常任委員会2日目は企画調整部の審査でした。
この部は、復興計画や長期総合計画など、県政の総合調整をになっています。
復興計画は今年中の策定へ向け、素案が示されています。
私は、応急復旧・生活再建・市町村復興支援がしっかりと位置づけられていることを評価しつつ、原発事故により、ふるさとに帰れない県民への支援、避難自治体と避難先自治体との協力関係構築への支援、計画の進行管理の柔軟な対応が不可欠であることを指摘しました。
長期総合計画については、30年程度先を見越して昨年度から5か年計画が始まった矢先の大震災・原発事故で、「復興ビジョン」に示された「原子力に依存しない社会」、「復興計画素案」に明記されている県内原発「全基廃炉」を前提に、一部改定が県議会に提案されています。
自民党委員が、大震災・原発事故を受け、長期計画全体の見直しが求められているのではないか、と提起。きわめて興味深い指摘と受け止めました。