「年金下げるとはどういう感覚なのか」/若いお父さん/訪問に徹する私のスタイル

きょうも一日、医療生協組合員宅をたずねました。職員が手配りで「医療生協ニュース」を届けている小名浜地域のお宅です。

以前にもたずねているお宅がほとんどです。

年金暮らしのかたが昼間は多いですから、今年10月からまた年金を減らされる現実に、「年金者がとられる保険料や税金は上がるばかりだし、食料品も値上がり、物価に合わせて年金を下げるというが、いったいどういう感覚なのか」と怒り爆発です。加えて、事故原因すらわからないのに「世界最高水準の基準で原発再稼働、輸出とはなにごとか」と。

130713法人税率

そのうえ消費税増税を実施しようとする一方で、「大企業に大胆な減税」にもまた怒り。

「都議選では共産党がこうした声を聞いてくれた証拠。生協にもお世話になっているが、共産党にがんばってほしい、と近所でも知り合いにも話していたところだ」と。

またあるかたは、津波で家を流されてここの借り上げ住宅に住んでいました。地震直後に海の水が引き、これは津波が来る、と直感した時に、近くに10数人の小学生が逃げようともせずにいたので高台に逃げさせ、自分は飼い犬を抱き上げたときに津波にのまれ、流されて、必死で何かにつかまり、泳いで一命をとりとめた、と、あの時の様子を克明に話してくれました。

130716岡小名岸

抱き上げた飼い犬も流され、3日後になくなってしまっていた家の前にいたところを隣組の人から知らされて、こうして今はいっしょにいられる、と。

生活再建のためには今の支援策ではとてもやってられない、と訴えられました。

たまたまひざを痛めて会社をきょうは休んだ、という若お父さん。「なんでこんなに派遣労働ばかりになったのか。原発もそうだが、国会の場の政治で自民党などの多数で決められてきたことのおかしさを知らしめられた。共産党に期待するしかない、と思っている」と。

率直に言うと、こういう話は電話ではなかなか聞けないと思っています。顔と顔というか、目と目をあわせてはじめて聞けると私は思います。

私の選挙での30数年にわたる対話のスタイルが訪問なので、訪問できる対象の人がいるならば、徹底したらいいと思います。

130716アジサイ

わが家の玄関先のアジサイ。左に見えるのは私の左の小指の先。

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