戦争法強行からきょうで1年/国会前での総がかり行動

きょうは戦争法強行成立1年、国会前では総がかり行動が行なわれたようです。「赤旗国民運動部」ツイッターから拝借しました。160919%e7%b7%8f%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%83%bb%e5%85%b1%e9%97%98日本共産党の志位和夫委員長、民進党の岡田克也前代表、社民党の福島みずほ副党首、生活の党の木戸口英司参院議員が並んでアピール。参加者から「野党は共闘」「市民も共闘」とコール。160919%e7%b7%8f%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%83%bb%e5%b2%a1%e7%94%b0民進党の岡田前代表「憲法違反は、何年たっても憲法違反。参院選は1人区11選挙区で勝利した。次の選挙も野党が協力する。民進党は代表が代わっても変わらない」。160919%e7%b7%8f%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%83%bb%e5%bf%97%e4%bd%8d

日本共産党の志位和夫委員長「野党共闘は、やるかやらないかの問題ではない。いかにより良く共闘するかの問題になった」。160919%e7%b7%8f%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%83%bb%e6%9c%a8%e6%88%b8%e5%8f%a3%e8%8b%b1%e5%8f%b8生活の党の木戸口英司参院議員「野党共闘の力で当選した。野党共闘の力を誰よりも実感している」。160919%e7%b7%8f%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%82%8a%e3%83%bb%e7%a6%8f%e5%b3%b6社民党の福島みずほ副党首「解釈改憲も、明文改憲も反対だ」。

 

日本会議の研究

『日本会議の研究』(菅野完[すがの・たもつ]著、扶桑社新書)を読みました。この間読んだ一連の「日本会議」関連本では、今年5月1日でいちばん早く発行されています。160919%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e7%a0%94%e7%a9%b6著者は3年前に同じ新書からの noiehoie 名義『保守の本分』で「右翼であり保守だ」と自認はしているようですが、もともと一般企業の中間管理職経験者のようで、その際、徹底してデータを集め、そのデータを冷静に分析し、「偏り」や「ばらつき」を生む根本原因を突き詰めていく品質管理の手法を身に着けたようです。160919%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e7%a0%94%e7%a9%b6%e3%82%aa%e3%83%93その手法が「日本会議」を暴くのにも見事に活かされているように思います。

70年安保の時代に淵源を持ち、その時代から休むことなく運動を続け、どんな左翼・リベラル陣営よりも頻繁にデモを行ない、勉強会を開催し、陳情活動を行ない、署名集めをし、さまざまな挫折や失敗を乗り越え、その運動は安倍政権を支えるまでに成長し、国憲を改変するまでの勢力となり、このままいけば、この「民主的な市民運動」は、日本の民主主義を殺すだろう、とは「むすびにかえて」の著者の言葉。

だが、民主主義を活かすのも「民主的な市民運動」にほかなりません。著者も「そこに希望を見いだすほかない」と。160919%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e9%96%a2%e9%80%a3%e6%9c%ac(日付は初版発行日)