きのうときょうの定時定点/半年前のここ

きのう、きょうと朝の定時定点の街頭から訴えました。

きのうの水曜日は、震災後に再開した最初の日でした。平日の毎日実施し始めた活動ですが、朝は唯一、JR常磐線の北側で、出勤時間に重なることもあり、わが家から30分弱の時間がかかるので、7時20分前には出発。

私が住む住宅街の北隣りの地域党支部のかたがローテーションで宣伝カーの運転に来てくれるので、ほんとうに助かります。

高齢者を近くのデイサービスに送っていくかたが車を止めて励ましのことば。ほんとうにありがたいです。

きょうは、私が住む住宅街の南隣りの大規模住宅街のみなさんが車出勤で降りてくる場所。

話し終えたら、「ずっと話を聞かせてもらいました。いい話でしたよ。ぜひがんばってもらいたい」と。この場所は、車で出勤されるみなさんに訴える、という構えで話しており、場所的にも、朝のこの時間に歩いている人はめったにいないので、びっくりでした。

近くの運送会社の営業所によると、「原発立地地域を担当していた従業員はいまだに自宅待機をしてもらうしかない。仕事がないのでほかにまわってもらえない。経営存続の危機は原発事故以来、まったく変わらない」と訴えられました。

街宣の様子を撮る間もなく、震災前の寒い時期の写真です。半年前ですが、そんな時間がたったとはまったく思えません。

原発・放射能データ

『原発・放射能図解データ』(野口邦和監修・プロジェクトF文、大月書店)を読みました。

プロジェクトFというのは、この本を出版するために結成された女性4人の環境問題ライターの集団です。

原発と核エネルギー、原発とコスト、原発と地震、世界と日本の原発、核のゴミ、放射能と半減期、放射線と人体、自然放射線、電力と自然エネルギー、原発と人間社会の10のテーマで、120の図やデータが簡潔な文章とともに紹介されています。

学習会の資料に、授業の教材に、そのまま使える最新データです。

「まえがき」も「あとがき」もなく、「私たち一人ひとりが、複雑で深刻な問題群と正面から向き合い、そのことを通じて将来のエネルギーのありようを決めていく。事実を見つめ、考え、話し合い、選択していくしかない」。その手がかりにしてほしいと収集したデータです。