健診/自家用車も/リーフ準備/知られない現実

「しんぶん赤旗」日刊紙配達の日。4時半の目覚まし時計前の4時に目覚め。

7時半からの定時定点の街宣後、きょうは毎年の健康診断。

採血してくれた看護師さんが「風が吹こうと雨が降ろうと、火曜日朝に小名浜の街頭に立っている姿を見てますよ」と。彼女の姿に気づかない私は恐縮するばかり。

「写真は正直だからね」と放射線技師。

胃カメラをそろそろ飲まないと、と思いながら今年も胃透視でした。

午後はついでに自家用車の「健診」でした。

来年へ向けたリーフレットも準備中で、同級生や恩師や医療生協関係者に「期待します」のお願いです。

これとは別に、介護や医療で国の政策動向や現場の実態を見て歩いているかたを訪問。民主党政権のもとで、小泉構造改革で着手された福祉の「民営化」「規制緩和」「自己責任化」が着実に進められようとしている実情への懸念について意見交換ができました。何のための政権交代だったのか、政権「後退」が現実なのに、現場にも、国民的にも知られていない深刻な話です。

政治とカネ

『ゼロからわかる政治とカネ』(上脇博之著、日本機関紙出版センター)を読みました。

著者は「政治資金オンブズマン」(02年3月結成)の代表の1人。

大政党に有利な小選挙区中心の選挙制度をつくり、さらに大政党を優遇する政治資金制度をつくったのに、大政党への信頼は確立しないばかりか、政党離れが進むばかり。

そして大政党は、国民の中にきちんと根をはらず、政党助成金という名の税金頼みの国営政党化。民主党にいたっては本部財政の84%強を税金に頼り、自民党も7割弱。政党は、国民の中から必要性があって誕生し、国民の中に根をはって存続するはずなのに、自ら国民の中に入って努力しなくても、税金で財政をまかなえてしまっているのです。

しかも抜け穴だらけの法律で企業献金やパーティー券による資金集め。

驚くべき「政治とカネ」の実態を主権者が主体的に知り、財界主権でなく、国民主権の政治を打ち立てるべきだと、私も思います。

企業・団体献金も政党助成金も受け取らずに、支援者の個人献金や機関紙発行で財政運営をしている共産党だけが、「政治とカネ」で疑念がまったくない政党です。できるんです。