「これから頼むよ」/忘年会/分かち合う喜び

午前中、小名浜地域で医療生協でも長くお世話になっている党後援会員を、医療生協職員後援会員とたずねました。

春予定だった県議選前も、震災後もうかがっていたみなさんばかりで、県議選結果にはわがことのように喜んでいただき、「これからだからね、頼むよ」と叱咤激励を受けました。ほんとうにありがたいです。

お昼をはさんで、平地域の党支部の「昼食忘年会」に渡辺ひろゆき市議と参加しました。選挙結果とは別に、参加者の近況や一年を振り返っての話には、みなさんから共感の拍手。

直接会おうと思って、けっきょく2週間会えずじまいだった小中高といっしょだった友人に電話。地域ビラに名前入りでコメントを書いてもらい、たいへんな力になりました。職場のみなさんからも「はせべさんによろしくね」と声をかけられたらしく、喜びを分かち合いました。

素粒子はおもしろい

『素粒子はおもしろい』(益川敏英著、岩波ジュニア新書)を読みました。

ノーベル賞受賞論文をお風呂でひらめいた話の第1章から第6章までは素粒子の話ですが、「二一世紀を生きていくみなさんに、科学を学ぶ意味と姿勢について、お話しておきたい」という第7章が私にはいちばんおもしろいです。

「科学というものは、人類にとってより多くの自由を準備するもの…ということは、それをどういうぐあいに使うかという人間側の選択が入ってくることにもなる」

「基礎的であればあるほど、科学は人類に対してより多くの自由を提供してくれる」

「科学が発達すればするほど、科学そのものが人々のところから離れ、遠いものになっていく…じつは人々の思考をマヒさせている」「私は『科学疎外』がおきているという言い方をしています」。

「科学というのは肯定のための否定の作業である」。

深いなぁ、と思います。