3日の憲法記念日からきょうにかけ、妻の都合がつく時間に合わせ、入院時にお見舞いに来てくれたかたがたにお礼かたがた、そして私が入院時に高齢者施設に入所していた母親に久しぶりに会いに行きました。といっても、隣組の会計係として自治会費の集金時に回ったり、2人で買い物に出かけた帰りに寄ったり、母親に会いに行く途中に昼食をとるのに寄ったり。
施設は私が役員を務めているところ。施設長はじめ常勤役員とも久しぶりに会うことができました。
母親とは、昨年9月下旬、小名浜生協病院入院中以来だと思うので、7か月は会っていなかったかもしれません。
身体もずいぶん健康的にスマートになり、話しぶりも達者で、元気な様子でよかったです。職員が「きょうはどなたが来てくれましたか?」と聞くと、「弟と義理の妹よ」とのこと。
帰りは妻の実家の母親にタケノコをゆでてもらうようにお願いしていたらしく、寄ってきました。
施設から海岸通り(県道豊間四倉[とよま・よつくら]線)をひたすら南下すると実家です。ここを通るのも久しぶり。堤防が作られつつありますが、車からは海がまったく見えません。
花の写真は、この間の散歩時の公園や小学校の藤の花、実家の庭の花。
日: 2016年5月8日
18歳からの民主主義
『18歳からの民主主義』(岩波新書編集部編)を読みました。
各執筆者が、今年の参院選から投票するであろう18,19歳の有権者に語りかける口調で書かれています。
三部構成で、「Ⅰ 民主主義のキホン」では6人の学者、ジャーナリストがそもそも論を語ってくれます。
「Ⅱ 選挙。ここがポイント!」でも、10人の各分野の達人が、具体的に何を判断のよりどころにすればよいかの簡潔なヒントを示します。
「Ⅲ 立ちあがる民主主義!」では、18歳から101歳まで、世代も、立場も、職業も違う多彩な人たち19人が、民主主義について思うところを縦横に記してくれています。
税金の集め方・使い方の現実と民主主義的ルール確立のためのヒントが弱い気がしますが、あくまでも考えるためのヒントなので、契機になればと思います。
いずれにせよ、若者を読者の対象としていますが、全有権者にとって間違いなく参考になる本だと思います。