朝の定時定点後、医療生協でずいぶんお世話になっている小名浜地域を訪問しました。
ある事業所の社長さんとはしばしの懇談となりました。「あぶくま高原道路はいかにも必要ないが、小名浜の人工島はあってもいいかもしれない」の話から、税金の使い道の優先順位を考えると、子どもの医療や高齢者の介護が大事、という話になるのです。
原発・プルサーマルについては、「政策そのものを国民は知らなくていい、国の言うことを聞いていればいいみたいな感じで、怖い」とのこと。情報そのものがない現実をまのあたりにしました。
またある認知症対応の介護施設では、「共同生活を営むことが建前だが、重度のかたばかりで、共同生活どころではない。医療職はいなくていいことになっており、そのうえ書類書きに追われる毎日。制度も現場も限界」とのこと。
こうして、暮らしと政策にかかわる話をしっかりとして歩くことの意味を、日々、深く感じています。