朝食/企画調整部予算/首都機能移転/東電社長

議会会期中は福島市内の「定宿」に泊まりますが、私の朝食は決まって「おかゆ定食」に、牛乳・生野菜・納豆・コーヒーです。

きょうの企画環境委員会は、企画調整部所管の予算・議案の説明と質疑でした。

「アートによる地域活力創出事業」、「磐梯山ジオパーク推進事業」、「知のネットワークを活用した復興推進事業」、「新編『歳時記の郷・奥会津』活性化事業」、「相双地域資源活性化事業」、「地域づくり総合支援事業」、「再生可能エネルギー普及拡大事業」などなど、復旧や風評被害払しょくのかかわりできょうもまた活発な質疑でした。

特筆すべきと言っていいのかどうか、公明党の委員が「首都機能移転対策事業」の7万円は何に使うのか、の質問に、執行部が、要するに「情報収集のために国会へ行く旅費など」の答弁で、私はこれを受け、「今年度当初予算の9万1000円は使ったのか、火が消えたこの事業をやめたらどうか」と聞くと、やめない理由を語る執行部答弁を受け、前副議長の民主党委員が、「火を消すべきでない」と。

委員会終了後、いわきへ戻ろうとすると、県庁本庁舎2階のエレベーター前にマスコミのみなさんが陣取っていて、なにごとかと思ったら、東電社長が知事と県議会議長に会いに来ていて、その様子のインタビューでした。

福島復興特措法意見書案

きのうの衆院本会議では、福島復興再生特別措置法案が全会一致で可決されたことを各紙が報じました。

県議会には、この法案に関する意見書案が公明党と共産党から出されていて、その所管が私が所属する企画環境委員会。

5日の委員会で委員長から、2つの意見書案が出されているが、これについて意見はないか、とのことだったので、私は「県議会の意志としてひとつの意見書としたい」と発言。

その日の委員会終了後、委員会の各派の委員が集まり、1時間にわたって調整を図り、各派持ち帰り検討としました。

翌日、委員会副委員長のもとで最終調整が図られ、7日には正式に一本化して副委員長提案議案として提出することにしました。

この意見書案では、前文で「県民一人一人の生活と生業の再建を基本」、「原子力災害に関する国の責任の明確化」が明記され、項目として、18歳以下の医療費無料化、医療や福祉の総合的な措置、復興交付金の対象地域に県内すべての地域を含む措置、財源確保、全県民への賠償が盛り込まれました。

来週15日に委員会、16日に本会議で採択に付されます。