柳家小三治の落語4

『柳家小三治の落語4』(小学館文庫)を読みました。再発・入院直前に、本屋で見かけて購入していました。

オビにあるように、「1~3」発行後、8年を経ての刊行だそう。「前口上」によれば、師匠自身が出版社に「出版してよ」と迫ったらしく、なぜかと言えば、「この噺はやってますよ、というしるし」「何か手掛かりを残しておきたい」というわけで、「一度使ったものをまた役ただせよう」という「噺のリサイクル」のため、とのこと。要は忘れてしまうから。音源はいずれもDVDには収録されているもので、文庫化にあたり、全編にわたって加筆訂正をしています。この4巻の8つの噺(8席)は、1970~1983年に収録した演目です。

白血球数は戻り、点滴抗生剤も必要なし/熱は下がるだろう/当面の治療日程

朝5時半には尿提出、6時には採血、体温が38度2分。きょう一日、先が思いやられます。

9時過ぎには血液検査の結果が出て、医師が知らせに来てくれました。白血球数はもとにもどっており、白血球を増やす皮下注射も必要なく、きのうで終了。炎症にかかわっても抗生物質の必要はなく、おそらく、自然に熱は下がるだろう、と。

したがって、とくにすることなし!

午後、再度、主治医が来てくれて当面の治療日程について。

来週明けの血液検査によって、20・21日か21・22日に次の治療予定を入れたい、と。したがって、発熱など心配事がなければ、17~19日は自宅外泊可、年末年始はこのベッド上で、と。

なお、きのうは、主治医が連絡・資料提供もして照会もしてもらっている病院で、予約のうえ、妻と娘がセカンド・オピニョンを聞きに行っています。そこへの転院の可能性もないことはないのですが、命がけの手術もあり、なおかつ、医療なので「100%はない」と言われて、かなりの動揺をしています。

原因不明の高熱

朝(6時)から37.6度。以後、目がパッチリして読書に耐えうる時間以外はずっと寝て過ごしました。

午前10時には38度、午後2時には39度。2時半には解熱鎮痛剤服用。インフルエンザのチェックもしましたが、インフルエンザではない、とのこと。

以後、午後3時以降も38度前後。午後8時にも38.2度。

とにもかくにも、おととい、抗生剤の点滴を止めてからの出来事なので、医師も原因を図り難いようですが、あす朝の採血での検査結果を見てからの対応ということになります。

介護保険法と自治体の役割

『[新版]改定介護保険法と自治体の役割』(伊藤周平・日下部雅喜著、自治体研究社)を読みました。2014年6月、安倍政権は、医療法や介護保険法など合計19もの法律を一括して「医療・介護総合確保法」を強引に押し通し、翌(2015)年5月には、今度は国民健康保険法や健康保険法など9の法律を一括して「医療保険制度改革法」を強行しました。

本書は、医療保険制度改革法が強引に通されようとしていたさなか、改定された介護保険法を中心に、これらの流れをどうとらえ、何を展望し、自治体に具体的に何を求め、制度改善に活かすか、といった視点で2015年3月に発行した本の「新版」で、今年10月の発行です。

介護保険の「大改定」にあたり、最初の本をむさぼり読み、昨年9月議会の一般質問(県議会動画)でずいぶんと取り上げました。

本来なら、今後のまちづくりに不可欠な課題として、系統的・継続的に徹底してフォローするつもりでした。

できれば、当時の質問(県議団ホームページ)など、参照していただけると幸いです。

「差額ベッド」部屋へ/睡魔の一日/「名前がない」交響曲から

きょうから「差額ベッド」(1日3,240円)の個室に移動し、負担増になります。

11月中旬の治療後に副作用に襲われて意識もうろうとしていたときに、大部屋から医師の判断で「無菌」の個室に移動し、その後きのうまで「重症」の個室でしたが、いずれも医療保険に位置づけられた個室で「差額」はありませんでした。治療のメニューは、4日から続けている午前中の白血球を増やす皮下注射1本のみ。

2日後に今週2度目の血液検査があって、その結果によって医師の指示が出るものと思われます。

今月1・2日の「キロサイド」後は、3週間後に「メソトレキセート」なので、こちらは来週あたりに指示があるかもれません。

仮にその副作用があった場合、これに耐える療養部屋として、「差額ベッド」部屋はふさわしいんでしょうか?ともかく、時間を持て余す1日になるかと思っていたら、けっこう睡魔に襲われ、寝る時間に費やしていました。お借りしているDVDは毎日、パソコンから「流している」状態ですが、きょうは意識的に、ベートーヴェン交響曲全集のうち、「1」「2」「4」「7」「8」の順に聞いてみました。曲のタイトルや通称がない曲です。これもけっこうおもしろいもので、今後も聞いてみたいと思います。

「なぜ異次元金融緩和は失策なのか」/ボタンの掛け違い

いつ以来なのか、実に久しぶりに一冊の書籍を読み切りました。建部正義著『なぜ異次元金融緩和は失策なのか』(新日本出版社)。日銀が、首相と仲良しで首相の言うことをよく聞き、二%の「物価安定の目標」の掛け声のもと、「量的・質的金融緩和」、その拡大策、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」、長短金利操作付き量的・質的金融緩和」とあれこれしていますが、日銀ウォッチャーで、金融論が専門の著者が、根本に立ち返って懇切・ていねいに、副作用・弊害を含め、その「失策」の理由を語ってくれています。

そもそもデフレの真の原因は、貨幣的・政策的要因にあるのではなく、1990年代末以降の賃金の切り下げという実物的要因にあります。最初からボタンの掛け違いをしているのが日銀です。

きょう付け「しんぶん赤旗」経済欄に、これにかかわるコラム掲載。

血小板輸血/栄養剤・抗生剤はきょうまで/身体機能回復へ/照会先病院

けさは5時半に採血し、午前中に主治医が来てくれ、血小板輸血が必要だ、と。その他は想定内であり、延長していた栄養剤・抗生剤の点滴もきょうでいちおうの終了です。輸血のための血小板は、病院へはきょうの最終便で届けられたのか、病室に届いて輸血が始まったのは午後5時20分。簡易な心電図を装着し、いちおう、始まる前、始めて5分後、15分後、それに1時間半ほどで終了後にも血圧・体温チェック。異常なし。

あしたからは白血球を増やす肩への皮下注射が引き続き5日間の予定です。

おおまじめに、身体機能を回復させる「リハビリ」を開始しなければなりません。主治医からは、照会先の他病院へ持っていく資料をあずかりました。あさって、妻がその病院で話を聞いてきます。

続く入院・治療/主治医/他病院照会も

今年7月には、昨年見つかった悪性リンパ腫は「寛解」と受け止めていたら、9月に再発が見つかって以来3か月間、入院・治療が続き、化学療法に関しては、当初の療法の薬剤からの変更もし、現在進行中です。主治医は、ここでの治療を終えたあとのことについて、いろいろ当たってくれていて、健康な造血幹細胞を移植する方法を含め、ここの病院ではできない方法がとれる病院などに照会してくれています。

私はともかく、毎日水分をしっかりとり、調子のいい時はそろそろ体も動かし始めなければならず、今はここで治療に徹する立場です。仮にほかの病院との関係で今後必要なことができれば、日程調整のうえ、妻に行ってもらって話を聞いたり、いろいろ疑問を投げかけたりすることになると思います。

ピアノ協奏曲全集の録音/面会制限のなか/「第九」

きょうの夜明け前は、ふたたび、DVDのベートーヴェン「ピアノ協奏曲全集」を視聴。おとといは朝から「つけっぱなし」で寝ながら、みたいな状態だったので、けさは寝ずに通しで5曲を聞き切りました。ともかく「5番」の「皇帝」以外に聞きおぼえはありませんが、こうして、DVDで演奏者の表情や動きを含めて演奏を聞くと、感動の度合いがやはり違います。「解説書」らしきものを読むと、指揮者のレナード=バーンスタンもピアニストのクリスティアン=ツィマーマンも、この5曲全曲の録音を完成させたかったようですが、バーンスタインは1990年に72歳でこの世を去ってしまい、かなわなかったようです。3~5番は1989年に録音しましたが、1・2番は1991年。ツィマーマン自身が、18世紀の演奏慣習に則って、ピアノを弾きながら指揮しています。人間の出会いと歴史を見る思いです。さて、面会制限はありますが、隣町(住宅街)に住んでいながら、年にほんの数回しか会えない義理の姉夫妻が「重装備」で見舞いに来てくれました。同年代だけに、話題はもっぱら「健康問題」。働き盛りの働きぶりと健康との両立は大いなる課題ですが、やはり健康重視か。それまでの時間は寝たりもしていましたが、午前中、DVD「第九」をじっくり視聴。年末だからではなく、お借りしたDVDに入っているからですが、1979年録画とはいえ、感動ものです。とくに演奏終了後の観客席からの歓声と拍手、舞台との一体感には体が震える思いです。ちなみにネットを見ていると、「第九」の演奏が年末に集中するのは、歴史的経過もあって日本だけらしいです。ベートーヴェンが楽譜に記入した表記に従えば、「シラー作の賛歌『歓喜に寄す』による終末合唱を持つ交響曲」。

点滴とDVD漬けです。

内田光子・モーツァルトのピアノ協奏曲/13曲の交響曲

けさの未明から明け方にかけ、借りているDVDのうち、ピアノ・指揮が内田光子、演奏・カメラータ=ザルツブルクによる、モーツァルトのピアノ協奏曲第13番・20番を視聴していました。そもそも私は内田さんなるピアニストを知らないのですが、外交官の娘さんで、イギリス籍の国際的に活躍するかただそうです。このDVDは2001年ザルツブルクのモーツァルテウムでのライブ録音ですが、いやはや、素晴らしいです。夜が明けてからは、カール=ベームによるモーツァルトの交響曲集をDVDで視聴、13曲ものモーツァルトの交響曲をいっぺんに聞くのは、生まれて初めてでした。なおかつ、こうして聞いてみると、「あっ、聞いたことがある!」とすぐに思い浮かんだのが「40」番ぐらいで、モーツァルトにいかになじんでいないか、知る機会にもなりました。

紹介だけですが、このDVDは全3巻で、「Ⅰ」に「29」、「40」、「41」(“Jupiter”)、「34」、「35」(“Haffner”)の5曲、「Ⅱ」に「36」(“Linz”)、「1」、「25」、「31」(“Paris”)、「38」(“Prague”)の5曲、「Ⅲ」に「33」、「39」、「28」の3曲。1969年録音の「33」「39」がウィーン交響楽団の演奏で、他は1970年代のウィーン・フィルの演奏です。DVDとなると、指揮者の指揮ぶりも興味深いところで、バーンスタインなど、スイングしたりダンスしたり飛び跳ねたりするかのような指揮をするのですが、ベームは紳士然とし、はなはだ静か。もちろん、曲想がぜんぜん違いますが…それはともかく、点滴はいちおう、来週月曜(12日)まで栄養剤・抗生剤の指示が延長され、白血球を増やす皮下注射は続きます。

体温が37度台後半から下がらず、多少、ボーっとした感じはしますが、こればかりは化学療法による副作用がかかわり、風邪をひいたとか、おとなしくしていれば熱は下がるというわけでもないので、なんとも…