後援会統一行動/握手も拍手も/タイヤ交換

130630平北部

党のいわき北部後援会の統一行動がありました。

各地域後援会から60人ほどが参加し、みんなが「日本共産党」の腕章をつけ、訪問して「県内原発全基廃炉」「事故収束宣言撤回」署名をお願いしながら政策を訴える行動、いわき駅前でハンドマイクで訴えながらその署名をお願いする行動、仮設住宅が集中する中央台地域で対話しながらのチラシまき、そのチラシまきをする地域での街頭宣伝、そして昼食を用意する炊事班、これからのチラシを配りやすくするための「チラシ折り」班に分かれ、いっせい行動です。

高橋あき子市議、渡辺ひろゆき市議もいっしょに行動です。

130630第一仮設

私は中央台地域での街頭宣伝隊で、運転手・旗持ち係の3人で、私の声のICレコーダーを流しながら、5か所で政策を訴えました。

ご自宅の窓を開けたまま聞いてくれる人、仮設住宅でも外に出てきて聞いてくれる人、中には「あなたの親族の知り合いです」と握手をしてくれる人、話し終えたら庭から拍手してくれる人、どこでもそんな雰囲気でした。

終えてから参加者一人ひとりの感想を聞いていたら、「都議選はよかったねぇ」「共産党の政権入りを望みたい」「共産党、がんばって」の声が寄せられたことが次つぎと。

私の街宣で得た感触が間違いないことを確信しました。住民のみなさんのこうした声に依拠し、私たちがどれだけ働きかけられるかに参院選はかかっていると思います。

130630タイヤ交換

恥ずかしながら、やっときょう、自家用車のタイヤを冬用から夏用に変えました。そしたら、行きつけのガソリンスタンドで、やはり同じかたがいました。

東海第二原発の廃炉を求める全国交流集会

130629原発・村上達也東海村長

茨城県ひたちなか市で行なわれた「東海第二原発の廃炉を求める全国交流集会 in 茨城」に参加しました。

原発問題住民運動全国連絡センターと現地実行委員会の共催で毎年開催されている集会で、今年は茨城開催です。

今回は村上達也・東海村村長による「ターニングポイントー原発と改憲ー」と題した記念講演がありました。講演タイトルは、原発という、前門の虎と闘っていたら、後門に、改憲というオオカミが出てきた、ということから取ったようです。

党是が「改憲」の自民党長期政権のもと、第二次世界大戦直後以外は、現行憲法を読んだり学んだりするまともな機会がなくされ、「憲法を守る」というと「あいつはサヨク」として片づけられる環境がつくられた、という指摘は重要です。

130629東海第二原発

野木茂雄・原発問題福島県民連絡会事務局長による「福島からの報告」、いわき市在住の伊東達也・原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員が「『原発からの撤退』『核燃料サイクルからの撤退』の合意形成をめざして」の問題提起後、現地茨城の3人、いわき市の2人、青森、宮城、鹿児島、福井、静岡、石川の各県、そして「公害総行動」の茨城在住のかたなど、13人から発言がありました。

集会は最後に、「福島原発事故による被災住民の健康・生活の確保と賠償、被災地の住民本位の復旧・復興が一日も早く実現すること」を含めた「東海からのアピール」を確認しました。

会場は隣県なのですが、わが家からは片道2時間です。

130629ひたちなか①

参院選投票用紙/委員会2日目/猪苗代湖、放医研、児相

130628選管

あわただしい1日でした。

朝、県庁へ「出勤」すると間もなく、正面玄関にマスコミのみなさんとトラック。参院選の投票用紙が県選管から県内各市町村選管へ発送されていたのでした。

11時からは企画環境常任委員会の2日目。生活環境部と原子力損害対策部署の審査でした。昼休みをはさみ、補正予算での「風評被害消費者対策事業」のこと、予算とは別の原発汚染水・地下水処理の現況と県の姿勢、県内同一自治体内自主避難者を含めた自主避難者への支援策と県の姿勢をただしました。

きのうの委員会で、TPPに関する請願・意見書案について、調整した全会一致案と、農民連請願を含めた残る3つの意見書案を採択することになった経過はまたおって報告したいと思います。

昼休みに「猪苗代湖及び裏磐梯湖沼群の水環境を考える議員連盟」の研修会。

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中座し、12時半からは、いわき市選出全県議が超党派で、「放医研(独立行政法人放射線医学総合研究所)をいわき市へ誘致する会」と、その会を「支援する会」による要望を受けました。

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委員会終了後、午後3時半には、また超党派のいわき市選出県議団として、「浜児童相談所」の全面建て替えと職員増員の要望書を村田副知事に提出しました。

常任委員会/企画調整部/請願・意見書「継続」の意図

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きょう、あすと常任委員会です。

私の所属は企画環境常任委員会。きょうは企画調整部、避難地域復興局、文化スポーツ局の審査でした。

補正予算は、国から交付される東日本大震災復興交付金積立14億円余りと、追加補正で同じく国からの東日本大震災復興推進調整費補助金から2000万円弱の地下水資源対策事業の2つで、とくに質疑はありませんでした。

一般的な事項の質疑では、再生可能エネルギー導入推進の現況、復興公営住宅整備計画での太陽光発電の位置づけ、長期避難者の生活環境整備、避難元自治体住民と受け入れ自治体住民との交流への支援など、各委員から。

この委員会が所管する請願・意見書案についても委員間で意見交換。原発事故対応、賠償の時効問題、TPP、除染、高速道路無料化、性同一性障害当事者の環境整備など、多岐にわたります。

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私たち共産党が紹介議員もしくは提案者に入っている請願・意見書案は「継続」扱いとされるものが多く、いつもイライラです。

TPPと賠償時効に関しては、同趣旨の請願・意見書案として扱う方向です。

「原発事故収束宣言撤回」を求めることに関しては、自民党県連が自民党本部に同趣旨で申入れしたことであり、継続扱いは理不尽なのですが、違う意図が働いているとしか判断できません。

一般質問2日目/給与減額条例の攻防

2日目の一般質問は、自民、民主・県民連合、自民、民主・県民連合、公明の順に5人がたちました。2人目の民主・県民連合は社民党議員です。

県産農産物の風評払拭などを含む農業の復興施策、再生可能エネルギー導入推進、除染、健康管理、長期避難者の生活拠点の整備などは共通して取り上げられました。

なお、本会議冒頭、「誠に残念ではあるが、国家公務員の給与の状況及び国からの給与減額措置の要請に対する他の地方公共団体の動向等を考慮すれば、今回の措置はやむを得ない」との県人事委員会の意見を付し、議長から「職員に関する条例を制定することについて」報告がありました。

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4時過ぎには本会議が終了し、4時半から県職員給与減額条例を審議する総務委員会が開かれ、共産党からは委員の宮川さんが出席。

傍聴して冒頭の総務部長の説明を聞きましたが、1月の総務相の要請を踏まえ、「国による地方交付税の削減を契機とした県の行財政上の影響や他県の諸事情に鑑み、給与減額支給措置を実施せざるを得ないと判断し、職員の給与等を減額する」とのみ。

2度ほどの休議をはさみ、3時間余の総務委員会では、2人の反対、1人の退席、7人の賛成。

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議運後、8時半に本会議再開。委員長報告後、討論で共産党の宮本さん、みどりの風の石原議員が反対し、賛成討論はなく採択。自民党、未来ネット、公明が全員賛成、民主・県民連合は反対1・退席2・賛成11のあいかわらずのバラバラ、共産党5人とみどりの風2人が反対しました。ただ、みどりの風は「アベノミクスの成功に水を差す」との理由でした。

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暴挙を重ねる追加議案/一般質問にあべ裕美子さん

午前中の議会運営委員会で総務部長が追加議案を提案しました。今年1月28日、国家公務員の給与減額に準じて県職員の給与を減らせとする総務大臣の要請を受けて、給与を減額する条例提案です。

職員組合に対し、総務部長が「見切り発車はしない」と言い、副知事が「労使の合意が前提」と言っていたにもかかわらず、執行部が一方的に話し合いを打ち切っての議会への提案です。

そもそも、自治体労働者の組合との交渉で、政府・総務省は繰り返し「国家公務員に関わる時限的な給与削減と同様の措置を実施するよう要請することや、強制することは考えていない」との回答を反故にしたこととあわせ、暴挙のうえに暴挙を重ねる議案というほかにありません。

まして、原発震災被災地にあって、この2年3か月、必死で働いてきた職員への給与引き下げの押しつけです。断じて許せません。

7月から実施するため、あしたの総務委員会、本会議で採択するという、これまた「突然」の話です。当然、私たちは反対討論に立ちます。

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きょうとあしたは一般質問です。

きょうは自民、民主・県民連合、未来ネット、共産、自民の順に5人が20分間ずつの質問。

共産党はあべ裕美子さんが質問に立ちました。

被災者支援で13項目など、子どもたちへの支援、風疹ワクチン接種への助成、いじめ問題、若者支援、農業問題で33項目の質問でした。

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質問前、控室に集まってくれた支援者のみなさんを前に5人そろってごあいさつ。

都議選はよかった!/平和行進/同一自治体内避難

きのう投開票された都議選で、日本共産党は8議席から17議席へ倍増させました。結果はけさ知ろうとしていたので、飛び上がらんばかりに喜びました。

私が行った江東区のあぜ上三和子さん、世田谷区の里吉ゆみさんも当選です。ほんとうによかった!

いつもより多いゴミ出しがあったので、いつもより早めに家を出て県庁へ。

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「国民平和大行進」の県執行部との懇談に同席しました。知事直轄政策調査課の職員2人が対応してくれ、核廃絶署名への協力、ペナントに「福島県」と記入してくれました。

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控室にもどってからは、私たちが委員を出せていない保健福祉部の補正予算案・条例案などについて概要の説明を受けました。

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その後、避難指示は出されていないものの、放射線量が高い地域の福島市内で、市内の別の場所に「自主避難」している市民が、「同一自治体内に自主避難する避難者への家賃支援を求める要望」を県に提出し、私たちも同席しました。

原因者である国がこうした実情に即した支援策をもたないことが根本にありますが、原発を受け入れてきた県の姿勢もまたきびしく問われ続けるのです。

さらにその後は団会議。あしたはあべ裕美子さんの一般質問です。午後3時過ぎぐらいの予定です。

医療生協総代会/社会保障/震災当時

130623総代会副市長

第34回浜通り医療生協通常総代会がありました。

もともと私は、浜通り医療生協設立の呼びかけ人の一人の親のもと、18年間いわきで育ち、その18年後に浜通り医療生協で仕事をするためにいわきへもどって以来、常勤職員としての11年間を含め、17年間、総代会に議案を提案する理事を務めています。ちなみに浜通り医療生協は、私が8歳の時、1968年5月に認可されました。それから45年。

浜通り医療生協とは切っても切れない縁で私はつながっています。

きょうの総代会では来賓でいわき市長代理の副市長が祝辞を述べてくれました。もう一人の来賓が共産党いわき・双葉地区委員会から県議の宮川さん。

午前中の議案提案後、午後の討論では、新しく生まれた支部と支部準備会を含め5つの地域、健康づくり委員会と職員共同組織委員会の活動の様子、それに私も「社会保障制度改革推進法の危険な中身と私たちの学習・行動のとりくみ」といった内容で発言しました。

130623総代会

昼休みには、車載の「体内・体表面放射線測定器」もお披露目されました。

130623総代会・FTF

開会前、昼休み、閉会後と、総代のみなさんと親しく声を交わすことができました。2年前の震災直後にたずねたかたがたも少なからず、どうしても当時を思い出します。

地元で訪問/声が生きない日本政治/議員の数

130622訪問

午前、午後と、私が住む住宅街の地元の党後援会員と訪問です。

いっしょに歩いたお2人とも、浜通り医療生協と縁深く、2年前の震災直後にも、安否を確認して歩いた生協組合員、加えてその後の県議選、市議選、総選挙などでご支援していただいたかたがたをたずねました。

地元の党後援会としては、参院選が公示されるまでには少なくともこれまでたずねていたお宅はすべてごあいさつしたい、ということです。私ももちろん同じ気持ちです

どのお宅からも歓迎され、「こんな古い自民党政治をだれも望んでいない」、「民主党がひどすぎた」、「マスコミも真実を伝えてくれない」、「復興庁幹部ツイッターにせよ、高市自民党政調会長にせよ、原発事故はひとごと」、「空間放射線量はむしろ上がっている。国と行政の姿勢がいよいよ問われる」、「来てくれるのは共産党だけ。自民も民主もマスコミが宣伝してくれているだけ」などなど。

歩けば歩くほど、自分たちの声がまっとうに生かされない日本政治の実情を訴えられます。

なかに、「だから議員を減らすべきなのに共産党は抵抗している」というかた。いろいろ話すと、「今の制度のままで議員定数を減らすと共産党が議会からいなくなってしまう。議員を減らせばいい、なんて単純な問題ではない」と。

130622ペロ

市民・地域主導がカギの再生可能エネルギー/今でしょ

130617再生可能E

『市民・地域主導の再生可能エネルギー普及戦略』(和田武著、かもがわ出版)を読ました。

著者は現在、日本環境学会会長を務め、なおかつ、2011年3月11日午前中に菅内閣の下で閣議決定され、8月に成立した「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(再生可能エネルギー特措法)」に基づく「調達価格等算定委員会」の委員も務めています。

その委員会は、再生可能エネルギー発電の種類ごとに必要経費を想定し、いずれの発電の場合もある程度の収益が出るように、買取価格や買取期間を政府に提案しました。

その当事者として、この法制度の問題点や課題をしっかりと示してくれていますが、ともかく、日本でも、この特措法によって、電力買取制度が施行され、再生可能エネルギーの普及促進に向けての歩みが開始されました。

原発事故がなかったかのように原発再稼働・輸出に固執する経団連があいも変わらずその見直しを主張し、マスコミでも電気料金のアップなどを理由に否定的な報道もないではありません。

こうした動きも見定め、本書では、市民や地域主体の積極的なとりくみにより、安全で持続可能なエネルギー社会の構築が現実的に可能であることを、ドイツ、デンマーク、そして日本各地での事例で示してくれています。

「Think of Future,Act Now(未来のことを考え、いま行動しよう)」です。今でしょ。