小池晃さんと市役所や市内医療関係機関を訪問しました。
市役所では鈴木英司副市長。昨年の原発水素爆発時、市にはどこからの情報もないなか、5万人とも10万人ともいわれる市民が「自主避難」し、いまも7000人を超える市民が国内外で避難生活をしている実情、そしてまた2万人を超える原発立地地域からの避難者がいわきで暮らさざるをえず、「町外コミュニティ」については国も県も、働きかけも展望もなにも示していない実態。
市医師会では、長谷川徳男会長、松崎博光副会長。小池さんが、日本医師会長との懇談の様子を紹介すると、「医師会の社会保障政策が共産党といちばん近いのはそのとおり」と。
市保健所の新家利一所長は、放射線健康管理業務が増えている実情など。
市立総合磐城共立病院の樋渡信夫院長は、研修医制度など医療制度の十分な検証なしに変えてしまう国の政策に振り回される現場の実情など。
共通して訴えられたのは、30万人都市でありながら、救急救命センターの常勤医が2人しかおらず、支援によって持ちこたえているものの、ここがなくなればいわきの救急だけでなく、地域医療は現実に崩壊してしまうこと、根本は病院勤務医不足で、その抜本解決策です。
その後、私の出身職場の浜通り医療生協へ。
昼休みの時間に、市議選で4人の議席を勝ち取るための「日本共産党生協有志後援会決起集会」。職員中心に60人ほどのみなさんがあつまってくれました。
小池さんは、きのうの1時間の講演の15分短縮版バージョン。
医療生協理事長、生協病院院長、事務長がそれぞれに訴えてくれました。