エネ協理事会/持ち帰り/報告書作業

県議会エネルギー政策議員協議会(エネ協)理事会がありました。

昨年11月の県議改選後、初めてです。というか、原発震災後も初めてのようです。

そこできょうは、理事を出している各会派から、エネ協開催について日程を含めての意見交換でした。

私は、原発事故原因がいまだ明らかでないなか、循環水の漏水や作業員の被ばく隠しが問題となっており、事故収束作業や作業員の労働環境について実態を明らかにし、改善を求めるためにも早く開催すべきことを主張。

他会派からは、県執行部の初期対応・初動体制についての申し入れの回答が来月中であり、県議会海外視察団の最終報告書もこれからであり、これらを待ってから、といった意見、あるいは、脱原発を決めた県議会として、22世紀・23世紀を見越したエネルギー政策提言が求められていることから、急ぐ必要はない、といった意見もありました。

会長である県議会議長は、長期的な視野と同時に、事故原発の今がどうなっているかについて確認・提言することもエネ協の仕事であり、各会派できょうの議論を持ち帰り、なにを今聞きたいかをまとめてもらい、そのうえで理事会を再度開催する、と提起し、理事会として了承しました。

私はこの会議を前後して、海外行政視察団の最終報告書準備のための作業。3日前の全体会で視察先での録音記録を文字化したものを初めて手にし、翻訳されたしゃべり言葉をそのまま文字にしたものは、文意が必ずしも読み取れないことをつくづく感じています。

小池さんと市役所・医療関係者訪問/決起集会

小池晃さんと市役所や市内医療関係機関を訪問しました。

市役所では鈴木英司副市長。昨年の原発水素爆発時、市にはどこからの情報もないなか、5万人とも10万人ともいわれる市民が「自主避難」し、いまも7000人を超える市民が国内外で避難生活をしている実情、そしてまた2万人を超える原発立地地域からの避難者がいわきで暮らさざるをえず、「町外コミュニティ」については国も県も、働きかけも展望もなにも示していない実態。

市医師会では、長谷川徳男会長、松崎博光副会長。小池さんが、日本医師会長との懇談の様子を紹介すると、「医師会の社会保障政策が共産党といちばん近いのはそのとおり」と。

市保健所の新家利一所長は、放射線健康管理業務が増えている実情など。

市立総合磐城共立病院の樋渡信夫院長は、研修医制度など医療制度の十分な検証なしに変えてしまう国の政策に振り回される現場の実情など。

共通して訴えられたのは、30万人都市でありながら、救急救命センターの常勤医が2人しかおらず、支援によって持ちこたえているものの、ここがなくなればいわきの救急だけでなく、地域医療は現実に崩壊してしまうこと、根本は病院勤務医不足で、その抜本解決策です。

その後、私の出身職場の浜通り医療生協へ。

昼休みの時間に、市議選で4人の議席を勝ち取るための「日本共産党生協有志後援会決起集会」。職員中心に60人ほどのみなさんがあつまってくれました。

小池さんは、きのうの1時間の講演の15分短縮版バージョン。

医療生協理事長、生協病院院長、事務長がそれぞれに訴えてくれました。

街宣/訪問/小池晃さんを迎えての演説会

午前中は2人の後援会員といっしょに、私が住む住宅街中心に、北と南の両隣りの住宅街を含めて8か所の街頭からきょうの演説会の案内などをしました。

午後は、地元の後援会員と医療生協組合員やお知り合いなどを訪問して歩きました。被災をはさんで久しぶりに会えたお宅などもあり、ご家族の近況、暮らしをめぐる悩みなど、様ざまな話となりました。

夕刻からは、小池晃さんを迎え、アリオス大ホールで演説会。

宮川えみ子さんの司会で、冒頭に私、市後援会長の広田次男さん、4人の市議会議員、衆院福島5区の小選挙区候補予定の吉田えいさくさんがそれぞれ短時間お話し、高橋ちづ子衆院議員のメッセージ紹介後、小池晃さんが1時間の講演をしました。

竹島・尖閣諸島をめぐる問題を冒頭に、原発廃炉とエネルギー政策、消費税に頼らない道を縦横に語ってくれ、途中にしばしば笑い、かけ声、拍手ありの楽しい話でした。

右から、わたなべ博之市議、みぞぐち民子市議、吉田えいさく5区候補予定、小池さん、高橋あき子市議、伊藤ひろゆき市議。

終えてから会場出口でみなさんを送っていると、「いい話が聞けてよかった」と、何人も声をかけてくれ、よかったです。

海外行政調査団/政調会

朝9時から、7月の海外行政調査団17人の全体打ち合わせをし、報告書の「速報版」の確認、「最終報告書」作成の日程を確認。

その後、9人の編集委員で作業の分担をしました。

10時半からは、9月25日開会予定の9月県議会定例会へ向け、各部局からの説明を聞く政調会。

昼をはさみ、保健福祉部、総務部、商工労働部、生活環境部、企画調整部、農林水産部、土木部、企業局、教育庁の9部局から説明を聞き質疑しました。

昼休みの昼食後は、「福島県沿岸部水産業復興議員協議会」の理事会があり、9月定例会中に県水産業関係者と意見交換する機会をもつこととしました。

また、昼休みの代表者会議で県議会エネルギー政策議員協議会理事会の開催が確認され、31日です。私も理事のひとりです。

団会議/人間の復興/勉強会/京都府議団

議会の常任委員会視察や、いわき市議選が直前ということもあり、久しぶりの県議団会議でした。

消費税増税法が強行され、領土問題をめぐる日本の外交力が問われるなか、原発事故から1年半が過ぎようとしているのにいまだ先が不透明な課題が山積しています。

県民一人ひとりの人間の復興を根本に据え、模索しながらの提案をしたいと思います。

午後は福島復興へ向けた特措法や再生計画について、勉強会もしました。

きょうは京都府議団が福島の視察調査にも見え、懇談と意見交換もしました。

ペロ/アジサイ/渡辺市議とつどい/街宣・「あしたの風」

いろいろと忙しくて、なかなかいっしょに散歩できなかったペロと散歩しました。朝の7時半ぐらいです。

今月の13日には固いつぼみで、24日には何か出てきそうなつぼみで、けさは咲き始めた「玉手箱」のようなアジサイです。わが家の玄関前。

午前中は渡辺ひろゆき市議と、小名浜南地域の「つどい」に参加しました。

小名浜のつどいでは、医療生協職員や役員の党後援会員が主催者側にいるのが私の常識でしたが、きょうは違いました。党後援会の広がりを感じます。

原発事故収束へ向けた労働者の労働問題、津波被災者への暮らし再生へ向けた支援、強行された消費税増税法の実施を阻止する国民側の運動のありかたのこと、復興に名を借りた小名浜人工島づくりはぜったいやめさせてほしいという意見など、いろんな意見交換ができまた。

午後は、私の宣伝カーを後援会員に運転してもらっての街宣、私の自宅まわりのいつもの250軒ほどの「あしたの風」などの配布、仮設住宅で高橋あき子市議と29日の演説会の案内など、あわただしく動き回りました。

いっせい行動と3つの「つどい」と街宣と

高橋あき子市議の活動地域の「いっせい行動」があり、四倉(よつくら)地域で実施。行動前の集会で、私からひとことごあいさつ。

10時からは平地域の支持者宅をお借りしてあき子市議と「つどい」。ご近所から7人のみなさんが参加してくれました。

「このお宅はお客さんがいない時がないぐらい」と参加されたかたが言うほどで、和気あいあいのつどいでよかったです。

午後2時からは、中央台地域での「つどい」。この間、郷ヶ丘・中央台地域の党後援会員と案内して歩いたかたがたが参加されました。

消費税のことや党名のことなど、ずいぶんと立ち入った意見交換ができました。

4時からは、私の住む住宅街5か所の街頭から宣伝カーで訴え。この時間は犬と散歩されるかたが多いことをあらためて知りました。「がんばってくださいね」と声をかけられ、ありがたいです。

7時からは、久之浜地域で「つどい」。一部が福島第一原発から30km圏内だけに、放射線量測定のこと、除染のこと、これらにかかわる行政の姿勢、子どもたちの学校送迎バスのことなどが話題になりました。

昨年の県議選前から、除染とその大前提の放射線測定は、国と東電の責任で徹底して実施すべきことを訴えましたが、いずれも法律によってそれぞれの自治体と住民の責任にするしくみがつくられたことが、最大のネックのように思えてなりません。責任者がはっきりしないのです。

地元で力/渡辺市議と小名浜地区労/地元へ

午前中は、きのうに続き私の地元の医療生協組合員宅をたずねました。党後援会員とともに、私の地元で市議選に力を入れています。

震災直後以来のお宅も少なからず、「今回はよかった」「おめでとうございます」と、昨年の県議選がきのうだったかのように迎えてくれるかたがたにはほんとうに感謝です。

「あき子市議とは秋田の同郷で、ずっと応援してました」「あき子さんにはお世話になってますから」「ベテランのあき子さんにがんばってほしい」「震災時に走り回っていた高橋市議のことを聞いています」と、たずねて歩く私たちが力づけられます。

午後は、渡辺ひろゆき市議を市議選で推薦してくれている小名浜地区労の役員と、渡辺市議とともに傘下の労組にごあいさつ。

私も昨年の県議選で推薦していただき、その選挙後以来の訪問でした。昼休みの昼食時でしたが、市議のあいさつに大きな拍手をいただき、大きな期待を感じます。

夕刻には、また地元にもどり、中央台飯野地域の医療生協組合員を地元後援会員と訪問しました。

震災直後に放射線測定でまわったお宅もあり、「市議選でも応援します」と激励され、こうした訪問の大切さを感じます。

いろんな出会い/目標/地元

私が住む住宅街の北隣りの、比較的コンパクトな住宅街を地元の後援会員と先日に続き訪問。

ここは、後援会として定期的に定点の放射線量の測定をしており、その関係で知り合ったお宅もあります。

また、偶然にも、私が小学校低学年まで住んでいた市営住宅団地の隣組だった、というかた。

いろんな出会いがあります。

午後、地域党支部の会議に出ると、こんな図が。いちばん上の線がこの党支部として、4人の党市議候補者を当選させるために目標とする得票数、その下の線がこの地域が担当する候補者の目標とする得票数、赤い線がその候補者のこの地域での現時点での支持確認数。

その後、私が住む地域で医療生協でお世話になっているかたがたを地元の後援会員と訪問。

私が医療生協ニュースを配り、おなかつ、毎月私の通信を配っている地域でもあり、強力な叱咤激励でありがたいです。

演説会案内/建築労働者/区長さん/放射能学習会

午前中は、私が住む住宅街の隣りの広大な住宅街で、医療生協でお世話になっているお宅を地元の後援会員とたずね、25日の地元での「つどい」と29日の演説会の案内をしました。

途中、家の補修現場で、日陰で休憩している若い建築労働者に声をかけると、「はせべさん、街中のカラオケスナックで会って話をしたことがあるんですよ」と。びっくり。

午後は高橋あき子市議と、やはり中央台地域の区長さん宅をたずね、演説会の案内。お会いできた区長さんたちは「小池さんが来るんですか」などと関心を寄せてくれました。

夕刻には、平夏井・高久地域で「原発事故の完全賠償をさせる会」の世話人が主催した「放射能問題学習会」に参加。

「会」の代表委員のひとりである佐藤三男さんが、市議会への原発廃炉を求める請願運動など、この間のとりくみを含めた会の紹介。

市内で農業を営む東山広幸さんが「農業・農作物と放射能―いわきの現状」をテーマに講演。彼は生物物理を専攻し、東北大学理学部大学院修士課程終了の異色の農民です。

最後に私から「チェルノブイリ視察報告」を短時間させていただきました。