訪問/理事会/隣組

130727病院・星宿り

午前中は医療生協でお世話になっているかたがたを小名浜地域で訪問し、「しんぶん赤旗」購読の勧め。

医療・介護の大改悪メニュー、消費税増税、国民目隠し状態のTPP交渉、危機的状態の汚染水問題と原発再稼働・輸出方針、集団的自衛権と改憲による軍事優先国家づくりなど、安倍内閣の暴走への不安、怒り、そして共産党への期待を強く感じます。

午後は浜通り医療生協の定例理事会に出席。10月20日に開催予定の「健康まつり」の準備、今年度の生協強化月間方針などを協議。

夕刻には隣組有志による納涼会を地元の焼鳥屋さんで。きびしい指摘を含め、共産党への率直な期待の声もかけられます。

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子ども子育て新制度/特別委理事会/新自由主義の正体

政府は2015年4月から、子ども子育て支援新制度の本格実施をめざしています。昨年8月、民主党政権時代に、民自公の3党密室協議の結論を国会に押し付けた社会保障と税の一体改革の一環でした。要するに、方向としては、市町村の保育義務による財政負担をなくしていくために、保育を市場にゆだね、保育に格差が持ち込まれるしくみの導入促進です。

市町村は、来年の夏ぐらいまでには、この新制度にかかわる様ざまな基準や保育料を条例で定めて住民に周知し、10月には入園手続きを始めなければなりません。

原発事故などなかったかのように、汚染水問題は何とかなるとでもいうかのような、被災地の復旧・再生・復興を妨げる施策でしかありません。私にはそうとしか見えません。

130830子育て課長

担当部署の職員から県と県内市町村の準備状況を午前中に聞きましたが、たいへん悩ましく、苦しい説明を聞かざるを得ませんでした。とりわけ、原発避難元自治体・避難先自治体での子育て支援は、この枠組みでは成り立ちません。

130830子育て理事会

午後は県議会の「子育て・健康・医療対策特別委員会」の理事会があり、2年間の調査を終えての報告書について、委員会へ提案する最終の詰めです。今月上旬の理事会での意見、執行部から寄せられた文案への意見を受けた審議です。

おおよそ委員会としての報告書案としてはまとまりました。

130830子育て理事会で

控室にもどってからは、午前中に求めた資料、それに先だって説明を聞いていた県内市町村のがん検診受診率と無料措置をしている市町村資料を担当部署から届けてもらい、それぞれ少し意見交換しました。

いろいろな仕事が市町村に丸投げされ、そしてその仕事の大部分を利潤追求の民間業者にゆだね、広域自治他としての県の役割が法的・制度的に縮小させられるなか、同時並行的に住民の暮らしがいよいよ大変な事態になり、格差が拡大し、という現実です。これが住民不在で財界言いなりの「新自由主義」の正体なのですが、いよいよもって、私たち共産党の出番だと、覚悟が固まるしだいです。

申入れ準備/県農民連/県生健会/わたり福祉会

130829農民連

きょうは県議団会議で来週の知事申入れの準備です。

福島農民連のみなさんが「食の安全を守れ、農山漁村を守れ、TPP断固反対」と市内を宣伝カーで練り歩き、JA組織を訪問しながら懇談・連帯を広げ、昼前には県庁へ。みなさんが食事へ行っている間、県農民連事務局長の根本敬(たかし)さんと県議団とシュプレヒコール!

130829生健会

午後には福島県生活と健康を守る会連合会として県への申し入れと各担当部署との交渉・懇談に顔を出しました。

130829わたり福祉会

夕刻には社会福祉法人わたり福祉会の役員や現場職員が見え、市の指定を受けて実施する障がい児者相談支援事業の実情を話してくれました。サービス利用(障がい者の生活支援を「サービス」と言うこと自体、私は抵抗感をもち続けていますが…)にあたっての計画策定、継続利用支援をするわけですが、報酬単価が低すぎて、専任の職員を配置できず、赤字覚悟で受けざるを得ない事業です。

国がつくった制度設計の根本問題と、こうした場合の県・市町村の財政的独自支援が不可欠のように思います。

福島県党が生んだ元参院議員・下田京子さんの葬儀があり、親交があったあべ裕美子さんが県議団を代表して参列。夕刻から会議に合流し、日が暮れてからも知事申入れの文書作成作業を続けました

車の点検/地元で「見られている」自覚/入党

130828日産

自家用車の予約のうえでの6か月定期点検でした。なにせこの車で、自宅と県庁の片道130km近い距離を行き来するので、点検は欠かせません。1時間半ほどで特に問題なし。

午後は地元の党支部党員とご近所を訪問して「しんぶん赤旗」購読の勧め。

こうして歩くと、「いつもご自分でチラシを配布して歩く姿を見てますよ」とか、「犬を連れていつも散歩されてますもんね」とか。こう言われたお宅は、実は私がこの数年、たずねてもお留守でなかなかお会いできなかったお宅と自覚しているのでした。

あらためて今回、「見られている」ことを知ったしだいです。

130828日産で勉強

またそのあと、あの3・11後、急速にお近づきになったかたをたずねて共産党への入党を訴えると、「3・11から私は200%共産党。組織にしばられるのは大っ嫌いで、自由の身がいちばん、と信じているし、難しい話はつきあいたくないし、原発はなくしてほしいが、それだけで片づく問題ではないことも感じていた」と入党してくれました。

91年の歴史をもつ日本共産党の姿にも接してもらう機会となりました。数か月前から「しんぶん赤旗」日曜版も購読してもらっていたのですが、こういうのもなんですが、私よりもよく読んでもらっていて、「『赤旗』を読んでこんなことも知った」と教えてもらったぐらいです。

送別会で「日本はひとつ」/知事申入れ案文/国際的に異様な安倍政権

130827中央台大気

私が住む地域の党支部で、送別会がありました。もともと首都圏の生まれ育ちのかたですが、数年前にお連れ合いを亡くし、姉妹や同級生たちが住む都内へもどる、ということでした。

2年前の私の選挙のときにはすでに古希でしたが、いっしょに地元を歩きまわったことを思い出します。浜通り医療生協の支部づくりにも奔走し、来月には結成総会が開かれる矢先でもありました。

ごたぶんに漏れず、と言ってはなんですが、この党支部も職場を退職されて地域で活動されるみなさんが大半なのですが、そうではないかたがたを含め、「日本はひとつ」の立場で、よりよい日本社会をつくるために力をあわせましょう、と言って締められる送別会は、地域に草の根をはる共産党ならでは、ではないでしょうか。

家にもどってからは、先日の県議団会議で分担した知事申入れ文書の案文づくりです。

そうこうしながらネット検索していたら、「はだしのゲンで核軍縮訴え 外務省、NPT会議で配布」と題した共同通信配信の2007年4月29日の記事にぶつかりました。記事には「大の漫画ファンで知られる麻生太郎外務大臣の肝いりで実現」とあります。第一次安倍内閣の時代です。

130827中央台

つい6年前、今の副総理で当時の外相がウィーンで「はだしのゲン」を各国代表に配布し、核軍縮を訴えていたかと思うと、今年4月のジュネーブでは、世界74か国が署名した「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に、「いかなる状況下でも核兵器が再び使用されないことが人類生存の利益につながる」の表現に「日本の安全保障政策とは相いれない」といって署名拒否した安倍政権。

私の担当文案は原発事故対応なのですが、ともかく、国際的にも異様な安倍・日本政権と受け止められても致し方のない現実です。

7月30日に個人的にたずねた井上さとし参院議員が、「日本を代表する憲法学者の名前もまったく知らなかった安倍首相には唖然とした」と言っていたことと、7月13日にたまたま出会った浪江町からいわき市に避難しているかたが「安倍首相は自分の妄想を現実化しようとしていることは素人の私にもわかる」と言っていたことを思い出してしまいます。

9月議会への政調会/認識のギャップを埋める詰めの甘さ

130826政調会

9月24日開会予定の9月定例県議会へ向け、各部署が予定している補正予算案を含めた議案など、考え方を聞く政調会がありました。

来週にはその議会へ向けて具体的な知事申入れをする準備の機会でもあり、たいへん大事な質疑です。

執行部側は、自民党、民主・県民連合、未来ネット、共産党の4つの交渉会派、そして公明・みどりがいっしょの諸派の5か所をまわって説明することになります。

各部局長説明にしぼって聞くことになりますが、私が聞いたのは、保健福祉部で医療再生計画での人材確保・在宅医療・災害対策設備整備、指定居宅サービスや指定通所支援の条例改定のこと、農林水産部では森林除染のこと、土木部では震災後の防災緑地など、県事業にかかわる移転補償のこと、教育庁では公立学校服務倫理対策委員会での検討内容のこと、企画調整部では双葉市町村が避難するいわき市への県としての復興支援対策機関の設置・体制整備のこと、生活環境部では知事が「国家の非常事態」と言っている汚染水問題など、国が真剣に原発事故に向き合うためにも事故収束宣言の根拠となっている「ステップ2完了」が成り立っていないことから、宣言そのものの撤回を求めるべきこと、などでした。

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それぞれの問題で認識が一致したり、あるいはギャップもありますが、それぞれについて議論を通して認識の違いを詰めるにしても、「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられている」というステップ2が完了していない事態について、認識の一致が得られなかったことは、知事が「国家の非常事態」と言ったことについて、国の甘い認識を詰めるには弱いのではないか、と思わざるを得ませんでした。

地域党支部の「つどい」/そば/事故に向き合う姿勢

午前中は小名浜地域の党支部会議に参加。会議というより「つどい」といった感じで、先の見えない汚染水問題のことなど、原発事故に話題が集中、事故収束宣言の撤回や、原発再稼働など許せないという世論をいっそう広げよう、といきたかいつどいとなりました。

130825おろしソバ

ちょっと遅れた昼食は、久しぶりに妻と、そう遠くないそば屋さんで。

130821アブラ

午後は読書。あれから2年半、たとえばあの時原発近くの病院現場では何があったのか、これから長く続く低線量放射線被ばくにどう対処すればいいのか…

こういう時に消費税増税だとか社会保障「切り捨て」だとかの国の姿勢は許し難いというほかにありません。あらためて原発事故に真正面に向き合う姿勢を国にとらさなければなりません。

130821ツクツク

散歩/買い物/楽寿荘夏祭り

130824散歩

また久しぶりにペロと近所を散歩。

その後はペロの日用品と食事とおやつに加えてわが家の日用品の買い物。いつしか、私が家にいる時の仕事です。

130824盆踊り

本屋さんによって何冊か購入し、夕刻には、私も役員を務めている社会福祉法人・楽寿会の特別養護老人ホーム・楽寿荘の「夏祭り」へ。

130824夏祭り守和さん

理事長の木村守和さんは私と高校同期の医師。冒頭の理事長あいさつでは昨年まではフルート演奏披露でしたが、今回はギター弾き語り。「少年時代」、「ふるさと」、「見上げてごらん夜の星を」(だったかな?)の3曲の熱唱でした。

130824子どもじゃんがら

来月に選挙を控える市長も来ていて、理事長は、在宅医療を市としてしっかり支える庁内体制の拡充を伝えていました。

130824岬花江さん

祭りでは、楽寿荘がある四倉(よつくら)地域の地元の子ども会の「じゃんがら」、お隣りの地域の青年会の「じゃんがら」、地元の歌手・岬花江(みさき・はなえ)さんの歌、そして楽寿荘利用者も加わっての盆踊りと、楽しいひとときが続きました。

9月議会へ/がん検診/いわき市独自の家賃軽減/議長申入れ

130823団会議

きょうも9月議会へ向けた知事申入れの準備をする県議団会議を前後し、健康増進課、建築住宅課から話を聞きました。

健康増進課には県内各市町村の胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がんの各健診の受診率のデータを求めましたが、県全体で言えば乳がん・子宮頸がんは4割台、残る3つは2~3割台です。市町村によってもかなりのばらつきがあり、とりあえず、各市町村で無料にしている検診の資料を求めました。

「無料と受診率は必ずしも対応していないと思います」と担当者はおっしゃいますが、なにか予防線を張られたような感じです。

130823公営住宅家賃

建築住宅課からは東日本大震災にあたっての国による災害公営住宅家賃軽減策の説明を求めました。いわき市がきのう、県内で初めて、3年間は50%、4・5年目は25%減免する方針を発表しましたが、これは国の軽減策に加えての減免なので、市民にとってはありがたいニュースでした。

国が未曽有の震災にあたってとるべき施策を市が独自にせざるを得ないことが大問題だと私は思います。汚染水対応を見ても、民主党政権から自公政権に復活し、何も前進面がないのです。

130823議長申入れ(副議長)

午後は、県議会として、汚染水問題について国と東電から聴取する機会を9月議会のスケジュールから前倒しすべきこと、県議会としての国と東電に対する抗議の意志を直ちに示すべきことを議長あてに申し入れました。

130823議長申入れ

斎藤勝利副議長が受けてくれ、認識はいかにも一致するのですが、問題は県民代表の議会として県民にしっかり伝わる行動と姿勢ではないでしょうか。

団会議/県政問題/汚染水問題で知事申入れ

午前中は党県議団会議。団としては参院選後の最初でもあり、その結果を受けての福島県議団として、目の前の原発事故汚染水問題、当事者県の県議会としての姿勢への働きかけ、全国へ党県議団として発信する役割など、覚悟を迫られる議論です。

130822県政つくる会

午後は「新しい県政をつくる会」の役員会に県議団として参加し、県政問題にどうとりくむかについて意見交換しました。

130822副知事

その後、「非常事態」となっている汚染水問題について、知事あての申し入れ。

「ステップ2の完了」そのものが成り立っていない以上、「事故収束宣言」を政府として撤回し、事故に真正面から向き合うべきこと、そのために政府として根本的に体制をとるべきこと、県としても廃炉へ向けた監視体制の強化をすべきことを提起しました。

130822副知事申入

村田副知事が応対してくれ、基本的な認識はいっしょなので、問題は知事を先頭にした県として、県民の不安・要望に応えうる目に見える具体的な行動です。