議会は「議事都合」による休会ですが、県立高校卒業証書授与式なのです。
私は、自宅からすぐ近くのいわき光洋高校の卒業式に、議長の祝辞をたずさえて参加しました。
この高校は、2004年にこの地に新築移転したのですが、校門を出てからの通学路に街灯がなくて不安だ、と地元の自治会と保護者から相談があり、当時の校長先生に話を聞き、市や県に設置を求めた経緯がありました。
冒頭、そうしたことに触れ、議長祝辞を代読しました。
議会会期中にはなかなか寄れない出身職場の小名浜生協病院にも顔を出しました。
きのうの私の質問で、福島県は日本原子力産業協会(原産協会)を昨年10月に退会していたと答弁しました。1960(昭和35)年から51年にわたる会員でした。
原産協会は、その前身が原子力産業会議といって、1956(昭和31)年に、日本の主要企業と基幹産業をほぼ総結集して原発推進のためにつくられた組織です。
創立50周年の2006年に「自ら戦略的に行動する団体」になる、として名称変更していました。
『原発にしがみつく人びとの群れ』(小松公生著、新日本出版社)を読み、たぶん2月上旬だったと思いますが、原産協会のホームページを見て、「1月25日現在」の会員名簿を見ると、「福島県」がしっかりと入っていたのです。
そこで質問することにしました。
そして、2月20日になってからの週だったと思いますが、同じ「1月25日現在」の会員名簿から福島県が消えていました。
とはいえ、ひとつの区切りとして質問に残し、答弁を求めたのでした。
きょうもまだ「1月25日現在」の会員名簿が原産協会のホームページに掲載されています。かなりずさんな組織管理なんだと思います。