さよなら原発/東電申し入れ/「原発がない社会を」

さよなら原発9・19集会に参加しました。

私は医療生協の一員として、小名浜地区労のみなさんといっしょでした。

集会前に、小名浜地区労傘下の全港湾小名浜支部が一員の全港湾、全日本建設運輸連帯労組、全国一般労組が東京電力に事故の収束、事故被害の全面補償などの申入れに同行しました。

明治公園での集会では、呼びかけ人の鎌田慧さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、内橋克人さん、澤地久枝さんが次つぎに心のこもった発言。ドイツからのフーベルト・ヴァイガーさん、俳優の山本太郎さん、福島県の武藤類子さんが引き続いて原発は人類の生存と共存しえないことを、それぞれの立場からお話しされました。

きょうの新聞報道によると、野田首相は、「脱原発依存」とは一線を画し、財界の言うがままに、原発再稼動優先です。あれこれの言葉はともかく、そういう政権です。

行き帰りのバスのなかで、当然に話題になりました。「脱原発」をめざす内部でのあれこれに意見の違いも出されましたが、こうしたガチャコチャを出し合って、いっしょにできることはいっしょにする、という行動を広げないかぎり、世の中は前に進みません。

国民の多くは原発事故でさんざんな思いを強いられています。「原発がない社会を子どもたちに」、そんな思いを強くしたきょうの集会でした。