茨城県ひたちなか市で行なわれた「東海第二原発の廃炉を求める全国交流集会 in 茨城」に参加しました。
原発問題住民運動全国連絡センターと現地実行委員会の共催で毎年開催されている集会で、今年は茨城開催です。
今回は村上達也・東海村村長による「ターニングポイントー原発と改憲ー」と題した記念講演がありました。講演タイトルは、原発という、前門の虎と闘っていたら、後門に、改憲というオオカミが出てきた、ということから取ったようです。
党是が「改憲」の自民党長期政権のもと、第二次世界大戦直後以外は、現行憲法を読んだり学んだりするまともな機会がなくされ、「憲法を守る」というと「あいつはサヨク」として片づけられる環境がつくられた、という指摘は重要です。
野木茂雄・原発問題福島県民連絡会事務局長による「福島からの報告」、いわき市在住の伊東達也・原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員が「『原発からの撤退』『核燃料サイクルからの撤退』の合意形成をめざして」の問題提起後、現地茨城の3人、いわき市の2人、青森、宮城、鹿児島、福井、静岡、石川の各県、そして「公害総行動」の茨城在住のかたなど、13人から発言がありました。
集会は最後に、「福島原発事故による被災住民の健康・生活の確保と賠償、被災地の住民本位の復旧・復興が一日も早く実現すること」を含めた「東海からのアピール」を確認しました。
会場は隣県なのですが、わが家からは片道2時間です。