手振り/商店街/はずむ対話

けさも小名浜の朝の定時定点の街宣をしていた場所で、政策を書いたのぼり旗とポスターを持って通勤されるみなさんに手を振ってのごあいさつ。

「日本共産党」と書いた宣伝カーも出せない、音も出せない宣伝ですが、手を振っていってくれるかた、クラクションを鳴らしていってくれるかたにはほんとうに感謝です。

7月2日の午後2時半から市田忠義書記局長がいわき駅前で街頭演説の予定です。比例候補の大門みきしさんと選挙区候補のいわぶち友さんも訴えます。

その案内を駅前商店街をたずねてお知らせしました。「共産党議員の言うことがいつもいちばん理路整然として分かりやすい」「一貫してぶれないのが共産党だ」「市田さんの話は聞いてみたい」「消費税が増税されたらウチの店はやっていけない」「あなた、生協病院の人でしょ」と、対話がはずみました。

夕刻からも後援会員と、公営ポスターをはっていたときに声をかけられたかたや、朝の街宣をしている近所のかたや、後援会員のご近所を訪問しました。

なかには私の妻の父の同級生で、内閣総理大臣賞を受けた建築関係者が「共産党しか頼れないだろう。民主党にはあきれた」というかた、また、暮らしぶりはどうですか、聞くと「消費税10%なんて、民主党は庶民のことは何も考えてないわけ?」と、怒りをぶつけるかた。

どうかみなさん、こうした怒りや政治を国民本位に変えたい願いは、共産党しか受けられない現実を、広めてください。

志位委員長のアメリカ訪問

『アメリカを訪問して』(志位和夫著、新日本出版社)を読みました。

日本共産党委員長が、8人の日本共産党代表団の団長として、今年4月30日から5月8日まで訪米した記録です。

だいたい、1980年代までは「コミュニスト」というだけで入国が難しかったアメリカですから、共産党の党首が訪米すること自体、アメリカの変化を感じます。

今回の訪米の目的は、核不拡散条約(NPT)再検討会議に出席し、被爆国・日本国民悲願の核兵器廃絶を国際政治に訴えることと、「基地のない沖縄」「対等・平等・友好の日米関係」を求める沖縄県民、日本国民の願いをアメリカに伝えることでした。

この二つの仕事をできたことがリアルに伝わる報告です。

もちろん、日米安保条約や基地問題で、アメリカと日本共産党との立場や考えが対立していることは明らかですが、アメリカ側から「意見交換は有益であり、民主主義の基本。これからも続けましょう」と提起されたことは重要です。

それにしても、アメリカの共和党議員との懇談で、志位委員長が、「あなたがた共和党の創始者はリンカーンだ、私たち共産主義の創始者はマルクスだ、二人には交流があった」という話をしたことや、「共和党」と「共産党」を漢字で書くと真ん中の文字を除いて同じだ、の話に「それでは三分の二まで同じか」のやりとりは、愉快です。