原発事故被害者のつどい

「3・19東電交渉と原発事故被害者のつどい」に参加しました。

「3・11鎮魂と希望のつどい」同様、福島原発事故被害弁護団と浜通り復興共同センター(東日本大震災・原発事故の救援・復興をめざす浜通り共同センター)との共催です。

弁護団が、東電に対してこの会場での集団交渉を申し入れていましたが、東電からは「集団交渉にはなじまない」という理由で交渉を拒否されました。

要するに、個別の話には応じてあげます、という態度です。原発事故による共通の被害に対する共通の願いを被害者が持つことは当然です。それは聞けない、と東電は言っているのです。

不誠実きわまりないというほかありません。

このつどいでは、元公害被害弁護団連絡会代表の豊田誠弁護士による「公害裁判闘争の教訓と福島原発被害者の権利」と題して講演があり、また、元イタイイタイ病弁護団団長だった近藤忠孝弁護士、そして被害弁護団共同代表の小野寺利孝弁護士の決意表明もありました。