改選3から8議席へ、非改選と合わせて11議席へ躍進

きのう投・開票された、自公政権復活後初の国政選挙の第23回参院選で、日本共産党は改選3議席から8議席へと躍進し、非改選3議席と合わせて11議席となり、院内交渉会派となりました。

小池晃

小池晃】

仁比聡平

【仁比聡平】

比例代表では「必穫」と位置づけてたたかった5人がみごと当選。山下芳生(やました・よしき)さん、小池晃(こいけ・あきら)さん、紙智子(かみ・ともこ)さん、井上哲士(いのうえ・さとし)さん、仁比聡平(にひ・そうへい)さん。

山下芳生

 【山下芳生】

井上哲士

 【井上哲士】

紙智子

【紙智子】

ちなみに井上さんは大学の先輩、仁比さんは後輩で、同時期に在学した仲間です。小池さんは、私が小名浜生協病院事務長時代から、党後援会の企画などで、民医連出身の参院議員としていわきへ来てもらっていた関係です。紙さんは、私たちの地域を活動地域としています。

東京・吉良佳子

 【吉良佳子】

そして、選挙区選挙では、12年ぶりに議席を獲得した東京の吉良佳子(きら・よしこ)さん、京都では15年ぶりに倉林明子(くらばやし・あきこ)さん、同じく大阪で15年ぶりの辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう)さん。

京都・倉林明子

 【倉林明子】

大阪・辰巳孝太郎

【辰巳孝太郎】

ちなみに私が5年間、京都に住んでいた1978~82年のころは、参院京都府選挙区では、神谷信之助さんと佐藤昭夫さんとが「自共指定席」と言われるほどに、3年ごとに府民の力で議席を獲得していました。

日々、書き綴ったように、国民のみなさんは自民党の政策に納得などしていません。それどころか、原発再稼働、消費税増税、国防軍創設を語った自民党候補はいたのでしょうか。政策そらし、争点隠しは卑怯というほかにないと思います。

これからがまた新たなたたかいです。

あしたから3日間、県議会の企画環境常任委員会として、再生可能エネルギーや有害鳥獣対策などの調査に出かけてきます。

参院選投票/ふくま復興祭/棄権防止とねぎらいと/反省も

第23回参議院議員選挙もいよいよ投票日を迎えました。

夫婦そろって投票。

130721復興祭ステージ

午前中は「ふくしま復興祭」オープニングセレモニーに参加し、全国各地のご当地グルメ大競演の「食のオールスターゲームコーナー」と、「ふくしまの食・いわきの食コーナー」をひとまわりしてきました。

130721復興祭前

主催は「マツダオールスターゲーム2013いわき実行委員会」で、あしたは会場の「21世紀の森公園」のいわきグリーンスタジアムでプロ野球オールスター第3戦があります。

いわきの食コーナーには私の義兄も店を出しているのですが、歩いていたら、顔なじみの2軒から声がかかりました。

130721復興祭・スタジアム

午後は小名浜の党事務所に詰め、投票箱が閉まる午後7時前まで、棄権防止と、ご協力いただいたみなさんに電話です。

きのうまでに声をかけきらなかった、小・中・高の同級生・同期生や後輩、相談を受けたかたがた、医療生協でお世話になっているかたがたです。

「入れてきたよ」「期日前で投票したからね」「とにかく自民党に勝たせちゃだめだよ」「親に年金削減通知が来て、一家で共産党しかない、と相談してみんなで入れた」と、励まされる一方、なかにやはり、「投票は誰にすればいいのか知りたかった」という人、「わかった、これから行くよ」という人も。

これまでの選挙では直接たずねていたり、お願いしていたりしていたので、反省しきりです。

あした投票/きょうも訪問/坂の上まで/年金者の怒り

130720湘南台

参院選の投票日がいよいよあしたです。

3年に一度の参院選は今年の7月にあることは決まっていたことですが、なんだかんだと言って具体的に行動を始めたのは今年の3月でした。それ以来、きょうで141日ですが、地元市内で福島選挙区のいわぶち友、比例での日本共産党を訴えて歩いたのは60日間でした。

島根県松江市長選・市議選や東京都議選に行ったり、茨城県つくば市、県内会津若松市・二本松市にも行って、街頭から訴えたり、演説会や小集会で話したりして、私の主観的概算で3,300人を超える人たちと対話し、いわき市民の1,100人を超えるみなさんから共産党いわぶち友候補への支持をいただきました。

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きょうも浜通り医療生協の組合員宅を訪問し、熱い対話を交わしてきました。歩いても歩いてもなかなかたどり着かない坂の上のお宅も。

こうして歩くと、この10数年間、小名浜生協病院職員時代から、少なくとも1~2度はたずねているお宅ばかりなのです。

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「県議がじきじきに来てくれたの」とか「先生1人で歩いてるの」とかと言われたりしますが、こっちは病院職員時代の感覚で「こんちわ~」と歩いています。

なので、「こうして来てくれて話を聞いてくれるのは共産党だけだよ」「来てもらえばやっぱり親近感があるもんね」と言ってもらえるばかりか、「選挙ハガキももらったし、電話ももらった」というお宅でも、直接言いたいことが山積みです。

たずねたら一方的にいろんな話をしてくれたと思ったら、「ごめんね、今、油を使って揚げ物をしてるから、ここまでね。共産党しか信用してないからがんばって」といったお宅も同趣旨複数。

ともかく、原発再稼働・輸出政策への憤り、年金削減の通知が届いているだけに年金者の怒り、医療・介護の金銭面の負担の重さと今後への大きな不安、消費税増税など今ありえないというこれまた怒り、国防軍や軍法会議を平気で語る自民党幹部への不信はものすごく大きいです。「若者にも高齢者にも安心できる社会保障を」の訴えがほぼ100%マッチです。

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共同職業訓練センター/訪問/「自民党と思ったら共産党だった」/「社会保障を機能させられるは共産党」

130719職業訓練センター

午前中、いわき市共同職業訓練センター落成式がありました。

大合併でいわき市が誕生する1966年の2年前、平(たいら)地区職業訓練センターとして開設され、市誕生の翌年に現名称に変更、一昨年の大震災で被災し、移転改築されました。

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式前には、福島県鳶(とび)土木工業連合会いわき支部による「いわき木遣り(きやり)・纏振り(まといふり)」披露がありました。

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式後はテープカットがあり、内覧では木造建築科と左官タイル施工科の授業見学をしました。

午後は小名浜へ。浜通り医療生協組合員訪問をしながら、近所の病院事務幹部、写真スタジオ、地域包括支援センターにも寄りました。

興味深かった話は、「自分の考え方は自民党だと思っていたが、インターネットであなたの考えからどの政党に投票するのがふさわしいか、とたどったら、共産党だった」と。「共産党はきわめて常識的な考えだということがわかった」とのこと。面白い出会いでした。

たずねた先のたまたまお隣りのかたと対話しました。「原発再稼働も、消費税増税も、年金削減も、大企業大胆減税も、国防軍も、まったくおかしな政治の方向。ぜったい許せません。共産党にがんばってほしい。応援させてください」と。

とにかくきょうも、このかたとの対話に象徴されますが、原発推進、消費税増税、年金削減、大企業・富裕層減税、国防軍創設のための憲法改定、加えて、医療や介護の「改悪」など、審判をくだされたはずの自民党政治の反省がまったくない復活には、驚く声とともに、「こんな政治をやめさせて、社会保障をまともに機能させる国の当たり前の仕事をしてもらうには共産党しかない」というわけです。

最後の最後まで、投票日当日を含めて、やるべきことはやりきって、悔いない参院選にしないとなりません。

高橋ちづ子衆院議員と政党カー/「震災後は共産党」/訪問での期待

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午前中は、高橋ちづ子衆院議員とともに、「政党カー」から4か所の街頭で訴えました。

どこの場所でも、それぞれの地域の党や後援会の人たち、ご近所の人たちが待っていてくれたり出てきてくれたり。

平(たいら)地域のある場所では、小名浜でなじみの労組役員がコンビニ駐車場で聞いてくれていて、高橋議員の話を終えると大きな拍手をしていただきました。

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内郷(うちごう)での団地では、1歳ぐらいの子を抱っこした若いお母さんが出てきてくれ、最後まで聞いてくれました。声をかけると、「県議選では投票しました。震災後は、夫婦で共産党の人にしか投票していません。共産党しか頼れないんです」と。

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午後2時過ぎからはまた小名浜地域で医療生協組合員宅をたずねました。

「安倍政権は何か怖い」「きのうも友だちと話したが、年金者は早く死ね、と言われているようだ」「福島原発事故の原因もわからないのに、世界最高の基準という安倍首相の話はウソ」「消費税を増税して、大企業には大胆な減税と平気で言う安倍政権はアベコベ」など、話せば話すほど、共産党への期待の大きさを実感します。

「比例は共産党、選挙区はいわぶち友、家族にも親族にも知り合いにも言っとくよ」と言ってくれるみなさん。あと3日、飛躍しましょう!

「自民・共産の二大政党」/「議員様」/夜勤明けの「いい訪問者」

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きょうも小名浜地域の医療生協組合員宅をたずねました。

ある事業所では、来ていたお客さんも組合員で、「今ちょうど生協病院の話をしていた」とのこと。

参院選の話をすると、「日本の政党は、自民党と共産党が二大政党で、ほかは多かれ少なかれ、自民党とかどっかから出ていった政党ばっかりじゃないの」と。こういうかたが増えていると思います。私も、「自民党の元幹事長も、そう言ってるんですよ」と応じました。

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またある事業所では、「議員様になったらもう来ないのかと思ってたよ」と。確かに、病院事務長時代以来、何度かは来ているものの、いつから来ていないのかは覚えていませんが、ともかく、訪問していたことを覚えていてくれていることだけでもありがたいてす。

またあるお宅では、あいさつすると、「投票してきましたよ」と。参院選の期日前投票のことと思いきや、前回県議選で私に入れた、ということでした。

まぁ、ともかく、きょうまわった地域は、私が生協病院に来た当初に「生協ニュース」を配ったり、党のチラシを配ったりしていたこともあり、励まされる場面がしばしばでした。

あるお宅で呼び鈴を押すと、「なんだ! 誰だ!」と、これはまずいな、と思ったら、「夜勤明けで起きたばかり。自民党はもうだめだ、野党と言えるのも共産党だけ。いい訪問者でよかったよ」と。

年金削減にはすべての年金者が怒っています。消費税増税も、原発事故原因が不明なまま、「世界最高水準の安全基準で再稼働、輸出」の話にも、誰も納得していません。国防軍を創設するため、憲法を変えやすくする話もだれ一人、承服していません。

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「年金下げるとはどういう感覚なのか」/若いお父さん/訪問に徹する私のスタイル

きょうも一日、医療生協組合員宅をたずねました。職員が手配りで「医療生協ニュース」を届けている小名浜地域のお宅です。

以前にもたずねているお宅がほとんどです。

年金暮らしのかたが昼間は多いですから、今年10月からまた年金を減らされる現実に、「年金者がとられる保険料や税金は上がるばかりだし、食料品も値上がり、物価に合わせて年金を下げるというが、いったいどういう感覚なのか」と怒り爆発です。加えて、事故原因すらわからないのに「世界最高水準の基準で原発再稼働、輸出とはなにごとか」と。

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そのうえ消費税増税を実施しようとする一方で、「大企業に大胆な減税」にもまた怒り。

「都議選では共産党がこうした声を聞いてくれた証拠。生協にもお世話になっているが、共産党にがんばってほしい、と近所でも知り合いにも話していたところだ」と。

またあるかたは、津波で家を流されてここの借り上げ住宅に住んでいました。地震直後に海の水が引き、これは津波が来る、と直感した時に、近くに10数人の小学生が逃げようともせずにいたので高台に逃げさせ、自分は飼い犬を抱き上げたときに津波にのまれ、流されて、必死で何かにつかまり、泳いで一命をとりとめた、と、あの時の様子を克明に話してくれました。

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抱き上げた飼い犬も流され、3日後になくなってしまっていた家の前にいたところを隣組の人から知らされて、こうして今はいっしょにいられる、と。

生活再建のためには今の支援策ではとてもやってられない、と訴えられました。

たまたまひざを痛めて会社をきょうは休んだ、という若お父さん。「なんでこんなに派遣労働ばかりになったのか。原発もそうだが、国会の場の政治で自民党などの多数で決められてきたことのおかしさを知らしめられた。共産党に期待するしかない、と思っている」と。

率直に言うと、こういう話は電話ではなかなか聞けないと思っています。顔と顔というか、目と目をあわせてはじめて聞けると私は思います。

私の選挙での30数年にわたる対話のスタイルが訪問なので、訪問できる対象の人がいるならば、徹底したらいいと思います。

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わが家の玄関先のアジサイ。左に見えるのは私の左の小指の先。

いわぶち友候補いわき入り/たいへんな歓迎/議席へつないでください

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きょうはいわぶち友候補がいわき入り。私は朝9時過ぎから、夜7時半過ぎまで一日、友カーに乗り込みました。

けさ、福島市を出発した友カーは、直後から暴風に見舞われたらしく、いわき着が20分遅れ。9時着予定で、9時15分から街頭宣伝予定だったので、午前中の4か所では、それぞれに遅れてしまい、待っていてくれた人たちにご迷惑をかけましたが、それでもたいへんな歓迎を受けました。

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昼食後のいわき駅前・ラトブ前では、ビデストリアンデッキやバス停などで立ち止まって聞いてくれる人、通りかかる車からの声援におおいに励まされました。

その後、内郷、常磐、小名浜と移動しましたが、どこでも集まってくれている人、スーパーでのお客さん、車で通りかかる人などから多くの声援をいただきました。

130715友カー2 (1)

夕刻以降は、勿来地域での個人演説会の間、友カーを小名浜で運行し、私が3か所の街頭から訴え。どこでも出てきて聞いてくれる人がいました。ある住宅街では最後まで聞いてくれて拍手してくれる人。「薄磯で家を流された。津波被災者への現在の支援策では生活再建は無理」と訴えられました。「生協病院の人で県議のはせべさんですよね。共産党にがんばってほしいんです」とも。

この期待を、なんとしても議席へつなぎ、国政革新を現実のものとするために、福島選挙区でのいわぶち友、比例での日本共産党へ投票していただく人を広げてください。心からお願いします。

大門議員と比例カー/「かけはし」「あしたの風」配布/訪問

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午前中は、大門みきし参院議員とともに「比例カー」に乗り込み、6か所の街頭から訴えました。

どこでも地域後援会のみなさんが集まっていただき、団地ではベランダからも、スーパー前では駐車場から、そして通りかかる車からの声援があり、おおいに励まされました。

130714郷ヶ丘

私の地元の地域では、「これを持っていていいですか」と手作りプラスター。「政治には興味がない」と言っていたかたで、震災後に急速にお近づきになりました。

130714かけはし

小名浜事務所での昼食後、自宅にもどって私と宮川さんの通信「かけはし」と私の活動報告「あしたの風」をセットにし、ご近所260軒ほどに配布。途中、庭で一服していた自治会役員としばしの立ち話。ちょうどきょうも炎天下で、額から体中から汗をしたたり落としながら。

自宅でまた全部着替え、小名浜へ。医療生協後援会員といっしょに組合員宅をたずねました。

安倍政権の原発再稼働、消費税増税、年金削減、TPP参加、国防軍創設への暴走政治にはほんとうにただならぬ怒り、そして不安をみなさんが語り、「ぜひとも共産党にがんばってほしい」」「都議選のように今回も共産党に躍進してほしい」「知り合いに私も声をかけている」と、これまでにない雰囲気です。

あと1週間、福島選挙区はいわぶち友、比例は日本共産党を書いていただくかたを飛躍的に増やしてください。私も全力です。

励まされっぱなしの訪問/安倍政権への憤り・怒り・驚き・あきれ/「安心できる社会保障」が政治の仕事

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きょうも、小名浜生協病院のほど近い地域で、生協職員が「医療生協ニュース」を手配りしている組合員さん宅をたずねました。近所でばったり出会ったご夫妻や、以前に訪問したお宅、私の高校同期の事業所などを含め、70軒ほどです。

私が職員時代にも、県議になってからや震災直後にもたずねていたお宅がほとんどで、励まされっぱなしでした。

何度かたずねているとはいえ、そうしばしば会えるわけではないので、生協病院の医師や看護師、薬剤師から丁寧な対応や話を聞かせてもらっていること、親族やご本人が入院体験があると病院直営の病院給食のこと、差額ベッド料金をいっさい取られないことなど、小名浜生協病院にどれだけ助けられているか、といった話もしていただけて、長話にもなります。

そういうことはともかく、福島原発事故の原因すらわからず、事故収束のめどもなく、15万人の県民が避難を強いられているなか、原発再稼働や輸出に走る安倍政権への憤りと怒りと驚きとあきれる声は圧倒的です。

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たまたまきのうときょうと、同じような話を聞きました。「原発がない県に住む親族がここにきて、原発が近いから危険だな」と20数年前にポロっと言っていて、ちっとも気にかけていなかったが、原発事故で思い出した、と。まったく同じ話なので、驚きました。

それに、今年10月からの年金削減と来年・再来年の消費税増税も、いったいなんだ! という怒りもただものではありません。なのに大企業には「大胆減税」です。

憲法問題もこれほど聞かされることは、私から熱を込めて語っても、かつてありませんでした。「いったい安倍さんは憲法を変えてなにをしたいのか」「こんな右へ、右へと行く政権は危険だ」「国民の暮らしはどうでもよくて、自分の妄想で政治を動かそうとしている安倍さんの姿勢は素人の私にもわかる」と。

「若者も高齢者も安心できる社会保障を」と、生協病院有志後援会ニュースに書いているのですが、「まったくその通りで、参院選をその契機にしなくちゃ」と応じてもらえます。

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