17~19日と自宅外泊予定/帰るや、リツキサンとメソトレキサート

あした(17日)から月曜日の19日までの外泊許可を受け、自宅外泊予定です。ただし、39~40度などの高熱が続くようだったら直ちに病院へ戻るのが条件。いま世間はノロやらインフルエンザやらの感染ウイルスが蔓延しているらしく、仮に感染すると、来週予定の治療にも大きく影響してしまいます。また、38度を超えた場合に服用する解熱鎮痛剤もあずけられます。病室ではまたベートーヴェンのDVD交響曲集「3」「4」「5」を視聴したり、読書にゆっくりいそしんだり。体温が午前6時37.1度、午前9時37.5度、午後2時37.4度、午後7時38.0度と、微妙な熱なのが気に入らないところです。

外泊後の来週の予定としては、20日朝に血液検査、当日に分子標的薬のリツキサン(R)、翌21・22日とメソトレキサート(MTX)による化学療法となるようです。

DeVIC療法は6クール予定のところ、効果薄で3クールまでで、今回実施しているのは私にとって初めての「R-大量MTX+AraC療法」ということになります。AraC(シタラビン=キロサイド)は今月1・2日と実施しました。

柳家小三治の落語4

『柳家小三治の落語4』(小学館文庫)を読みました。再発・入院直前に、本屋で見かけて購入していました。

オビにあるように、「1~3」発行後、8年を経ての刊行だそう。「前口上」によれば、師匠自身が出版社に「出版してよ」と迫ったらしく、なぜかと言えば、「この噺はやってますよ、というしるし」「何か手掛かりを残しておきたい」というわけで、「一度使ったものをまた役ただせよう」という「噺のリサイクル」のため、とのこと。要は忘れてしまうから。音源はいずれもDVDには収録されているもので、文庫化にあたり、全編にわたって加筆訂正をしています。この4巻の8つの噺(8席)は、1970~1983年に収録した演目です。