内郷で放射線測量/30数年ぶりの再会/生協ニュース

内郷地域のいっせい行動で、きょうは綴町(つづらまち)秋山に入りました。

宣伝カーで私が「簡易放射線測定器で放射線を測量しています。ご自宅の放射線量が気になるかたはお気軽に声をかけてください」とこの地域をふたまわり。3組のみなさんが測定器を持ち、「原発いらない」署名もお願いしながら、対話を重ねる行動でした。

そしたら、宣伝カーに寄ってくる人たち。「原発関連で以前に働いていた。暴露すれば問題になることはいくらでもある。情報隠しは原発ではあたりまえ。共産党が言ってくれていることがいちばん正しいんだ」と、20分ほど。政治に対する怒り爆発です。

またあるお宅では、家族総出。「庭のキウイがいっぱいなった。放射線量が気になってしょうがない」と。空間線量は0.2μ㏜前後で、汚染されていることは間違いないのですが、この数値の見方などであれこれ話しながら、「小さい子どもたちに食べさせることは避けるが、大人はそんなに神経質にならなくてもよさそうだ」と。

別の組のかたが、「こいつはオレの同級生だから、知ってるよ」という人がいた、と。

さっそく午後、たずねたら、中学時代、1年生の時に同級で、ブラバンで3年間いっしょだった仲間でした。中学卒業後、1度ぐらいはどこかで会ったようなのですが、ともかく30数年ぶり。まったくそんな気がしない、「やぁやぁ、ごぶさたしてたね」みたいな再会でした。

その後は自宅にもどり、医療生協ニュースをご近所の組合員に配布。まぁ、私が何者かは知られているので、「今度ばかりは頼みますよ。応援してるんだから」と。

私が腰に常備している放射線簡易測定器を見て、「うちで食べる作物を栽培している庭の放射線量を測ってみてよ」と。玄関先は0.19ぐらいでしたが、庭は0.23ぐらい。

汚染されていることは間違いないのですが、年間の自然放射線量と、平常時の「がまん」線量である年間1㍉㏜からみて、目安としては注意して暮らすことを心がける範囲で、「こうして測ってもらうと安心する」と。

こう言ってもらえて私も安心はしますが、安全審査を合格させてきた国の責任を果たす場面がまったくなく、その姿も見えず、民主党と自民党はもうダメだ、という声が歩けば歩くほど広がっているのです。

この声を現実政治と選挙で活かさなければなりません。

きょうは写真を撮るまもなく、きのうの記録です。