「かけはし」/娘と被災現地へ/生々しい爪あと

「おひさま」を見終えるや、「かけはし」9月号をご近所240軒ほどに配布。すぐ近くの新居数軒では若いご夫妻たちとお会いすることができ、よかったです。 きのう、9か月ぶりに帰省した娘が、被災したいわき市の現場を見たい、とのことで、久之浜(ひさのはま)、四倉(よつくら)、薄磯(うすいそ)、豊間(とよま)と見てまわりました。

久之浜では仮設商店街の「浜風商店街」に寄り、けさのうちに待ち合わせをした高橋あき子市議といっしょに、みなさんと交流しました。 その後、久之浜の末続(すえつぎ)や、地盤沈下により海岸線が河口から内陸部に移ってしまった現場、波立(はったち)海岸で地震・津波で倒壊してしまった食堂、四倉の道の駅や四倉港の様子を見てまわりました。 ほんとうに生々しい爪あとがそのままです。

塩屋崎灯台の下でもイベントがあったらしく、近くのお店の社長さんたちとばったり。「ガレキ撤去のためなどの通行止めが続き、原発事故の影響もあり、まったくめどが立たない。どうしたらいいんだ」と切実な訴え。

ちょうど渡辺ひろゆき市議もやってきました。 暮らしと営業を根底から破壊されたかたがたの、生活の土台を再建する国・県・市がいったいとなった公的支援は不可欠です。