審査会2日目/採択委員会/意見書「継続」の疑問

総括審査会の2日目でした。

自民、民主・県民連合、ふくしま未来ネットワーク、日本共産党、公明党の5会派5人が質問に立ちました。

共産党は神山悦子団長。子育て支援、避難者支援、地震・水害・原発災害の教訓を柱に質疑。

終了後は、審議を終えた議案を採択するための常任委員会。私が所属する企画環境委員会では、知事提出議案は予算を含めて全議案を全員一致で採択。

意見書議案の一つ、「福島復興再生特措法」の拡充と早期成立を求める意見書は、提案者の公明党の委員と私が採択を求めましたが、「参院での成立のめどが立っている」との理由で、多数で「継続」とされました。

今議会の冒頭から審議の対象として本会議でも各委員会でも、被災者に寄り添い、被災者一人ひとりの生活となりわいの再生こそ、福島復興の土台、と議論されてきたはずでした。

公明党と共産党の2人だけが可決を強く主張する場面はそうないと思いますが、特措法の当事者となる県議会の多数が、「成立するから」と、自らの意志を国会へ届けようとしない姿勢には疑問です。写真に委員長が写っていませんが、委員長に強く迫っている場面です。