『原発・放射能図解データ』(野口邦和監修・プロジェクトF文、大月書店)を読みました。
プロジェクトFというのは、この本を出版するために結成された女性4人の環境問題ライターの集団です。
原発と核エネルギー、原発とコスト、原発と地震、世界と日本の原発、核のゴミ、放射能と半減期、放射線と人体、自然放射線、電力と自然エネルギー、原発と人間社会の10のテーマで、120の図やデータが簡潔な文章とともに紹介されています。
学習会の資料に、授業の教材に、そのまま使える最新データです。
「まえがき」も「あとがき」もなく、「私たち一人ひとりが、複雑で深刻な問題群と正面から向き合い、そのことを通じて将来のエネルギーのありようを決めていく。事実を見つめ、考え、話し合い、選択していくしかない」。その手がかりにしてほしいと収集したデータです。