介護保険/官僚主導/選挙論戦

民主党政権のもとでの初めての介護保険法改定案(2012年度実施)の概要がきょうの「しんぶん赤旗」で報じられています。

要するに、介護保険給付の対象となっている現在の要支援者を保険給付からはずす仕組みづくりです。

自民・公明政権のもとでの前回06年改定では、「要支援」と「要介護1」の軽度認定者にサービス利用を抑制させ、保険給付費を節減することを目的に「新予防給付」を創設しました。

今度は保険はずしです。理念を持たない民主党が政権につき、介護給付費削減を一貫して進める厚労省官僚の言いなりの姿が歴然です。「脱官僚」を言い張っていた民主党政権の成れの果てです。

介護保障と言える介護保険制度へ政治主導が求められるのに、言っていたこととさかさまなことを官僚主導で進める民主党政権では絶望的です。

けさの定時定点はJR線北側の国道399号線沿い。

きょうは一日、県党の会議でした。県政が県民の暮らしに向いていない事実、共産党以外の「オール与党」がこれを支えている事実、県にお金がないのでなく、県民への思いやりがないこと、こうした県政・県議会の現実の姿を伝えること、そして共産党の役割・値打ちをしっかり訴えることが、選挙での論戦上の基本であることを議論しました。