きのう(金)・きょう(土)と、新聞折り込みの中にはパチンコ・パチスロ店の広告がドッ、と。
入院中は、毎日のぼう大な折り込み広告を新聞から取り除いて持ってきてもらっていたので、自宅外泊時以外では、久しぶりに広告をながめた気分です。
広告の文言は変わっていないと思いますが、ともかく、適度に楽しむ遊びにとどめられず、のめりこむ人が多い、と言っているような文言です。
カジノを中核に、国際会議場、展示場、ホテル、ショッピングセンターなどを併設する巨大な「統合型リゾート」(IR=Integrated Resort )を、国が認可した地域に限って開設できるようにするといった内容のカジノ法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)が国会で取りざたされもされていました。
入院直前に継続審議とされ、その後、当面については成立をあきらめた、とされたようです。
新たなギャンブル依存症患者を生み出さないためにも、「日本に賭博場はいらない」の声を大きく一つにし、カジノ法成立は永遠にあきらめさせないとなりません。
きょうはそんなことに思いをはせつつ、雑誌『経済』4月号の特集記事のうち、紙上シンポ、「福島 食と農の安全と農村再生」、「原発事故被害と生業訴訟」を読みました。