散歩と山歩(さんぽ)の会

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午前中の小一時間、家族3人・匹で県営いわき公園の散歩です。

うちのペロは、12月定例県議会の最中にくしゃみを連続させて体調不良だったのですが、先週受診したところ、「犬のインフルエンザのようなもの」と診断されたようです。

121223いわき公園・高校と仮設

でも、散歩すると、喜び勇んでくしゃみしながら早足で歩いていました。

121223山歩あいさつ

午後には、浜通り医療生協のサークル班「山歩(さんぽ)の会」の総会に参加しました。

今年の登山経過報告や来年の登山計画提案などが承認された総会後は懇親会。

その冒頭で12月定例県議会報告をかねてごあいさつしました。

121223山歩山の歌

私は2007年発足時からのメンバーなのですが、年に1~2度ぐらいしか参加できていません。

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きょうの最年少参加者。

医療生協理事会/「医・福・食・住」

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浜通り医療生協の理事会に出席しました。

来年度は、「病院機能の論議と選択が脅迫的に迫られ…2020~2025年度を見据えた中長期の生協の事業戦略の討議・立案上、極めて重要な位置づけの年となります」(日本医療福祉生協連「2013年度予算づくりの視点」)。

私たちにとっては、震災後のこの地での復興のただ中を歩む時期であり、地域に根づく医療生協として、地域の人びと・組合員に寄り添う医療・介護事業の展開・充実を図らなければなりません。

「医療福祉生協が『医・福・食・住』の各分野でしっかりとした機能を持ち、またその機能を向上させていくことが求められています」(同上)。

来年度へ向け、こうした議論を始めました。

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議会まとめの団会議/賠償打ち切り

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12月定例県議会を終え、そのまとめの団会議をしました。

冊子としてまとめるための執筆分担と、県民のみなさんにお知らせする「県政報告」チラシの検討です。

また来年度の予算を審議することになる来年2月定例会までの日程や活動についても協議。

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午後は、東電が12月5日に発表した「自主的避難等に係る損害に対する追加賠償」の基準に基づき、被害者に「ご請求書」が送付されてきている件で、「賠償期間を本年8月までで打ち切る方針を撤回し、全県民を賠償の対象とすること」「賠償請求書の提出をもって賠償打ち切り合意とはみなさないようにすること」を東電と国に求めるよう、県に申し入れました。

原子力損害担当の生活環境部次長が対応してくれました。

議会閉会/4議案に反対/TPPに民主賛成・自民反対

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12月定例会の最終日でした。

私たちは、知事提出議案のうち、県立看護師養成施設条例を廃止する等の条例、県の行う建設事業等に対する市町村の追加及び一部変更について、不動産処分について、県長期総合計画について、の4議案に反対し、宮川県議が討論しました。

看護師不足が常態化し、震災がこれに輪をかけ、看護師養成が求められる時に、よくこういう提案ができると思います。また、復旧・復興で市町村支援を強化すべき時に、災害復旧関連事業に市町村負担を求めることは問題です。

不動産処分は、旧農業試験場の土地を小学校施設建設予定地として伊達市に売却するものですが、かつて豪雨災害にあった場所であり、伊達市が市民に、1階には教室を設置しない、増水の状況を刻々と見られる機器の設置、学校を避難所にはしない、と説明している場所です。売却する総務部も、県教育委員会もそういう場所を承知しているのにもかかわらず、判断は伊達市だから、という理由で売却することは問題です。

また、県総合計画については、福祉型県づくりの方向に県政のかじ取りを切り替える点で不十分です。

なお、県医師会が自民党を通して出した請願による「わが国の優れた国民皆保険の恒久的堅持と地域医療の再興を求める意見書」について、民主・県民連合とふくしま未来ネットワークが反対しました。

この意見書で国に求める措置は、「医療に関する消費税問題を抜本的に解決すること」「医療の営利産業化へと繋がるTPP交渉への参加に反対すること」「『日本再生戦略』に見る市場原理主義への回帰を反対すること」の3点です。

自民・共産・公明・みどりの風の賛成多数で可決されました。

なお、反対した民主・県民連合に所属する1人の社民党議員は賛成、1人の無所属議員は採択時に退席しました。あいも変わらず、バラバラな会派です。

また、2011年度普通決算の認定については全会一致で不認定としました。

121220知事あいさつ

採択常任委/健康管理に関する申入れ

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きょうの常任委員会は、知事提出と議員提出の意見書議案審査、請願審査を受け、採択のみの会議です。私たちが紹介議員になっている請願や、これに基づく意見書に関する審査では、当然、私は採択すべきであり、可決すべきことを主張しましたが、多数で「継続」とすることで「方向付け」が確認されていることもあり、意見書6件、請願7件が継続とされました。

121220常任委

知事提出議案については補正予算・条例案とも全案が全会一致採択です。

けさの「毎日新聞」で、昨年9月議会時の議員質問答弁準備にあたり、県が「脱原発」とは矛盾する情報収集をしていた実態があった、と報じました。

私たちはこれを受けて午後、事実関係を調査して結果をすべて県民に明らかにすること、県民健康管理調査を県の組織としての問題ととらえ対処すること、検討委員会設置の目的を低線量被ばくから住民の健康を守ると明確にすること、の3点を知事に申し入れました。保健福祉部長が対応してくれました。

高橋ちづ子さん/虚構の議席を生む小選挙区

121218ちづ子

夕刻、16日投開票の総選挙の東北ブロック比例代表で当選した高橋ちづ子さんが党県委員会をたずねてきてくれました。東北比例候補としてたたかった福島のいわぶち友さんをまじえ、5人の県議団と懇談しました。

総選挙公示日の12月4日が県議会12月定例会開会日で、今週20日までの日程なので、総選挙期間中はまるまる議会開会中です。私としても限られた時間でのたたかいではありましたが、手ごたえのある選挙戦でした。

結果は残念でしたが、私たちの力不足というほかにありません。

ただ、すでに各マスコミが分析報道しているように、小選挙区の弊害がまたあらわになった選挙でもありました。

衆院の小選挙区300議席は、比例と合わせて480議席の62.5%の過半です。

この小選挙区で、自民党は43.0%の得票率ですが、獲得した議席数237は、300の79%。4割台の得票でほぼ8割の議席率。比例の得票率は27.6%でした。大敗北の民主党は、得票率22.8%でありながら、議席率は9%。比例は15.9%。

ちなみに「郵政選挙」の05年は、自民が得票率47.8%で議席率は73.0%、比例が38.2%。民主がそれぞれ36.4%で17.3%、比例は31.0%。

「政権交代選挙」の09年はそれぞれ、民主が47.4%で73.7%の議席、比例42.4%。自民が38.7%で21.3%、比例26.7%。

要は、投票率にかかわらず、得票率で4割を超えれば7~8割の議席はとれる、というわけです。

そういうわけですから、小選挙区での「死票」は、05年が48.5%、09年が46.3%、今回12年がついに過半数の56%。民意を削り取り、虚構の議席を生み出すのが小選挙区です。

共産党は小選挙区での得票率が05年7.3%、09年4.2%、12年7.8%で、仮に議席が比例按分されれば、それぞれ22、13、23議席ですが、いずれもゼロです。

民意を反映させる選挙制度にすることは、新たな衆議院の明らかな課題です。

長計審査特別委/宮本県議が質疑/反省も責任もなく

121218長計知事

県長期総合計画(「ふくしま新生プラン」)審査特別委員会がありました。

6つの会派に、議席数に応じて質疑時間を割り振ったうえでの審議で、自民43分、民主・県民連合28分、ふくしま未来ネットワーク18分、日本共産党17分、公明党9分、みどりの風8分の持ち時間でした。

この総合計画は、「東日本大震災・原子力災害からの復興・再生へ向けて」のもので、「再生・復興の視点を反映した計画」(「はじめに」)ですから、「県内の原子力発電所の全基廃炉を求めるなど、原子力に依存しない持続的な発展可能な社会を目指すこと」(「基本目標」)は当然のことです。

問題は、「多様化するニーズに対応したサービスの提供」「我が国の食料基地としての役割」、「目指す将来の姿」が書かれているものの、震災前までも遅れていた医療・介護・福祉の分野などで県の責任を放棄してきたことには何の反省もなく、提供整備に関する県の責任はほとんど触れられていないことです。

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共産党は、宮本しづえさんが質疑しましたが、一人ひとりの県民の真の復興を成し遂げることこそ県政の役割、という立場から、長期計画にも盛り込まれている「賠償問題」、施設基盤整備をはじめとした福祉型県づくり、農業再生、地域経済再生、また、従来の開発型大型事業である小名浜人工島づくりの見直しを求めました。

質疑終了後、特別委員会としての議案採択では、私たちは、企業誘致や大型事業偏重から脱し、福祉型県づくりの方向へ県政の方向のかじ取りを切り替える点で不十分であり、反対しました。

特別委/基本調査などで質疑/団会議

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午前中は県議会の「子育て・健康・医療対策特別委員会」がありました。

健康の保持・増進、医療提供体制の再構築及び強化、放射線医学等の医療体制の構築、被災によるこころのケア対策、福祉サービスの維持・確保の各項目のうち、今年度新規事業とこれまでの進捗状況を中心に執行部から説明を受け、質疑しました。

私は、200万人全県民を対象にした県民健康管理調査の「基本調査」について、検討委員会ではこの事業そのものを支えるためのマンパワー不足が意見として出され、県医師会副委員長が原子力規制委員会で「住民の健康管理は国の直轄で実施を」と訴え、県立医大理事長もこの委員会調査時に、人的体制が不十分であることを述べていたことを示し、今後の本格的推進への考え方をただしました。

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この基本調査に関しては、自民党やみどりの風の委員の質疑もありました。

ほかに私は、代表質問でもただした災害時要援護者避難支援の個別計画策定が、以前から進めることになっていたにもかかわらず、現実には進んでいない要因、これからの進め方をただしました。

また、DMAT(ディーマット;災害派遣医療チーム)について県が要綱を決定したことにかかわり、その経過と要点を聞きました。

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午後のもう一つの特別以後、団会議で、今議会に提案されている議案への態度、あしたの「県総合長期計画審査特別委員会」での宮本議員の質疑内容について協議しました。

途中、条例案について聞く必要が生じ、担当職員に来てもらって説明を受けました。

棄権防止/今までにない特徴

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中学校の同級生を手始めに、医療生協でお世話になっている組合員さん中心に「棄権防止」の電話かけをしました。

今までにない特徴がいくつかあるように思います。

ひとつは、「第三極」について、「マスコミによる誘導じゃないか」、「あっちへ持っていこうとする意図がミエミエだ」と、はっきりおっしゃるかたが少なくなかったこと。

ふたつは、「きのうの党首報道を見たが、共産党がいちばんわかりやすい」、「庶民のことを言うのは共産党だけ」といった声がまた少なくないこと。

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みっつは、話し出すと尽きなく語りだすかたが少なくないこと。とくに、年配のかたが、「憲法を変えるとか国防軍とか、戦争を体験した私たちがもっともやっちゃいけないと思うことを平気で言い出す雰囲気が怖い」、「今回は共産党からしか声がかからなかった。こんなのは初めて。ほかの党は年寄りはどうでもいいと思ったのか」、などと語りだしました。年配でなくても、多党乱立について、「自分本位だけで、われわれにはなんの意味もない。まともなのは共産党だけだ」と私に説明を始めてくれるかたもいます。

よっつは、投票を済ませた人も、これからの人も、「電話をくれてありがとう」、「わざわざ連絡をもらってありがたい」と言ってくれる人がまた少なくないこと。

とにかく期待が大きいことは間違いありません。その広がりが大きな課題と思っています。

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「聞かせてもらってよかった」/2度の地震/投票箱がしまるまで

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小名浜生協病院の事務長時代からお世話になっている医療生協組合員さんたちに電話をしました。

「ウチは6票なんだけど、今回は政党があんまり多すぎて、投票はやめようと思ってた」、「今も息子と新聞を見ながら、どうしたもんかねぇ、と言ってたばかり」というかたもいました。

「話を聞かせてもらってよかった」と言ってもらい、ありがたいです。

「新聞を見てても、ブレないのは共産党だけ、ということがわかる」、「庶民の代弁者は共産党だということをますます強く感じている」というかたがたも。

途中、午後1時27分頃と2時46分頃に震度3の地震がありました。「地震があるたびに原発を心配しないとならない国にしておけない」と異口同音に語るかたがた。

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午後7時45分からは福島5区選挙区候補の打ち上げ。私も選対本部長としてあいさつ。

「何台か通っていった候補者カーや政党カーでも、投票箱がしまるまで、と訴えていました。みんなが必死の選挙。原発即時ゼロ、消費増税中止を決断する政治にするため、私たちも最後までがんばりましょう」と訴えました。