定時定点と街宣/訪問/主婦の話/びっくり

けさの小名浜での定時定点の街宣には、初めての後援会員も来てくれました。

午前中は1週間ぶりぐらいの街頭宣伝を6か所で。通りかかる車からの声援には励まされます。

近くの商店にごあいさつすると、85歳の店主さん。「共産党の党名を変えてほしいと何十年も思っているが、あなたがたにはがんばってほしいんだ」と。

午後は私が住む住宅街の隣りの住宅街、夕刻は私が住む住宅街をそれぞれの後援会員と訪問しました。

「主婦が10人集まって出る話は、消費税増税なんかとんでもない、派遣労働なんかなくしてほしい、ということ。こういう感覚を政権交代に託したはずなのに」という話。また別のかたは「共産党がなくなるオール与党の地方議会はこわい。議会では少数でも、私たちの声を生かしてほしい」と切実な声。

私の地元では「通信をいつも読んでるんです」「応援してるんです」という激励とともに、「叔母の葬儀で弔辞を聞かせてもらいました」と。これにはびっくり。私が5歳までお世話になった「育ての親」の甥っ子さんがご近所だったのです。

玄関を出ると、「カサッコソッ」と音がするので、見ると、カナチョロが獲物をつかまえたようでした。

地球カレンダー

『サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー』(清水伴雄著、ごま書房、08年2月刊)を読みました。

地球が誕生してから現在までの46億年を1年365日におきかえると…

月は1月12日に生まれ、最初の生命が2月25日に生まれ、光合成を行うバクテリアが5月31日に登場し、真核生物が7月10日に登場し、多細胞生物が9月27日に現れ、オゾン層が11月14日にはでき、海の中だけで生きてきた生命が陸への挑戦を11月28日に始め、翌日に両生類が陸に上がり、哺乳類が12月13日に登場し、12月31日午前10時40分には人類の祖先がチンパンジーの祖先から枝分かれして猿人が登場し、現在の人類であるホモ・サピエンスが12月31日午後11時37分にアフリカで誕生し、産業革命が始まったのは12月31日午後11時59分58秒ぐらい。

こうして今人類が存在しているのは、苛酷な環境の中でも、一瞬たりとも途切れることなく続いてきた、命のリレーのたまものです。

著者は、「人類は、この驚異のバトンのデザインや構築にも、リレーのしくみにも、一切関わってきませんでした。この厳粛な事実を、私たちは受け入れる必要があります」と言っています。

本書は、著者のウェブ・サイト「21世紀の歩き方大研究」に、00年11月から設置したオリジナルの「地球カレンダー」がベースになっています。

寝た~!/訪問/散髪

ほぼ毎朝、6時25分からのテレビ体操を欠かさないのですが、きょうは意識的に8時半まで「寝坊」しました。なんか久しぶりに「寝た~!」という感じ。

午前中は生協病院のすぐ間近で医療生協ニュースを配っていただいている組合員を職員後援会員と訪問、午後は平(たいら)の平窪(ひらくぼ)地域の「しんぶん赤旗」読者やお知り合いをその地域の後援会員と訪問、夕刻はきのうに引き続き、私が住む住宅地の後援会員とご近所を訪問しました。

たずねた医療生協組合員とは私も長いおつき合いで、お茶をいただいてのしばしの懇談です。もう叱咤激励の連続です。

平窪では、いっしょに歩いてくれた後援会員の信頼の厚いこと。地道な草の根のつながりを実感します。

地元の住宅街も、たいへん広く、通信「かけはし」を私が配れていない地域なのですが、激励される場面も多く、力づけられます。

わが家のペロは散髪。

憲法街宣/プルサーマル/出会いと激励

毎月第3土曜日は、「日本国憲法を守るいわき市共同センター」の市内いっせい宣伝日。

小名浜でも、「浜通り医療生協九条の会」として、医療生協の理事・職員といっしょに訴えました。

私が弁士を務めましたが、菅改造内閣、昨年の総選挙、政権交代に託された願い、マニフェストと裏切り、憲法9条と25条、をキーワードに話しました。

午後は「プルサーマルは、なぜやっていけないのか」をテーマに、私が代表を務める「いわき市原発の安全性を求める会」の原発学習・意見交換会がありました。

会場いっぱいの参加者のみなさんに代表としてごあいさつしました。

夕刻には、私が住む地域の後援会員と、地元の訪問。「家族会議で検討しますよ」「同僚がいつも来てくれて応援してますよ」「地元の声を議会に届けてほしい」と、いろんな出会いと激励があります。

定時定点と訪問/使い道の優先/介護の限界

朝の定時定点後、医療生協でずいぶんお世話になっている小名浜地域を訪問しました。

ある事業所の社長さんとはしばしの懇談となりました。「あぶくま高原道路はいかにも必要ないが、小名浜の人工島はあってもいいかもしれない」の話から、税金の使い道の優先順位を考えると、子どもの医療や高齢者の介護が大事、という話になるのです。

原発・プルサーマルについては、「政策そのものを国民は知らなくていい、国の言うことを聞いていればいいみたいな感じで、怖い」とのこと。情報そのものがない現実をまのあたりにしました。

またある認知症対応の介護施設では、「共同生活を営むことが建前だが、重度のかたばかりで、共同生活どころではない。医療職はいなくていいことになっており、そのうえ書類書きに追われる毎日。制度も現場も限界」とのこと。

こうして、暮らしと政策にかかわる話をしっかりとして歩くことの意味を、日々、深く感じています。

原発学習/油断禁物

あさっての話ですが、「いわき市原発の安全性を求める会」主催で学習会を開きます。

日本原子力研究開発機構労働組合中央執行委員長の岩井孝さんを講師に、「プルサーマルは、なぜやってはいけないのか」をテーマに、学習と意見交換をします。

原子力発電の専門家を呼んでのこうした機会はめったにありませんので、興味・関心あるかたばかりでなく、「ちょっと知ってみたい」というかたも、どうぞご参加ください。

けさは「しんぶん赤旗」日刊紙の配達で、4時半起きすると、小雨模様。新聞が雨にぬれないようにと、ナイロン袋を用意。

途中から小雨どころではなくなり、髪も着衣もびしょぬれ。ぬれないのは新聞だけ。油断禁物。

先日お邪魔したお宅の子猫の「りょうくん」。

消費税学習会/街宣・訪問/出身職場

福島高専近くの街道沿いでの朝の定時定点の街宣後、午前中は内郷地域で「消費税学習会」。

とはいえ、消費税導入してからの社会保障後退の現実、消費税5%増税後の10年間で大企業・大資産家への年間8兆円の減税策、大企業の真実実効税率は表面実効税率よりずいぶん低い現実、今世紀に入って10年間の庶民負担増の実態などの図表を使い、税制全般にかかわります。

自営業を営んでいたかたからは、消費税にかかわる書類などの膨大な事務作業の実情が出されたり、「孫子の代に借金を残すより、今増税して借金を減らすほかにない、という人もいる」、「軍備だって必要だから軍事費は減らせない、という人がいる」と、かんかんがくがくの意見交換となりました。

こうした機会をこまごまと持つ大切さが共有されました。

午後はやはり内郷地域で街宣と訪問。私が育った高坂団地を中心に回りました。

夕刻には私の出身職場の党支部の会議に参加しました。

街宣/訪問先での質問/大切な対話/ツーショット

このところ、朝の定時定点での街頭以外は、各地域の後援会員と「しんぶん赤旗」読者や支持者、お知り合いを訪問して歩いていました。

きょうは一週間ぶりに午前中は7か所の街頭から訴え。庭先から出てきてくれて声をかけていただいたりして、ほんとうにありがたく思います。

訪問先で、自営業をしている高校同級生に呼び止められ、「質問がある」と。

「お客さんたちに共産党のことを聞くようにしている。すると、テレビなどでの発言を聞いている人たちは、共産党がいちばんまともだ、という人が多い。ところが、いいイメージを共産党に持っている人は少ない。候補者は議員になって、政治を変えることがいちばん大事なんだから、政党名にこだわる必要はないんじゃないか。お前だからはっきり言うぞ」と。

ある意味、待っていたような質問ですが、納得してもらえたかどうかはともかく、民主主義的な議論やクラス運営を義務教育段階から訓練する政治教育の欠如は意見が一致。

参院選挙以来、こうした対話の大切さを痛感しています。

バッタとカナチョロのツーショット。

人口減少とまちづくり

『人口減少時代のまちづくり』(中山徹著、自治体研究社)を読みました。

日本は人口減少社会に突入しました。現在の日本のまちづくのり仕組み(都市計画)は、人口・産業が急増することを前提に、広域計画を優先し、財源は国の補助金に依拠するものです。

これからのまちづくりのためには、その前提がなくなるので、発想の転換が当然に求められます。ところが現実は、従来の発想が続いています。

本書では、少子化対策は本格的に進めつつ、人口が減少すること、なおかつ、生活の質の維持・向上を前提に、事業所閉鎖・撤退コントロール、大規模な自然環境の再生、公共交通の再編成、商店街の活性化と商業施設の計画的配置、地域景観の再生、そして地方分権と市民参加について語ってくれています。

民主党は「地方主権」をさかんに強調しますが、この場合の「地方」が、地域住民のことではなく、地域の経済界、土建業界をさし、道州制がこれを推進することにも警鐘を鳴らしています。

地域内で仕事をし、子育てし、買い物し、医療や介護も受けられ、移動もできる社会がこれからの社会です。公共交通を充実させること、第一次産業と医療・福祉・教育で雇用と生活を支えるまちづくりが大事だと思います。

訪問/対話/戸惑いと探求

午前、午後と、移転前の小名浜生協病院があった地域を訪問しました。

「今も夫婦で生協病院にお世話になっているよ」「5人家族で3人が障害者、生協病院と介護事業所はなくてはならない」「あら、生協病院の長谷部さん」と、小名浜地域ならではの対話がいっぱい。

なかには、私の顔を見るなり、「共産党は大っ嫌い」と言って手を差し出してチラシと名刺を受け取る人、「国政では共産党はまかせる気はないが、地方ではもっと伸びてほしい、がんばってほしい」とおっしゃるかた、「もう政治は変わらないとあきらめている。でも政権にかかわったことのないのが共産党だけ。一度やってみてほしい。応援したい」とおっしゃるかた。

流動しているというか、激動というか、有権者のみなさんの政治に対する戸惑いと探求を感じる話です。