36年ぶりの再会でした。まぁ、直ちには思い出せませんでしたが…

午後の後半も3か所の街頭から訴えつつ、近くの事業所を訪問したり、住宅地の路地を「流し」で話したり。

夕刻はいわき市労働組合総連合(いわき市労連)の第22回定期大会で党を代表してのごあいさつ。

「生活第一」「自主外交」「クリーンな政治」を1年前には言っていた民主党が、そのすべてにわたって逆の行動をとっていること、そして、県知事選を前に、プルサーマル導入を決め、共産党を除くオール与党体制がまた大規模事業を優先する税金の使い方を進める県政の転換を訴えました。