常任委員会2日目/復興・総合計画

常任委員会2日目は企画調整部の審査でした。

この部は、復興計画や長期総合計画など、県政の総合調整をになっています。

復興計画は今年中の策定へ向け、素案が示されています。

私は、応急復旧・生活再建・市町村復興支援がしっかりと位置づけられていることを評価しつつ、原発事故により、ふるさとに帰れない県民への支援、避難自治体と避難先自治体との協力関係構築への支援、計画の進行管理の柔軟な対応が不可欠であることを指摘しました。

長期総合計画については、30年程度先を見越して昨年度から5か年計画が始まった矢先の大震災・原発事故で、「復興ビジョン」に示された「原子力に依存しない社会」、「復興計画素案」に明記されている県内原発「全基廃炉」を前提に、一部改定が県議会に提案されています。

自民党委員が、大震災・原発事故を受け、長期計画全体の見直しが求められているのではないか、と提起。きわめて興味深い指摘と受け止めました。

常任委員会/請願審査

きょう、あすと常任委員会審査です。

私が所属しているのは企画環境常任委員会。きょうは県の生活環境部が審査対象です。

選挙後の最初の委員会でもあり、おもな事務事業の概要などの説明が最初にありました。

引き続き、提案されている議案説明と質疑、議案以外の一般的事項に関する質疑、請願の審査、そして国への意見書の提出を求める請願などの審査をしました。

生活環境部は東日本大震災の災害対策も所掌しており、質疑も活発でした。

意見書の提出を求める請願の審査では、同趣旨の請願がいくつかあり、休議の間に私も他会派の皆さんと相談しながら、一つの議案にまとめる作業をしました。

一般質問2日目/県の原発責任/収束宣言撤回申し入れ

一般質問の2日目でした。

自民、民主、自民、民主、公明の順番に質問に立ちました。

自民党議員の質問では、原発事故について、国と東電ばかりでなく、原発を誘致した県の責任もあることを明言し、その責任の認識をただしましたが、「県民を守る責任をどう果たすのか」に答えるにとどまり、認識は示しませんでした。

民主の2番目に質問した議員は、実は先日の日曜日、いわき市暮らしの伝承郷でばったり会った親子から、「県議に親戚がいる」と聞いていたかたで、ごあいさつ。

本会議後、党県議団として、「『ステップ2』完了をもって原発事故収束とする宣言の撤回を求めることの要請」を知事あてに行ない、内堀雅雄副知事が応対してくれました。

「宣言撤回」とあわせ、「福島第一原発がどうなっているのか全体像を明らかにし、必要な対策をとること」を国と東電に求めることも要請しましたが、その認識は一致しています。

教育署名/一般質問初日

午前中、「2011年度 ゆきとどいた教育を求める全国署名 福島県提出集会」が県庁内でありました。

この全国署名は21年目に入った運動で、県教職員組合(県教組)、県立高等学校教職員組合(県立高教組)、県私立学校教職員組合連合(私教連)や新日本婦人の会など、子どもたちの教育環境の改善を求めるみなさんが中心になってとりくまれています。

集会後、県議会議長にも要請しました。

この行動には、民主・県民連合と共産党が参加しました。

きょうは一般質問の初日。自民党から2人、民主・県民連合、ふくしま未来ネットワーク、そして日本共産党が1人ずつ、共産党は宮本しづえ幹事長が登壇しました。

宮本さんの質問は、除染対策、県民健康対策、食品検査体制など29項目にわたり、再質問・再々質問まで行ないました。

質問前の休憩時、福島市内を中心に傍聴に来られたみなさんにごあいさつしました。

クレパス画/忘年会/支え

妻のお母さんの弟が代表をしている絵画サークル「虹の会」のクレパス画展に行きました。

今年で第7回目です。要するにクレヨンによる絵なのですが、表現の多様性と写実性と繊細さには目を見張るばかりです。

きょうは各地域の後援会の忘年会が続きました。

まずは私が育った高坂団地で内郷・好間地域後援会。ほとんど最初から無礼講です。

次が平(たいら)平窪(ひらくぼ)地域。ごあいさつだけで申し訳ないです。

最後は会場が平繁華街のお店。私が住む住宅街のご近所のかたがママさんです。

こうして、いろんなみなさんの支えがあってこその今の私があることを、つくづくと感じ入っています。

憲法街宣/訪問

日本国憲法を守るいわき市共同センターの月一回のいっせい宣伝の日です。

小名浜では、浜通り医療生協九条の会が行なっています。私もその一員で、とくにきょうは、「税と社会保障の一体改革」の名による、消費税増税と社会保障改悪を一体に進める最悪の民主党政権の姿勢を告発し、原発事故後の「オール福島」と言っていい原発廃炉、全面賠償、徹底除染の声に応えようとしない国・東電の姿勢を徹底批判です。

話すほどにヒートアップしてしまいます。

その後は、大震災直後にたずねた津波直撃地域の商店や、選挙でお世話になったかたがた、また選挙後に相談があったかたがたを訪問。

「共産党が5人になってやっと私たちの声が通るようになるよ」と言う商店主、「避難せずに、壊れた家を守るわれわれには何も支援がない現実を知ってほしい」と言う自営業者、「建築関係者が間違いなく半壊だ、と言うのに認定は一部損壊、まったく納得できない」というかた、「こういうときに、市立病院はなくします、と万歳する行政に頭にくる。今こそ市民の命を守る行政の出番じゃないか」と怒るかた。

こうした話にしっかりと応えるのがまともな政治だと思います。

雪模様/議会の課題と一般質問検討/ペロ

議会開会中の常宿を出て、8時前に県庁へ行くと、とたんに本格的な雪模様。1時間ばかり続きました。

きょうは議事都合によって議会は休会ですが、わが5人の県議団は、これからの議会での調査特別委員会の設置、エネルギー政策議員協議会のありかた、総括審査会の開催のしかた、議員定数の問題など、代表者会議で協議の対象になっている課題を検討しました。

また、来週予定の宮本しづえ幹事長の一般質問についても意見交換しました。

その合間に私は、部署をたずねたり議案の説明を求めたり。

先週の土曜以来、自宅にもどり、ペロと再開。

代表質問2日目/復興とその阻害

代表質問2日目です。

ふくしま未来ネットワークと、日本共産党県議団の神山悦子団長でした。

塗炭の苦しみを強いられている福島県民の生活再建を阻害する国政への姿勢をただしたのは共産党だけでした。

関税自主権を奪われ、アメリカから見て「非関税障壁」とされる国内制度の撤廃が求められるTPP(環太平洋連携協定)交渉参加と、消費税の2倍化と社会保障は明確に後退させることを一体に進める「税と社会保障の一体改革」は、復興を阻害させるものにほかなりません。

国に、復興を最優先に進めることを求めるのは当然のことで、その復興阻害政治に明確な意思を示せないのは残念なことです。

神山さんはほかに、県の復興計画案、県民の健康支援、原発事故賠償、一部損壊住宅への支援を含めた被災者支援、子どもたちへの支援など、34項目にわたる質問でした。

ちなみに代表質問は30分間ですが、質問項目数をみると、自民19、民主・県民連合12、未来ネット11でした。

質問後、傍聴されたみなさんと控室で交流しました。

なお、質問と答弁は、「日本共産党福島県議団」、「福島県議会」のそれぞれのホームページに今後掲載されます。ぜひご参照ください。

代表質問初日/情報公開審査会

本会議での質問が始まりました。

きょう、あすと交渉会派による代表質問で、きょうは自民、民主・県民連合の2会派でした。

質問全体が、原発事故後の復旧・復興にかかわるのは当然ですが、大地震・津波による直接的被害、原発事故による避難生活や精神的苦痛を強いられている人びとの実態からの生活再建が、復興の基本にあることにはあまり触れられていない印象です。

私の本会議場の席は、いちばん向こうの右から2人目で、議長席に向かって左端の前から2番目です。

本会議後、県議会情報公開審査会がありました。議会が保有する公文書について、開示請求があった時に、行政不服審査法に基づく不服申立があった場合に開かれる審査会です。議会の交渉会派の8人が委員になります。

これらをはさみ、質問内容の検討や、特別委員会設置についての会派としての意見をとりまとめたり。

質問づくり

あさっての神山団長の代表質問、来週月曜日の宮本幹事長の一般質問の準備です。

原稿をそれぞれが準備し、その原稿について、5人そろっての検討です。

大震災・原発事故から9か月たっての新たな議会での仕事です。

県復興計画案、一人ひとりの生活再建支援、原発のない県づくり、原発事故賠償、線量にかかわらない徹底した除染、県民の健康支援、子どもたちへの支援、などなど、具体的に前へ進めなければなりません。