県議会エネルギー政策議員協議会(エネ協)理事会がありました。
昨年11月の県議改選後、初めてです。というか、原発震災後も初めてのようです。
そこできょうは、理事を出している各会派から、エネ協開催について日程を含めての意見交換でした。
私は、原発事故原因がいまだ明らかでないなか、循環水の漏水や作業員の被ばく隠しが問題となっており、事故収束作業や作業員の労働環境について実態を明らかにし、改善を求めるためにも早く開催すべきことを主張。
他会派からは、県執行部の初期対応・初動体制についての申し入れの回答が来月中であり、県議会海外視察団の最終報告書もこれからであり、これらを待ってから、といった意見、あるいは、脱原発を決めた県議会として、22世紀・23世紀を見越したエネルギー政策提言が求められていることから、急ぐ必要はない、といった意見もありました。
会長である県議会議長は、長期的な視野と同時に、事故原発の今がどうなっているかについて確認・提言することもエネ協の仕事であり、各会派できょうの議論を持ち帰り、なにを今聞きたいかをまとめてもらい、そのうえで理事会を再度開催する、と提起し、理事会として了承しました。
私はこの会議を前後して、海外行政視察団の最終報告書準備のための作業。3日前の全体会で視察先での録音記録を文字化したものを初めて手にし、翻訳されたしゃべり言葉をそのまま文字にしたものは、文意が必ずしも読み取れないことをつくづく感じています。