放射線7回目/いやに早く済み/8年前の憲法シンポ発言/「野党代表に聞く」公開討論会

放射線治療の7回目でした。

8時45分には病院着、治療を終え、病院玄関わきのポストに投函し、近くのコンビニでお金の振込手続きをし、9時15分病院発のシャトルバスに乗車。急いだわけでもないのに、いやに早く用事が済みました。

家に戻ってからは、近くの公園にペロを連れ出して散歩。

以後、なにせ基本的に退屈なので、パソコンをいじったり、何冊かの本をどういう順で読もうかといじったり…

先日、憲法99条について書きましたが、自分の記録をパソコンで探ったところ、8年前、2008年の憲法記念日の地元でのシンポジウム企画での発言にたどり着きました。

後期高齢者医療制度が始まったばかりで、憲法違反のこの制度は廃止させることを中心に訴えた話でしたが、テーマは「憲法12条と99条と」と題していました。

せっかく見つけてしまったので、ご参照いただけるとまことに幸いです。

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ところできのうは、2月28日にキックオフ集会を開催した「安全保障関連法の廃止を求めるふくしま県市民連合」が主催し、「野党代表に聞く」として公開討論会がありました。

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討論に参加したのは、増子輝彦・民主党参院議員、熊谷智・日本共産党県常任委員、小川右善・社民党県連代表。

この場での結論が出たわけではありませんが、この福島でも野党共闘を願う熱気あふれる討論会だったようです。会場の写真は神山悦子県議のフェイスブックから拝借しました。

160322-155806_R【上;「福島民友」、下;「朝日新聞」福島浜通りページ】

短距離散歩/公園では鳥たちの日向ぼっこ/近くのお墓/テレビ・読書

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きょうは春分の日のきのう・日曜日の振替休日。

ペロをつれて近所を散歩。両足の前脛骨筋の痛みはなくなっているものの、数日前からは両足のふくらはぎ(腓腹筋?)の筋肉痛続き。

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登山をしたわけでもないのに、半年近くもほとんど歩かない生活から、ちょっとの長距離を歩いただけでこうなるとは思いもよらない事態。

ともかく痛みをおして、ここ数日は、雨の日以外、近所や公園内を短距離だけの散歩。

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お日柄もよく、公園では鳥たちが日なたぼっこです。

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この住宅街はもともと山を削って造成したところ。近くの畑の裏には山を下るところがあるのですが、そこにはお墓。

 

その存在は前から気づいていて、あまり手がかけられていない様子でした。が、きょう見ると、きれいに花が飾られていました。

午後はほとんどテレビに興じ、あいまに読書、といった感じ。

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福島が日本を超える日

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『福島が日本を超える日』(浜矩子・白井聡・藻谷浩介・大友良英・内田樹著、かもがわ出版)を読みました。

「『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟」の原告のみなさんを対象に開かれた、裁判中の講演会の記録です。

というのも、この「生業訴訟」の原告団は4,000人ほど。ほぼ2か月ごとに行われる裁判のたびに県内各地、全国各地から何百人もの原告が駆けつけますが、傍聴できるのは数十人。

そこで、傍聴できない原告のみなさんが有意義な時間を過ごせるよう、裁判と並行して、弁護団・原告団が主催し、本書の出版社が後援する講演会が企画された、という次第です。

この訴訟の趣旨に賛同し、講演されるみなさんにとっても、徒歩数分のところで行なわれている裁判の時間帯に、同じ裁判の原告を前に話をする体験はそうないはずです。

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それだけに、本書に登場する5人の講演者のみなさんが、原告のみなさんに寄り添い、ともに裁判をたたかう気持ちがはじける話ばかりです。

大友さんは横浜生まれで、9~18歳の思春期を福島市で過ごした音楽家。80代半ばのご両親は今も福島市暮らしだそうです。原発事故後、ドイツでの反原発デモで「ノーモア・フクシマ」のいっぱい掲げられたプラカードに激しく傷つきショックを受けたとのこと。

堂々と「ノーモア・フクシマ」と言える日、この訴訟をたたかったことに人類が誇りを持てる日が来てほしいと願う話。「あまちゃん」とどうつながるのか、ジ~ンときます。

読み過ごしたり読み飛ばした記事/「しんぶん赤旗」/墓参り

3月に入った「しんぶん赤旗」日刊紙の記事で、読み過ごしてしまったものや、あとでいいやなどと読み飛ばしていた記事などに目を通しました。

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「しんぶん赤旗」の東日本大震災取材班が実施した「大震災5年 300人調査から」は、「被災者の願い」として①~⑥にまとめられていました。「住まいの再建」「健康と医療」「災害公営住宅」「雇用と生業」「福島原発事故」「冷たい政治に怒り」(12日~18日。15日付は休み)。

この調査は岩手、宮城、福島の被災3県で8回目だそうで、11日付に全体の調査結果概要がまとめられています。

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17日には党として「学費・奨学金の抜本改革、最低賃金の引き上げを」の提案(18日付で報道)。

19日付には、16日に那覇市で「沖縄県民が主人公の、基地のない平和な沖縄への展望」と題した不破哲三さんの講演の概要。この講演会には翁長雄志・沖縄県知事、「オール沖縄会議」共同代表で金秀グループの呉屋守将会長がメッセージを寄せ、金城徹・那覇市議会議長が来賓あいさつしました。

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同じ19日付中面の見開き(8・9面)には、戦争法の本質的危険と現実に差し迫った危険、廃止の現実的展望。

きょう付け3面には、06年に金沢地裁裁判長として志賀(しか)原発(石川県)2号機の差し止めを認める判決を下した井戸謙一弁護士が、9日の大津地裁による高浜原発3,4号機運転差し止めを命じた決定の意義について、語っています。

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また1面では、「暴走ストップ 力合わせて」として、西谷修・立教大特任教授が「立憲主義のくいを打ち直して、しっかりと憲法に基づいた政治」を求める市民団体の根気強い要求を紹介しつつ、安倍暴走の内実を解明してくれています。

「安倍政権になってからチェック機関であるべきNHK会長や、内閣法制局長官を代えました。それで「黒はシロと読める」という状態にして、NHKは「今日から黒は『シロ』と読めるようです」と黙って報道する。もはや暴走が暴走に見えない。それが暴走の内実です」。

きりがないのでおしまい。「しんぶん赤旗」は日刊紙が1か月3,497円、週刊の日曜版が1か月823円ですので、ぜひご購読ください。

午後は亡父と義妹の墓参り。

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パチンコ・パチスロ広告/「日本に賭博場はいらない」/「経済」特集記事

きのう(金)・きょう(土)と、新聞折り込みの中にはパチンコ・パチスロ店の広告がドッ、と。

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入院中は、毎日のぼう大な折り込み広告を新聞から取り除いて持ってきてもらっていたので、自宅外泊時以外では、久しぶりに広告をながめた気分です。

広告の文言は変わっていないと思いますが、ともかく、適度に楽しむ遊びにとどめられず、のめりこむ人が多い、と言っているような文言です。

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カジノを中核に、国際会議場、展示場、ホテル、ショッピングセンターなどを併設する巨大な「統合型リゾート」(IR=Integrated  Resort )を、国が認可した地域に限って開設できるようにするといった内容のカジノ法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)が国会で取りざたされもされていました。

入院直前に継続審議とされ、その後、当面については成立をあきらめた、とされたようです。

新たなギャンブル依存症患者を生み出さないためにも、「日本に賭博場はいらない」の声を大きく一つにし、カジノ法成立は永遠にあきらめさせないとなりません。

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きょうはそんなことに思いをはせつつ、雑誌『経済』4月号の特集記事のうち、紙上シンポ、「福島 食と農の安全と農村再生」、「原発事故被害と生業訴訟」を読みました。

放射線6日目/いまさら気づくのも…/生協ニュース/井上参院議員質疑

ちょうど1週間前の金曜日から放射線照射の治療を初めて1週間、治療としては6日目。

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いまさら気づくのもなんですが、初日に放射線科外来でもらったペーパーには、「体力の消耗をさけるため、激しい運動は避けて適当に安静を」、食事について「放射線治療を受けていると体力の消耗が激しいので、栄養価の高い食物をたくさん取るように」とも書いてありました。

「放射線治療は、痛くも苦しくもありません」、「①診察券②バスタオル1枚を持ってまっすぐリニアック室へ」、「インクが色落ちし下着に付着するので、照射中の下着は2~3枚専用に」とは説明も受け、目にも入っていたのですが…

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家に戻ってからは、浜通り医療生協ニュースをご近所の組合員宅に久しぶりに配布です。今回の内容は、入院中の2月28日に開催された臨時総代会の結果のお知らせです。

建設予定の特別養護老人ホーム(29床+ショートステイ20床)を運営する、設立準備に入っている社会福祉法人に浜通り医療生協所有の土地の一部を寄付することが決定されました。

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午後は参院予算委員会・外交安保集中審議で、井上哲士(さとし)議員の質疑を視聴。

宇宙における軍拡と米国無人機による民間人殺害の問題について安倍政権を追及。宇宙での軍拡・軍事利用については先日に勉強したばかりで、興味深く聞きました。

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安倍政権のアメリカ追従姿勢が浮き彫りなのですが、首相はその姿勢を「自主的」だと言い張り、しかも自席でニヤニヤするその表情は信じがたい。およそ、国民に対し、真摯に説明する気持ちを持ち合わせていないのでは…?

5日目の治療と診察/待ち時間/健康長寿/ライフコース・ヘルスケア

放射線治療5日目。きょうは1週間に一度の放射線科医による診察もありました。とりわけての異常はなく、治療を継続。

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ところで、この治療の予約時間は午前9時半。毎回、朝ドラ「あさが来た」を見終えると家を自家用車で出て、病院臨時駐車場へ。5分ごとに発着しているシャトルバスへ乗り込んで病院へ。

9時前には放射線科で受付し、時間を待ち、予約時間前の9時10~15分ごろからは治療開始、といったパターン。

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その待ち時間の間、退院前に病室で読み始めていた『健康長寿のための医学』(井村裕夫著、岩波新書)を読みました。

本書では、感染症や外傷以外の疾患の総称として、国連やWHO(世界保健機構)など国際的に広く用いられている非感染性疾患(NCD= non-communicable disease)という言葉を使っています。日本でいう生活習慣病と重なりますが、NCDはより幅の広い概念のようです。

NCDが高年になってから起こる病気だから、40歳ぐらいから注意すればよいというわけではなく、胎生期から、場合によっては受胎前から考えなければならないことがわかってきた、とのこと。

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病気の予防と治療の両方の意味を含んだ「ヘルスケア」をライフコースの様ざまな時期にわたって研究し、健康増進のための方策を考えることを著者は「ライフコース・ヘルスケア」と呼びます。

これを実のあるものとするためにも、疾患の治療から予防へと舵を切ることを政府に決断させること、市民の活動を支援する自治体の体制をつくらせることも課題として示されます。

それにしてもまだ、体を休めようという態勢から抜け出せず、家では横になっている時間が長いまま。

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マーキング上書き/庭の梅/続く眠気/こたつとペロ

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放射線治療4日目。

11日に皮膚表面に書いた油性マジックによるマーキングが薄くなり、上書き。もちろん、病院職員(放射線技師)が書いてくれます。

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左わき腹から見たマーキング。ちなみに初日の11日の写真は右わき腹から見たマーキング。

わが家の庭の梅は、退院した日にはつぼみがふくらんでいて、翌日には数輪の花を咲かせていました。きょうは7~8分咲き?

きょうもちょっと疲労感、と言うか眠気が続き、ペロも外へ連れ出せずに屋内暮らし。

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昨季の冬までは部屋の真ん中で掘りごたつだったので、ペロもこたつの中に入るわけにはいかなかったのですが、今期は「普通のこたつ」。

姿が見えないと思うとこたつの中におり、少し暖まると体を半分出し、それでも暑くなると全部体を出し… こたつはいつも「弱」よりも弱くしてあります。

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3日目/疲労感で寝込んでしまい/ウィメンズマラソン

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放射線治療3日目。

治療(照射)が数分、と言うのは、装置のベッドに横になり、治療を終えて起き上がるまでに、きょうはおよそ5分だったので、治療以外にタオルを腹部にかけたり、装置を回転させたりする時間を除けばやはりそれぐらいです。

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装置の写真は VARIAN社ホームページから。

治療を終えて家に戻ると、体調が悪いわけでもないのにすごい疲労感を感じます。

昼食はちゃんと取りましたが、これをはさみ、BSを含めて2時間サスペンスドラマ再放送を連チャンで見ている間、ずいぶんと寝込んでいました。

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ところでおととい、娘が名古屋ウィメンズマラソンに一般参加して完走した、と記録を送ってきました。

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小学生から社会人になって数年の今の今までスポーツにかかわっている娘ですが、4時間50分強。オリンピックに出るとなると、一般人が半分にも届かない20kmを過ぎたころにはゴールしないとならないとは、やっぱり驚きです。

 

放射線治療2回目/望んだ治療と負担の大きさ…/「保育園落ちた」テーマに田村参院議員質疑/大臣が手にする資料

160314シャトルバス_R【新病院建設事業中の病院へ行くのには臨時駐車場からシャトルバスで】

放射線治療の2回目でした。きょうは照射すべきところへの照射だけだったからと思いますが、ほんの数分でおしまいです。

支払った医療費負担は初回の3分の1程度の5,620円。

初回は、今回も算定の基本料(外来診療料)730円と4門以上照射の高エネルギー放射線治療1万8,000円に加え、放射線治療の管理料(4万円)とX線撮影・管理料2,870円があったので、負担額はその合計の3割・1万8,480円でした。

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「門」と言うのは、要するに「方向」のことらしく、「4門以上」とは4方向以上からの照射を意味するようです。

徹底した治療を望んでいて、負担のことは差し置いて追加的放射線治療も選択した経過なので、収入が途絶えていることもあり、その大きさに多少、驚いています。

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午後には、参院予算委での田村智子議員の質疑を視聴です。テーマは「保育園落ちた」ということで、保育園の待機児童問題を取り上げ、待機児童数や保護者の声、保育士の低すぎる賃金、保育園などへの対GDP比の支出の国際比較、国への緊急提案など、40分に満たない時間で中身の濃い質疑でした。

答弁者を映すカメラの左下には、大臣が手にする資料が。

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そのひとたばの資料の表紙には田村議員の写真が見え、答弁のための資料でしょうか。

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議員が示したパネルは5枚程度だったと思いますが、ずいぶん分厚い資料の束だなぁ、大臣だけでなく予算委員全員が手にしているのかなぁ、などと思いながら見ていました。