CHOP療法翌日/3度の薬/PTP/バイタルチェック/入浴/難しいバランス継続/インフルエンザ

CHOP療法翌日はけっこう退屈です。

吐き気予防の午前中(朝)に服薬するカプセル剤は、きのうは125mg、そしてきょう・あすは80mgの3日分セットになっています。

160220イメンドカプセル

また、CHOPのPのプレドニン(5mg)は、錠剤として朝10錠・昼4錠・夕2錠をきのうから5日間、朝のバイタルチェック時に看護師が持ってきてくれます。

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【朝。右端が吐き気予防のカプセル剤】

ほかの薬は、入院以来の定期処方錠剤で、朝5錠、昼4錠、夕6錠です。「3度の薬」といっても、同じ薬を3度飲み続けるわけでなく、自分であらかじめ仕分けないとなりません。

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【昼】

服薬する直前、PTP(press through pack)包装シートからそれぞれ取り出した「裸の」錠剤を並べてみました。

160220朝

【2016.02.20 朝食】

PTPというのは、業界用語みたいなもので、錠剤やカプセルをプラスチックとアルミではさんだシート状のもの。プラスチック部分を強く押すことでアルミが破け、中の薬が1錠ずつ取り出されるしくみになっています。こうして空気にさらすことなく保管できるというわけです。

160220薬・夕

【夕】

退屈と言っても、1日4回の定時の看護師によるバイタルチェックは欠かせません。朝7時前、午前9時半ごろ、午後2時半ごろ、午後7時半ごろですが、回ってくる患者さんによって小一時間にもならない幅はあります。

とくにきょうは翌日なので、血圧は4度とも測りますが、まったく異常なし。

自分で測る(電子体温計が勝手に測りますが…)体温もきょうは4度とも36度台の平熱を保っています。

160220昼

【2016.02.20 昼食】

午後2時半過ぎには入浴。自宅外泊で17日午後に入って以来、治療の2日をはさんで3日ぶりでした。

ここしばらくは入浴者が多いみたいで、空いている時間を逃がすと、少なくとも湯船につかることができません。けっこうこまめに様子見に行ったりします。

きょうはそんなわけで、テレビ視聴、新聞読み、読書、ネット調べ、ブログ更新と、退屈しのぎにはいいバランスの時間配分ができた気がします。

この連日のバランス継続が難しいのです。

なお、新たなインフルエンザ感染者が発生し、また家族を含めて面会制限です。

160220夕

【2016.02.20 夕食】

5野党党首会談で4項目合意/戦争法廃止法案共同提出/日本の未来の方向

160220赤旗1面

ネット上ではきのう(19日)から流れていた5野党の選挙協力での合意について、朝6時のNHKニュースも報道していました(4時半、5時のニュースも見ていましたが、流れていなかったのでは…)。

160220野党共闘1

きのうは昨年9月19日に戦争法が強行成立させられてから5か月目でした。野党5党首が国会内で会談し、戦争法を廃止する法案を国会に提出すること、そして、5野党として、4つの事項(記事参照)について確認し、その具体化をはかることも確認されました。

160220戦争法廃止法案

戦争法廃止法案はさっそく5野党共同で衆議院に提出されました。

160220野党は共闘

この日の「2・19総がかり国会前行動」には衆参の議員会館前から国会図書館前まで、主催者発表で7,800人が参加。民主・枝野幸男幹事長、共産・山下芳生書記局長、社民・又市征治幹事長、維新・初鹿明博衆院議員があいさつ、生活・小沢一郎代表がメッセージを寄せました。

160220野党は共闘2

市民連合の広渡清吾さん(専修大学教授・前日本学術会議会長・安全保障法制に反対する学者の会)が「全国の市民の力が、野党を動かしたと確信します。安倍政権打倒までともに頑張りましょう」と発言。

高校生グループ「T-ns SOWL(ティーンズソウル)」のメンバーは、「きょうが新たな一歩です。国民が、自分たちが、野党を引っ張って声をあげ、安倍政権を追い込んでいきましょう」と訴えました。

日本の未来の方向がどこにあるか、明らかだと思います。

BC級戦犯裁判/裁判理解と日本人の戦争責任問題

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『BC級戦犯裁判』(林博史著、岩波新書)を読みました。

著者によるBC級戦犯裁判についての総括的な試みで、11年前、2005年に発刊されました。

この本は、著者が1980年代から90年代にかけてマレー半島各地で、日本軍の住民虐殺からかろうじて生き残った体験を聞き取った人たちを思い浮かべながら書き上げたようです。

160220BC級p.61_R【本書61ページ掲載の表】

 国際軍事裁判所条例によれば、「平和に対する罪」(A級)、「通例の戦争犯罪(戦争の法規または慣例の違反)」(B級)、「人道に対する罪」(C級)の三つが定式化されています。

著者によれば、資料収集・調査・研究によって、「やっとBC級戦犯裁判の全体像が見えてきました」。

ただ一方で、「今後、戦犯裁判に関する資料の公開や調査研究の進展によって、本書の記述も書き換えられるべき点がいろいろ出てくるでしょう」とのこと。

160220BC級カバー_R【本書の表紙カバー袖のキャッチコピー】

それでも「本書がそうした今後の研究や戦犯裁判理解にとって、さらには日本人の戦争責任問題への取り組みに何らかの貢献ができれば」との思いが詰まっています。

私はそんな問題意識も持って本書を手にしたはずなのですが、10年にわたって進展がありませんでした。

これを機に…