けさの「しんぶん赤旗」1面トップは「TPP(環太平洋連携協定) 今問われる公約 安倍内閣11閣僚、選挙で『反対』」。2面にはその閣僚語録も掲載されています。
アメリカ大統領選報道ですでに知られているように、トランプもクリントンも反対しています。そのリポートが、やはりきょう付け(9月18日)「しんぶん赤旗」日曜版5面に掲載されています。トランプが「米国人の雇用を奪うTPP」「クリントン氏の反対は票欲しさ」と言えば、クリントンは「雇用をなくし賃金を下げるどんな貿易協定も止める」。
TPPが、農業だけでなく、国民の暮らし全般を苦境に陥れる本質の一端を突いていると思います。安倍首相はこのTPP協定の国会承認を、26日召集の臨時国会で強行しようとしています。ウソをつき、だんまりを決め込み、黒塗り資料提出で国会を軽視し、国会決議に反し、地方選挙で自民党が議席を得たから信任を得た、と強行する。こうした「政治手法」を許しておくわけにはいきません。