運転免許/保健所・地域包括支援センター/「生協のはせべ」/安倍政権の暴走への怒りはただものではありません

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午前中、運転免許証更新の「優良運転者講習」を受けました。この5年間、私は車の運転上、違反行為などがなかったのでした。

会場のいわき市総合保健福祉センターには、保健所や地域包括支援センターがあり、それぞれなじみの職員をたずねて参院選をめぐる話などをしてきました。

午後はまた小名浜へ行き、医療生協組合員をたずねて歩きました。

きょうは、浜通り医療生協発祥のまさにど真ん中で、もちろん、10数年前から選挙に限らず、民医連の病院としての署名のお願いなどで歩いていた地域です。

なので、最初のあいさつのときに「県議会議員のはせべです」といってもきょとんとされ、すぐさま「生協でお世話になっているはせべです」というと直ちに了解してもらえる地域です。

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そんなことはともかく、安倍政権の暴走に対する怒りはほんとうに本物です。「あの事故で原発はもうなくしてほしい、と心から思った」「何十年か前に、弟が、原発立地地域は危険だ、と言っていて、現実になり、北海道に避難していた」「事故原因すらわかないのに原発再稼働なんて、福島のことをまったく見ていない」と、原発推進の安倍政権への怒りはただものではありません。私ももちろんそうです。

それに加え、年金生活者からは、「今でさえ、社会保険料や公共料金の値上げでとてもじゃない暮らし。物価が下がったから年金も下げるというが、パソコンや電化製品が物価を下げたとしても、高齢者の出費は値上がりばかり。そして消費税増税計画。ふざけるのもいい加減にしてほしい」と怒り爆発。

たまたま路上で出会ったかたと話したら、「オレはこれまで、自民党と公明党と共産党には投票したことがない。土井社会党までは社会党一本で、村山社会党のあとは民主党だった。いまや、自民党の相手は共産党しかない、と思うに至っている。都議選の結果はそれを示してるんじゃないか」と。

ん~、自分たちの近しい人たちだけと話していても、こういう話にはなりません。

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小名浜地区労/風車設備/ムダ使い橋/訪問

130711地区労小名浜地区労働組合協議会(小名浜地区労)に参加する単組を昼の休憩時にたずねました。

今回の参院選で、小名浜地区労として、共産党と社民党およびその候補者を推薦してもらっており、地区労役員とともに、共産党としてあらためて参院選必勝を訴えさせていただきました

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労組員が出払っていて使用者側だけがおられた職場を含めて、率直に訴えて歩きました。

原発推進や消費税増税、TPP参加、国防軍創設をめざす憲法改定など、安倍政権の暴走ぶりには労使を問わず、「ぜひがんばってほしい」と激励の声。とくに、正規労働が当たり前の雇用のルールを政治の責任で確立することについては、中小業者ばかりの職場だからだと思いますが、使用者側から「ぜったい支持する。ぜひそうしてほしい」と、それこそ切実なまなざしで訴えられました。

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ところでいま、小名浜港には、10月にも実証研究が始まる「浮体式洋上風力発電」の風車設備「ふくしま未来」が浮いています。浮体部分を含めると高さ約120m、水に浮かんだ水上部分だけで106mあるんだそうです。発電量は2メガワット。ここは大剣(おおつるぎ)ふ頭。7号ふ頭のさらに西側です。

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また、3号ふ頭に寄ると、「臨港道路1号線」と称する、人工島への橋の建設が着々と進められています。

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長い目で見たときに、「復興の象徴」などでは断じてない、と私は言いたい。ムダ使いの象徴の大型公共事業推進の姿です。

ともかく、この行動を前後して、きょうも医療生協組合員や、従業員の多くが組合員の事業所をまわり、参院選の話をしてきました。

病院発祥の地/怒り爆発/私の訴えを語ってくれるみなさん

 きょうも小名浜地域で医療生協の組合員宅をたずねました。私も自分の居住地で浜通り医療生協ニュースを配布しているわけですが、そうした組合員です。

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小名浜は、小名浜生協病院発祥の地でもあり、私が17年前に病院事務長をつとめ始めた時からお世話になったり、きびしくご指導いただいているお宅が大半です。「ニュース配布は若い人たちにゆずったよ」というお宅も数軒あり、世代交代の時期であることを感じます。

お会いするのは初めてのお宅も数軒。

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「安倍首相は、前々回の総選挙よりも票を減らしているのに、民意を完ぺきといっていいほどゆがめる小選挙区で議席を取っちゃったがために、いい気になりすぎている」、「夕べ、首相の話をテレビで聞いたが、国民の暮らしなんかそっちのけで言いたい放題だ」、「こんな時に消費税増税なんてありえない」、「アベノミクスの恩恵は金持ちだけ」、「原発再稼働とか輸出とか、原発事故が何をもたらしたか何も見ていない」、「憲法を変えるなんて、今よく言えたもんだ」、「医療も介護も悪くされるばかりだ」と、とにかく怒り爆発です。

「都議選はほんとうによかった。東京だけでなく、この参院選でも続けてほしい」、「ブレないのは共産党だけ、という意味が分かってきた」、「自分たちの意志が議席につながる、ということを都議選が証明してくれた」、「あなたがたのように、訪問と対話で信頼関係を築く活動ができるかどうかが政党に問われている」、「安倍政権の暴走をやめさせるのは共産党しかない」、と、私たちが訴えている話そのものをみなさんが語ってくれます。

こんな選挙の雰囲気は初めてです。

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生協ニュース/FTF/訪問/報道の力

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朝のうちに、先だっての浜通り医療生協総代会の様子を中心に伝える「浜通り医療生協ニュース」をご近所の組合員宅に配布しました。

途中、庭で洗濯物干しをしていた、生協組合員ではないなじみのかたに声をかけると、「きのう、いわぶち友さんがここを通ったでしょ、とにかく、共産党にがんばってもらうとき。原発再稼働の自民党なんかはぜったいダメ」と。

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小名浜生協病院へ行くと、総代会で初お目見えした車載式FTF(ファーストトラックファイバー)の説明会があり、私も聞かせてもらいました。FTFというのは、衣服や体に付着した放射性物質を含めて体から出されるガンマ線を検出する機械で、核種分析はできませんが、その時点で内部被ばくがあるかどうかを大雑把に確認することかできる、とされています。

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車載式は日本でこの1台だけらしいです。

その後は、医療生協でお世話になっているかたがたを中心に、震災直後から知り合うことになった魚屋さん、震災前から小名浜地域ということでお付き合いのある複数の事業所、小中と同級だった社長の事業所に寄りながら、参院選の話をして歩きました。

率直なところ、私は都議選はあくまで東京都での話、ぐらいに受け止めていたのですが、行く先々で「都議選はよかったねぇ」「共産党が伸びたもんねぇ」「東京の人たちもわかってくれてきてるんだねぇ」、そして「今度の選挙でも共産党に伸びてもらいたい」と、びっくりするぐらいの話なんです。

都議選結果の数字が報道されただけで、これだけの変化を生み出しているのです。

なかに、「日ごろは報道で無視されている共産党が、選挙結果がこうだったと報じられるだけですごい期待をみんなもっている、ということがわかったよね」とおっしゃるかた。

日ごろのマスコミ報道の政治的影響がはかり知れないことをあらためて感じます。マスコミ人には「主権者は庶民である国民」の立場で自覚してほしいです。

6か所遊説/想定外の雰囲気/炎天下のビラまき

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きょうは朝8時のスタートから午前中いっぱい、いわぶち友・福島選挙区候補といっしょにいわき市内6か所の遊説です。前半の3か所は高橋あき子市議、後半の3か所はみぞぐち民子市議が遊説先での「進行役」です。

前半ではまずいわき市役所前、2か所目が出勤されるみなさんが通る街道沿い、3か所目が楢葉町の仮設住宅街でした。

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街道沿いでは車から、私がびっくりするぐらいの声援。手を振ってくれたり、クラクションを鳴らしてくれたり、注目してくれる視線。県議選を思い出すぐらいです。

なにより、楢葉町仮設住宅街では宣伝カーを走らせている時から手を振ったり、声をかけてくれる人、話し始めたら出てきて聞いてくれる人があちこちで、そして「共産党しかないよ」と声をかけてくれる人。ちょっと想定外の雰囲気でした。

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後半の3か所のうちの2か所はスーパー前でしたが、駐車場からの注目度と声援してくれる雰囲気は県議選以上です。期待される声が広がっていることは間違いありません。こうしたかたがたに依拠した組織づくりができるかどうか、なにかそれか問われている感じです。

午前中は、雨に見舞われたり、カーッと晴れ渡ってみたり、不安定な天候でした。

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午後は家にもどり、法定1号ビラと「福島」7月号外をセットしてご近所260軒ほどに配布しました。

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きょう一日でいちばんの「炎天下」で、配っている時から汗が体中から流れ落ちていましたが、家にもどったらまぁ、全身びしょびしょでした。

それはともかく、「いつも読ませてもらってるよ。2票は固いからね」と庭から声をかけてくれるかた、「もう共産党しかないと思っているんですよ。実は私はずっと入れてます。がんばってほしいんです」と訴えるかた、なかに「いちばんのかわいこちゃんだもんね」という人も。

「共産党は勢いがある」/街頭にたくさんの人/個人演説会

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小名浜地域で医療生協でお世話になっているかたがたをたずねました。

すると、「都議選はすごかったねぇ」「共産党は勢いがあるよ」「今度は共産党だと、私のまわりの人はみんな言い始めてるよ」「ブレないのは共産党だけだ」「アベノミクスなんかウチにはぜんぜん恩恵ないよ、金持ちだけがいい気をしている」などなどと、すごい勢いで話してくれる場面がしばしばでした。

午後3時過ぎには、午前中からいわき入りしていたいわぶち友・福島選挙区候補が小名浜へ。

いわぶち候補とともに、渡辺ひろゆき市議もいっしょに2か所の街頭から訴えました。原発事故収束宣言の撤回、県内原発10基全基廃炉、完全賠償の実現といった「オール福島」の声をゆがみなく安倍政権に突きつけられるのは、安倍政権の暴走と真正面から対決し、具体的提案をする日本共産党、そしていわぶち友候補、と心から呼びかけました。

たくさんの人が集まってくれ、感激です。

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夕刻にはいわぶち友個人演説会。

私は応援演説で、県議会で年金削減中止を求める意見書が共産党以外の自民・民主などが葬り去ったことや、自民党や民主党が、県民向けに言っていることと政権公約が、たとえば原発廃炉をめぐっても、TPPをめぐってもさかさまで、票を入れても原発再稼働やTPP交渉促進の票になってしまうことを話しました。

とくに社会保障では、「社会保障制度改革推進法」によって、「自助・共助」を基本とされ、財源は消費税収の範囲内で、充実したければ消費増税、いやなら自助とする、憲法25条を骨抜きにする具体的検討が進められていることを告発しました。

ここでも憲法25条を社会保障の基本に据えることをブレずに具体的に提起し、施策を示す共産党とその真逆の自民党との対決です。

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TPP反対意見書/二枚舌政党に投票してはならない

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3日に閉会した県議会では、「TPP交渉に当たり『TPP協定交渉参加に関する決議』が遵守されない限り参加に反対する意見書」が可決されました。

これにはいきさつがあります。

TPPに関しては、6月議会に4つの意見書案が出されました。一つは、JAや農協、医師会など県内13団体連名による請願「TPP参加反対に関する意見書の提出について」に基づくもので自民党が紹介議員、二つは、県農民連からの請願「TPPへの参加断念を求める意見書の提出について」に基づくもので共産党とみどりの風が紹介議員、三つは、民主・県民連合提出の「TPP交渉に当たり守るべき重要な国益の保護を最優先に取り組むことを求める意見書」、四つは、ふくしま未来ネットワーク提出の「TPP交渉参加に当たり、農業、医療、その他影響を受ける分野に対する政府の配慮を求める意見書」です。

審議が付託されたのが私が所属する企画環境常任委員会で、6月27日の委員会初日に各請願・意見書の扱いについて「方向づけ」がされました。

その時になんと、私をのぞく多数が、農民連請願とこれに基づく意見書のみを「継続」扱いとし、残る3本を一本化することを方向づけてしまったのです。当然私は、未来ネットの意見書は明らかに参加前提であり、JAなどはタイトルにあるように参加反対であって、どう一本化するのか、と問いました。

委員長は「それも含めて調整したい」と。共産党排除の事前の「方向づけ」があったに違いありません。

ところが、その日の委員会終了後、委員長・副委員長がいる自民党控室に呼ばれ、けっきょく一本化に無理があるので、JAなどによる意見書のタイトルを「TPP交渉に当たり守るべき重要な国益の保護を求める意見書」として、若干の文言修正を加えて採択し、共産党が紹介のものを含めた残る3つを趣旨採択したい、と。

農民連提出の請願・意見書が採択・可決される方向です。

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文言修正部分は、TPPが国民生活に重大な影響を与え、大震災・原発事故からの復興・再生の妨げでしかなく、国民・県民の懸念や不安が払しょくされていないままで、「このようなTPPに参加することは断固反対である」を「このような形でのTPP参加に反対してきた」と過去のことで済まそうとするので、「反対である」ともどさせました。その場の感触では、自民党県連内でも、「反対である」とすべきだ、との意見でまとまっていたようなのです。

翌28日の委員会では、意見書タイトルについて自民党県連内で議論があったらしく、冒頭に紹介したタイトルで提案されました。文中の「反対である」の表現に民主委員が抵抗を示しましたが、自民委員から「議論をもとにもどすのか」と一蹴され、意見を引っ込めました。

委員長から、この案を採択し、残る3つを趣旨採択とする方向にしたいがどうか、と提案されたので、私は「異議なし」。民主と未来ネットはモゴモゴとあいまいでしたが、反対しませんでした。

そして今月2日の「採択委員会」では、けっきょく未来ネットに所属する維新の会の本田朋委員だけが反対し、3日の本会議では未来ネットの会派として、TPP意見書には唯一反対しました。維新の会は、地方組織を含め、自民党以上に自民党政治補完勢力でしかないことがいよいよ明々白々です。

ともかく、民主党政権時代にTPP参加の方向を打ち出し、自民党政権復帰でTPP参加を決め、それぞれそのことを堂々と訴えるべきなのに、福島県内では県民向けに中央とは逆のことを言う二枚舌政党の候補者に投票してはぜったいにならないと私は思います。まっただ中の参院選でこのことが有権者に問われることになります。

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津波直後の様子を聞いたかたの告別/広野町の事業所/久之浜の事業所と知り合い宅/高校同級

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私がいわきの医療生協で仕事をすることになって以来、ずっとお世話になっていた総代さんの告別式でした。震災時、海が真ん前の事業所は津波の直撃を受け、その直後にたずねていて、1階に置いてあった予約を受けていた商品を3階にすべて必死であげた様子を聞いていたのです。

60代半ばでの不治の病とは言え、なにかやりきれない思いです。心からご冥福をお祈りします。

きょうはいわき市の北部に接する広野町(ひろのまち)の事業所を皮切りに、いわきを南下して、事業所と震災後に知り合うことになったかたがたをたずねました。

広野町の事業所は、仕事は公共性が高いのですが、小規模の民間事業所です。震災後は、それまではあり得なかった国会議員や官僚の訪問もありましたが、けっきょくはなんの支援もなく、「自助努力」にまかされることの理不尽さを訴えられました。

いわきへもどって北部の久之浜(ひさのはま)の事業所。介護施設ですが、職員の処遇、利用者の負担、今後の介護保険のありようについて、いろいろと意見交換ができました。震災直後に原発事故による施設ごとの避難生活のときからなにかと相談を受けていました。

久之浜地域は福島第一原発から30km圏内でもあり、市外・県外へ避難されたかたと、その避難先の共産党のかたがたからの連絡で知り合ったかたがたも少なくありません。

かつての仕事関係であらゆる選挙で自民党候補を通すために動いていた、というかたは、「いきがかり上、ウチの前の自民党看板には自民党が勝手にポスターを張っていくが、今はまったく応援しない。共産党一本だ」と。「きのうの第一声の各候補の話をテレビてみたが、共産党の若いいわぶちさんはいちばんすっきりして力強く、ああいう人に国会に行ってもらいたい。そのためにはせべさん、ぜひともがんばってよ」と後押しされました。

さらに南下して私の高校同級の飲食店。「原発再稼働の自民党本部と、県内原発全基廃炉の県の自民党と、あからさまな二枚舌。自民党に投票したら再稼働じゃないか」と、当たり前できびしい指摘。

歩いて話して、複雑な思いを抱く有権者のみなさんとしっかりと向き合う時です。

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参院選公示/「ねじれ」は自民党と暮らしの間/号外配布/仮設/ムダ使いの象徴が「復興の象徴」?

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参院選公示日です。

地元にとっては公営掲示板にポスターを張り出すことが最初の仕事です。私は小名浜の事務所へ行き、受付番号が決まるまでの間、集まったみなさんを前にこの参院選にのぞむ決意を語りました。

4月の島根県松江市長選・市議選、5月・6月と都議選応援に行き、議員選挙では「全勝」していることの様子も報告しました。

その後、小名浜地域で震災直後にたずねて歩いた事業所などを訪問。「自民党に勝たせたらもっとひどくなる」「自民党はいい気になってるんじゃないか」「アベノミクスが暮らしをもっと苦しくしている」…

自民党政治と国民の暮らしとのねじれが象徴的です。このねじれを解消することが最大の焦点で、自民党政治にストップをかけることです。その最大の力が共産党と共産党候補者への一票です。

自民党への一票は、私たちの暮らしと政治とのねじれをますます広げるばかりです。

家にもどってからは、「しんぶん赤旗」6・7月号号外をご近所260軒ほどにペロを連れて配布。近くの家に富岡町から避難している3世代ご家族とお会いすることができました。

散髪に行って、前に相談があった楢葉町の仮設住宅によると、畳が入り、はき出し窓にも替えられていて、ひとり暮らしの高齢者ですが、えらく感謝され、恐縮です。

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小名浜港では、右側にちょっと見えるアクアマリン(2号ふ頭)の向こう側の3号ふ頭から、沖合の人工島へかける橋づくりが着々と進められています。震災前からのムダ使いの象徴だったもので、推進する側からは「復興の象徴」扱い。許せません。

6月議会最終日/討論は私1人/静まる議場/放医研誘致要望

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6月議会の最終日の本会議でした。

6つの各常任委員会委員長報告後、討論に立ったのは私1人でした。

昨年12月議会以来、「継続」としてたなざらしされてきた請願の採択とこれに基づく意見書議案を可決すべきことを心から訴えました。

議場で訴えたのは、「年金2.5%削減の中止」、「公的保育制度の堅持」、「『義務教育費国庫負担金』の教職員給与費の2分の1国庫負担への復元と制度拡充」をそれぞれ求めるもので、当たり前のことだと私は思うのですが…

10分に満たない討論時間でしたが、野次のひとつもなく、静まりかえった議場の様子に私はちょっと驚きです。

にもかかわらず、採択では私たち共産党5人とみどりの風2人の起立だけで、「起立少数」で否決されてしまいました。血も涙もない自民、民主、未来ネットの態度というほかありません。

討論の内容は県議団ホームページにも県議会ホームページにも掲載されますので、ぜひ、ご参照ください。

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本会議後の夕刻近くには、「ナショナルセンターを含む独立行政法人放射線医学総合研究所(放医研)等の放射能関連研究機関のいわき市への誘致」を要望する会の会長であるいわき市商工会議所会頭はじめ役員が知事要望に見え、いわき市選出県議団として超党派で同席しました。

あしたが参院選公示で、いつものように閉会日に泊まって翌日に「県政報告」チラシを作っているわけにもいかず、きょうまでのあらゆる時間を活用して仕上げまでこぎつけました