委員会調査2日目/復興庁・環境再生事務所/除染現場

きのうのうちに福島市にもどり、午前中は福島市内の復興庁福島復興局、環境省福島環境再生事務所をおとずれ、国のそれぞれのとりくみを聞きました。

復興庁は、「被災地のあらゆる要望・相談を一元的に受け付け、対応する窓口」とうたっています。

が、対応してくれた局次長がおっしゃるように「スピード感がないといわれる」「職員自身が現地を見て、“やはり現地はこうだった”と気づくことも多い」とのこと。

私からも新潟に「自主避難」されているかたがたの声も紹介しながら、警戒区域などからの避難指示者と変わらない対応の迅速な解決を要望しました。

環境再生事務所では、国直轄の除染工程などの説明を受けました。各委員から、除染そのものが線量にかかわらず国の責任であること、安心して住める状態にもどすことが求められていて、「強制的にもどされる」と住民が疑念をいだくことのない対応を求めるなど次つぎ。

午後はまたバスで移動し、計画的避難区域内に入り、葛尾村(かつらおむら)の「みどりの里 せせらぎ荘」での国直轄除染作業の現場を視察しました。