彼岸/「いちばん身近」「原発のない世の中」/広野町

迷いの此岸から悟りの彼岸に渡る期間の中日、父の墓参りをしました。お寺では、「報恩廟」で檀家のみなさんがお焼香。

墓参りの前に、党のポスターを貼ってくれている、近くの小さくて古いお店で、供えの花と線香を買ったのですが、「写真では大柄な人かと思っていたらそうじゃないね、話も気軽にできるしね」と。

午後は、中央台という住宅街で、医療生協でお世話になっているかたがたを党後援会員とたずねました。

「党の名前で身を引く人もいるみたいだけど、共産党がいちばん身近でがんばってくれることは知っていると思う」、「民主党にはまいった。もともと共産党を応援してるけど、今度こそはね」、「原発のない世の中をこれからの人たちに残さないとならないと思う」とおっしゃってくれるかたがた。

小名浜から引っ越してきて1年ぐらいで、ご近所とのお付き合いがあまりない、というかたは、「お線香をあげにでも来てくれた人かと思いましたが、わざわざ来てもらってありがたい」と。

途中、広野町から避難されているみなさんの仮設住宅にも寄りました。「原発は事故を起こさない、ぜったい大丈夫、と思わされてきた。なにより子どもたちが、ふるさとにもどれるようにしてほしい。原発はたくさん」と、無念の胸の内を語ってくれました。